「an・an」 1977年7月5日号
女性だけを対象にした試写会を開き、「ふたりの大尉(徳島と神田)どちらの行動に魅かれますか?」のアンケートを行った結果、徳島派62%、神田派31%、その他7%に。神田大尉に魅かれる理由
- 板ばさみになった苦しい立場での行動が男らしい。(25歳 銀行員)
- 自分の意見を持ちながら、なお上官の意見をも考える思慮深さ。(19歳 OL ほか数名)
- やや優柔不断なのが、かえって人間的。(21歳 学生)
「シナリオ」 1977年8月号 「読者のページ」
- 橋本忍プロ製作「八甲田山」を試写会で観た。2時間48分もの長時間なのに、途中ちっともダレることなく最後まで息をつめて見つづけた。終わった時、思わず拍手してしまった。日本映画を観て興奮したのは久し振りである。それ以来、会う人ごとに「八甲田山」のすごさを吹聴している。もう100人以上、口コミに成功した。日本映画界のためにも興行的に成功してほしい! (品川区 男子)
東宝宣伝部から感謝状をさしあげます- 「八甲田山」の試写会に行ってきました。まず、感じた事は日本映画的でない日本映画という事だった。作品全体にアメリカ映画の雰囲気があるのだ。北大路欣也のセリフに「天はついに我々を見捨てた」とあるが、いかにもアメリカ映画の中に出てきそうなセリフである。とにもかくにも、これだけの大作、大勢の人に観てもらいたいと思う。(豊島区 男子)史実なのが辛い・・・
スポーツニッポン 1977年6月19日号 「健さん”天は見捨てず”」
映画公開の初日、あいにくの梅雨空。しかし映画館の周りには、傘を差して開場を待つ観客の行列があった。
東京・日比谷の千代田劇場では、座席数720名につき920名の観客。つまり200人が立見した。ロビーには次回待ちの人。近くの映画館で急遽「八甲田山」を上映することにして、千代田劇場からあぶれた観客を誘導した。終日満員だったそうである。余分なフィルムがあったのね
記者さんの意向か、たまたまか、若い女性へのインタビューが多い。
- 男同士の友情に感動しました。(和光市 OL 女子)
- かわいそうで泣いちゃった。(船橋市 小学6年生 男子)
- 自然の大きさに比べて、人間の小ささと弱さにあらためて驚くとともに、いろいろと考えさせられた。(文京区 サラリーマン 男子)
- すごい迫力としみじみした人間愛に涙が止まらなかったわ。(足立区 高校3年生)
- 男の世界に感動しました。(千代田区 OL 女子)
- じっくりと見て少し疲れたけど、いい映画だったわ。(世田谷区 学生 女子)
- 撮影された方の苦労がしのばれます。(江東区 OL 女子)
- 男の根性が身にしみました。すごく感激。(千葉市 学生 女子)
- もう少し戦争批判が欲しかった。(越谷市 主婦 女子)
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