「マカロン」のルーツを求め、スペイン・フランスにまたがるバスク地方へ。

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スペイン編(3) 1月25日

マドリッド

7:00 マドリッドへ向けて出発!

バルセロナからマドリッドへは特急アルビアで約5時間の旅になります。利用したのはAlvia号1578便。また、とある楽しみのために、一等車(Clase Preferente)を予約しました。出発はちょっと早めですが、マドリッドは一泊しかしない予定でしたので、時間を有効に使えるお昼に着ける便を選びました。

夜が明けつつあるフランサ駅から電車に乗り込み、しばらくするとウェルカムドリンクが運ばれてきました。そして、お待ちかねの朝食!今回の旅の楽しみの一つだった、スペイン名物・車内食です。注文すればもちろんお酒(追加料金は無し)だっていただくことができます。満腹になって、うとうとしているとマドリッドはもうすぐです。

12:00 マドリッド・アトーチャ駅に到着!

到着したのはスペインの首都マドリッドの南東部に位置するアトーチャ駅。構内に熱帯植物園があるほど大きな駅のため、ホームから外に出るのにも一苦労してしまいました。マドリッドにはこの他に、北部にチャマルティン駅があり、この2つの駅が玄関口となっています。

マドリッド到着後はすぐにホテルへチェックイン。明日またこのアトーチャ駅からバスク方面への電車に乗る予定でしたので、荷物の移動が少なくてすむ駅近のホテルを日本から予約しておきました。駅から南へ徒歩約5分ほどのところにあるホテル・カールトン(Carlton)が今回の宿泊先です。比較的安めの価格ながら、広めでオシャレなお部屋のホテルでした。

マドリッドの街並みを散策

アトーチャ駅から地下鉄1号線に乗りティルソ・デ・モリーナ駅で下車。19世紀の面影が残る街並みがつづくコレヒアタ通りを西へ歩いて行くと、マドリッドの守護聖人サン・イシドロを祀るサン・イシドロ教会が見えてきます。

そして、マヨール広場。かつてこの広場では国王の儀式や婚礼、闘牛や罪人の処刑まで、ありあとあらゆるものが執り行われていたそうです。今では広場を囲んでバルやレストランが立ち並び、人々が縦横に行きかう賑やかな場所となっています。

サン・イシドロ教会からマヨール広場へと続く道沿いには、最近日本でも流行してきたエスパドリューを販売するお店がありました。

14:00 ランチはマドリッドの伝統料理・コシード

マヨール広場から北西に進み、王立劇場を過ぎさらに北へ進んだところにあるレストラン、ラ・ボラ(La Bola)。マドリッドの伝統料理のひとつ、コシード(17.5ユーロ)が美味しいと評判のお店です。コシードとは、豚肉や牛肉とひよこ豆やじゃがいもなどの野菜を煮込んだ料理のことで、このお店では素焼の壷を使って5時間以上煮込んでいるそうです。食べ方もなかなかユニークです。

1:細かいパスタにスープを注ぎ、まずはパスタだけを食べる

お店の人が豪快に注いでくれます。スープが飛び跳ねるのでお店の方の指示でナプキンで防御します。

いろいろな具材を長時間煮込んだパプリカスープは、まさしく日本の豚骨ラーメンのようなお味でとても美味しい!ただパスタだけでもすごい量がありました。

2:中のお肉や野菜を食べる

パスタを食べ終わると、次に壷の中のお肉や野菜をお店の方が出してくれます。さらに茹でたキャベツを好きなだけお皿にのせてくれます。

それほど大きな壷ではありませんでしたが、こんなに入っていたのか!?と思わず驚いてしまうほど、たくさんのお肉と野菜でお皿はいっぱいに。パスタと合わせるともの凄いボリュームです。

3:味のバリエーション

同じ味が続くので、だんだんと食べるペースが落ちてきてしまいます。そこで登場するのが、3種類のトッピング!唐辛子とネギをスライスしたものとトマトソースです。これらを一つだけ加えたり、いろいろと混ぜたりしながら味のバリエーションを楽しみます。

スペインの伝統料理でありながら、どことなく日本人好みの味わいでした。美味しいコシードをいただいた後、お店のご好意で厨房の中を拝見させていただくことができました。2段に重ねた多くの壷を煮込みながらスープを常に足していく、とても大変な作業をされていました。この手間をかけるから美味しいコシードができるんですね!

マドリッドで最も美しい建物と伝統菓子を求めて

左の写真は、マドリッドで最も美しい建物と言われている「王宮」です。マドリッド市内の西側、ラ・ボラから歩いてわずかのところにあります。とにかく、大きく、広く、そして真っ白!内部も大理石をふんだんに使用した豪華絢爛なつくりになっていました。

広い王宮を見学し終えても、まだまだお腹はいっぱいです。でもまだまだ食べたいものがいっぱいあるので、地下鉄ではなく徒歩で移動することにしました。王宮の後、スペイン広場などを見ながら再び市中心部のプエルタ・デル・ソルへ戻ります。

ここ「カサ・ミラ(Casa Mira)」もまたスペインの伝統菓子「トゥロン」が美味しいと評判のお店です。プエルタ・デル・ソルからは、西側に伸びる2本の道のうち南側のサン・ヘロニモ通りを約500m進むとあります。

写真下の方に写っている白い硬いトゥロン(Turron de Alicante)と写真中央の茶色で軟らかいトゥロン(Turron de Jijona)を購入(約100gずつ2種類で12ユーロ)。白い方は、日本でよく食べるヌガーのような食感と味。茶色い方はねっとりした食感で、プラリネのような濃厚な味わい。両方ともとても美味しかったです。

18:00 マドリッドにもありました!マカロン!

「マヨルカ(Mallorca)」はスペインでは数少ないルレ・デセール会員のお店です。店内はとても広く、ケーキだけではなくお惣菜やハム、瓶缶詰までも扱っています。お客さんもどことなく上品な感じの方が多く、セレブ御用達の総合食料品店のようでした。

場所は、プラド美術館から見て北北東にあるアルカラ門のすぐ北側にあります。地下鉄では2号線のレティロ駅が最寄りです。

  • マヨルカ
  • (Mallorca)
  • 6個2.05ユーロ
  • cholate con pera, chocolate amargo del caribe, frambuesa del valle, pistacho de sicilia, vainilla de madagascal, violeta y casis
  • サクッとしっとりとした生地。もっちり感のものもある。中はバタークリームとジャムを合わせたものやガナッシュ。生地からはみでるほど多くクリームを挟んであり、また、それぞれ味わい深く美味しい。
  • セラーノ通り
  • ★★★

日本ではもう夕飯の時間ですが、スペインはとにかく食事の始まる時間が遅いので、まだまだディナーの時間にはたっぷりあります。マヨルカから14番バスに乗り、国鉄アトーチャ駅の前まで戻りました。

「ソフィア王妃芸術センター」(入場一人6ユーロ)はアトーチャ駅の目の前に建っています。昔教科書で何度も見たピカソの名作「ゲルニカ」(想像していたよりはるかに巨大!)をはじめ、ダリ、ミロなどの20世紀のスペイン美術の代表的な作家の作品が集められています。この美術館は上の階に行くほど新しい時代の作品が展示されているようですが、時代とともに前衛的になりすぎていって、最後のフロアはもう何が何だか分からないような作品ばかりでした。。。

20:30 あの三ツ星・エルブジ系列のファーストフード!?

1年のうち半年しか営業せず、しかも都市からとても離れた場所にある世界で最も予約の取れない三ツ星レストラン・エルブジ。芸術のような、そして科学実験のような料理の数々は、誰もが一度は食べてみたいと思うところ。そのエルブジが経営するファーストフードがあると言うのです。

それがここファストグッド(fast Good)。アトーチャ駅からは27番のバスに乗り約15分。CUZCO広場で降り、東へ進むとある「NHエウロビルディング」というホテルの1階にあります。市内から地下鉄10号線にのりCUZCO駅で降りても同様です。テーマカラーである黄緑に光っているお店なのですぐにわかります。

鶏のロースト。5.85ユーロ。

ハンバーグを挟んだパニーニ。6.5ユーロ。

スペイン名物お米のデザート、アロス・コン・レチェ

ポップな雰囲気の店内には、上記の他にもジュースやお酒、サラダやデザートなど、どれもオシャレな品物が並べられています。肝心のお味は、、、、普通にどれも美味しいけど、「エルブジ」のイメージよりも、ちょっと高級なファーストフードといった感じ。期待ほどではありませんでした。