美食の街リヨンの「マカロン」は!

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パリ編(2) 1月31日

番外編:美食の街リヨンへ!

8:00 リヨンへ向けて出発!

フランスで是非とも伺ってみたかった街、リヨン。美食の街として世界に知られています。

いつものように、ホテルそばのウロップ(Europe)駅からメトロ3号線に乗って一つ目の駅、サン・ラザール(St-Lazare)駅へ。メトロ14号線に乗り換え、国鉄の発着駅のリヨン(Gare de Lyon)駅に向かいます。リヨン駅からはフランスがほこる新幹線TGVに乗車します。

11:03 リヨンに到着!さっそく伝統菓子を求めに

パリのリヨン駅を8:54に出発したTGVは、約2時間ほどでリヨンへ到着します。リヨンではパール・デュ(Gare Part Dieu)駅と、ペラーシュ(Gare Perrache)駅の2つの駅にTGVが止まりますが、今回は伺いたいお店や観光スポットに近いペラーシュ駅で下車することにしました。

ペラーシュ駅を降りると一体はリヨンの新市街となっています。そのためか、パリと比べて街全体がすっきりとしている印象を受けます。

まず向かうのはベルクール広場。リヨンの伝統菓子のお店やパティスリーなど、この広場の周りに伺いたいお店が揃っているのです。ベルクール広場への生き方は簡単。ペラーシュ駅の前から伸びる歩行者専用のビクトル・ユーゴー(Victor Hugo)通りを北へ進むだけ。メトロA線に乗れば2つめの駅となりますが、 リヨンの街を楽しむために、徒歩で移動することに。

美食の街でお菓子三昧!

ベルクール広場へ到着!ヨーロッパの最も大きな広場の一つだそうですが、とにかく広い!そして、何もない!本当にただの広場です。そして、この広場の北側にあるお店「メゾン・ヴォワザン(VOISIN)」で販売しているのが、リヨン名物の伝統菓子「クッサン・ド・リヨン」です。 かつて絹織物がさかんだったリヨンの街に、17世紀コレラが流行。その時聖母マリアに「大ロウソク」と「絹のクッションに載せた金貨」が捧げられたことに由来し、クッションの形をしたお菓子を作ったのだそうです。

ベルクール広場

メゾン・ヴォワザン

クッサン・ド・リヨン

緑色をしたお菓子が名物クッサン・ド・リヨン。チョコレートガナッシュをマジパンで包んだ砂糖菓子です。その他、同じくお店に大量に並んでいた、クネル・ド・リヨン(白いお菓子)も購入。こちらもリヨンの名物料理「クネル」を模した砂糖菓子でした。お店での販売価格はどちらも100g4.4ユーロ。写真の3個で1.98ユーロでした。

さて、伝統菓子を楽しんだ後は、新しいお菓子へ!ベルクール広場から2本北側のアルシェール通りに日本でもおなじの「ブイエ」のお店があります。お店の外からでも分かるほど、目に飛び込んでくるのは山盛りに積まれたマカロン!すごい数、すごい種類です。こちらのお店、本店ではありませんが、 カラフルなマカロンに囲まれて興奮を隠しきれません。

  • ブイエ
  • (Bouillet)
  • 100g 5ユーロ
  • ショコラ、バニラ、Poivron piment d’Espelkette、Guacamore Paprika、Tapenade d’Olives noir(他に シトロン、カフェなど全24種)
  • サクサクッとしっとりした生地。クリームはどれも味わい深い。今回はあえてスパイス系のものを選んだが、全てがスパイスの香り高く斬新な味わいで、マカロンとして完成している。わざわざリヨンまで来て食べる価値のあるマカロン。
  • アルシェール通り
  • ★★★★+

そして、ベルクール広場の中ほどから北へ伸びるエミール・ソラ(Emile Zola)通りを入って3軒目ほどの所には、ブイエと同じくルレ・デセール会員のお店の「ピニョル」があります。リヨンをはじめフランス各地に複数店舗があり、ベルクール広場にも面してお店がありますが、そちらはお惣菜のみの販売となっています。

  • ピニョル
  • (Pignol)
  • 1kg 49ユーロ(左で 3個2.7ユーロ)
  • ショコラ、バニーユ、フランボワーズ(他に カシス、カフェ、キャラメルなど全13種)
  • サクサクッとしっとりとして、スポンジのような食感の厚めの生地。挟んでいるのはバタークリームやガナッシュ。クリームの量は多め
  • エミール・ソラ通り
  • ★★

13:00 美食の街リヨンでランチ!

ピニョルのあったエミール・ソラ通りを北上し、つづくブレスト通りをほんの少し歩くと、北西に向かって伸びる「メルシェール(Merciere)通り」という名の小道があります。ここはまさにリヨンのイメージにぴったりの道!通りの両側にはレストランやビストロがたち、延々とお店が続いているのです。いろいろなお店のメニューを物色したのち、 地元のような人たちでとても賑わっていた「La Traboulerie」というお店でランチをいただくことにしました。

メニューはいろいろありましたが、2品選べるプリフィックススタイルのメニューをチョイス(一人13.5ユーロ)。なぜなら、選べるメニューの中にリヨン名物のクネルがあったからです。

一品目:Gratinee lyonaise

おなじみのオニオングラタンスープでした。と言うか、この時はあまりにも寒かったので温まるために注文しましたが、日本に帰って調べてみると、オニオングラタンスープの正式な名前って「グラティネ・リヨネーズ」だったんですね! 実は、玉ねぎが特産のリヨンの郷土料理だったのです。

二品目:Quenelle lyonnaise de brochet

リヨン名物「川カマスのクネル」です。すり身に小麦粉や卵黄などを加えてゆでたリヨンの郷土料理。日本のはんぺんのような食感です。リヨンの街を流れるローヌ川ではこの川カマスが捕れるそうです。

もうひとつの一品目:Assiette Traboulerie

このお店の名前がついた前菜盛り合わせ。リヨン風のゆでた内臓、ミュゾー(豚の鼻のハム)、ピエ・ド・ヴォー(仔牛の脚肉)など、日本の普通のレストランでは食べられないような独特な食べ物がズラリ。。。

もうひとつの二品目:Gateau de foies de vollailes

メニューによると、このお店のスペシャリテはこの品。直訳すると「鶏レバーのケーキ」。。。どのあたりがケーキなのか分かりませんが、内臓系の料理が得意なお店なのですね。

14:00 リヨンの街を一望できるスポットへ

と、その前に。

レストランが立ち並ぶメルシェール通りの一本の東側の大きな通り、ブレスト(Brest)通りには「ヴェイス」というお店があります。ヴェイスは、リヨンの南西の街「サンテティエンヌ」が本店の高級ショコラトリーで、日本では製菓材料のクーベルチュールなどでしかあまり見かけないブランドです。 しかし、お店のショーウィンドウにマカロンがディスプレイされ、しかも案内盤を見るとどれも美味しいそうなガナッシュを挟んでいるので興味がそそられてしまいました。

  • ヴェイス
  • (Weiss)
  • 6種8個入り 7.2ユーロ
  • オランジュ、シトロン、ショコラ、プラリネ、フランボワーズ、ミント
  • サクサクッとしっとりした食感の生地。中はそれぞれのフレーバーのクリームやコンフィチュールを加えたガナッシュを挟んでいる。チョコレートの老舗だけあって、フレーバーごとにカカオ含有量の異なるチョコレートをベースにするなどこだわっており、とてもガナッシュが美味しい。
  • ブレスト通り
  • ★★★★

気を取り直して、ビストロが並ぶ通りを西へ抜けると、リヨンを流れるもう一つの川、ソーヌ川がすぐ目に入ります。そして、橋を渡り川沿いに南下すること約1km、リヨンを一望できるフルヴィエールの丘へ登るケーブルカーの乗り場へと到着します。

丘の上の駅の目の前には、真っ白な「ノートルダム・ド・フルヴィエール寺院」が立ち、寺院の裏手に展望台があります。

「funiclulaire」行き先が2通りあるので注意

丘の上には寺院が

展望台からは、リヨンの新市街が一望できます

15:30 リヨンの超有名店、ベルナシオンへ!

ケーブルカーで丘から下りた後は、再び徒歩で出発!向かった先はリヨンの超有名ショコラトリー「ベルナシオン」。世界的にも有名なのに、お店はここリヨンの一店舗しかありません。

ちなみに、メトロで向かう場合はケーブルカー乗り場の隣、Vieux Lyon駅からメトロD線に乗り、ベルクール駅でメトロA線に乗り換えFosh駅で降り、フランクリン・ルーズベルト通りを東に進むと到着します。

お店はサロン・ド・テも併設し、これまで伺ってきた中でも一番の広さの店内です。ショーウィンドウの中には、たくさんのチョコレートやケーキがずらりと並び、全てが美味しそうです。その中でもひと際美味しそうなケーキ「ガトー・プレジダン」(下の写真の右側のもの)を購入。 お店のスペシャリテだそうです。花びらのような薄いチョコレートが幾重にも重ねられたカーネーションの花のような形をしており、口にいれるとフワッと溶けて何とも言えない美味しさのケーキでした。

堂々たる構え

広々した店内

ガトー・プレジダン、2.9ユーロ

  • ベルナシオン
  • (Bernachon)
  • 100g 5.3ユーロ(左で 3個3ユーロ)
  • ショコラ、バニーユ、フランボワーズ(他 カフェ、キャラメルブーレサレ、シトロン、ピスターシュ 有り)
  • カリカリッと軽い食感の生地。挟んでいるのはバタークリームやガナッシュ。ガナッシュは美味しいけれども、バタークリームはNG。ショコラの美味しいお店なのに残念。
  • フランクリン・ルーズベルト通り
  • ★+

16:00 一路パリへ戻ります

来た時とは異なり、パール・デュ駅からTGVに乗ってパリへ戻ります。駅は写真の通り超巨大!しかもフランスの街に合わない近代的な作りでした。

ただ、問題が発生。。。リヨンからパリへ向かうチケットは帰りの時間が読めないため日本では予約せず、リヨンの窓口で購入したのですが、2時間後までTGVが満席だったのです!平日なのになぜ!?

しかたがないので、駅前の大きなショッピングセンターで時間をつぶすことに。でも、中にスーパーがあったのでリヨンのいろいろな食材などを見ることができて、あっという間に時間は過ぎて行きました。リヨン名物のクネルも、楕円の形になったもの、すり身の状態のものなどの瓶詰が 販売されていましたよ。