本場パリでマカロン巡り。

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パリ編(1) 1月30日

パリのマカロン巡り

9:30 1件目へ向けて出発!

今回は、2年前にパリに訪れた時に伺えなかったお店を中心に廻ります。そこでまずはパリの北側から行きましょう!

ホテルそばのウロップ(Europe)駅から地下鉄3号線に乗って一つ目の駅、サン・ラザール(St-Lazare)駅は国鉄、メトロ3、12、13、14号線が交差しているほか、少し歩けばRER・A、E線やメトロ7、9号線へも乗り換え可能なとても便利なターミナル駅です。パリ滞在中に何度もこの駅で乗り換えをしました。

また、今回は1週間の滞在となるのでメトロの1週間乗り放題券「カルト・オランジュ」を昨日のうちに購入しておきました。ただ、厳密に1週間ではなく、月曜始まりの日曜までの有効期間なので注意が必要です。写真下側の自動改札に通すチケットはホテルそばのウロップ駅の自動券売機で購入できましたが、有人の窓口がなかったため、 本日隣のサン・ラザール駅の窓口で写真上側の定期券部分とパスケースをもらいました。そのあと、定期券に顔写真を貼れば完成です。

さて、本日1軒目はブーランジュリーの「ローラン」。サン・ラザール駅でメトロ12号線に乗り換え、ラマルク・コーランクール(Lamarck Caulaincourt)駅を降り徒歩約5分。日本でも有名な「アルノー・ラーエル」の隣にたつお店です。

  • ローラン
  • (Laurent)
  • 3個 2.15ユーロ
  • ショコラ、ピスターシュ、フランボワーズ
  • フカッともっちり、ねっちりした生地。フランボワーズはコンフィチュール、他はバタークリームを挟んでいる。クリームの量は少なめだが、全体的に甘めの印象。焼きが強いためが、ピエの部分が香ばしい。
  • コーランクール通り
  • ★★

11:30 2007パリバゲットコンクール優勝のお店へ!

ローランのすぐそばの小道から丘の方へつづく坂道を上がっていくと、有名なムーラン・ド・ラ・ギャレット、ラデの風車と続き、丘の上のサクレ・クール聖堂へ到着します。2年前、夜にこの聖堂へ来た時は夜景を楽しむラブラブモードのカップルばかりだったのを懐かしく思いました。

景色を楽しんだ後は、フニクラで丘を降り(メトロの乗り放題券で乗車できます)、最寄りのアンヴェール(Anvers)駅でメトロ2号線に乗車。2つめのブランシュ(Blanche)駅で下車すると目の前に突然現れるのが、フレンチ・カンカンで世界的に有名なキャバレー「ムーラン・ルージュ」です。

とは言え、まだまだお昼にもならない時間。ムーラン・ルージュを背に、ピエール・フォンテーヌ通りを進むとすぐに「ア・レトワール・ドール」というお店がありました。オーナー自らがフランス各地から集めたお菓子を販売するセレクトショップのようです。

さらに1kmほど通りを進んだメトロ12号線のサン・ジョルジュ(St-Georges)駅近くのマルティーユ通りには、数多くの食料品店があります。その中の一つ、「アルノー・デルモンテル」はかつてパリでのバゲットNO.1に輝いたお店。ブーランジェリーですが、オーナーがパティシエとあって、とても美味しそうなケーキもたくさん並んでいました。

おしゃれな外観

たくさんのマカロン!

ケーキもいっぱい!

  • アルノー・デルモンテル
  • (Arnaud Delmontel)
  • 100g 5.8ユーロ(左で 4個4ユーロ)
  • ショコラ、ショコラジャンジャンブル、バニーユ、ローズ(他に カシス、カフェ、キャラメル、シトロン、ノワゼット、ピスターシュなど全12種)
  • 大 1個3.5ユーロ も有り
  • サクサクとはかなく崩れる表面、中はもっちりとした食感の生地。焼きが強めなのか表面部分が厚い。挟んでいるのはコンフィチュールやガナッシュなど。クリームははっきりとした味わいで美味しい。
  • マルティーユ通り
  • ★★+

お店の向かいにはもう1軒、マカロンを販売しているお店が!こちらのお店、日本に帰ってから調べてみるとキャトーズ・ジュイエの白鳥シェフがお店をオープンする前に修業されていたお店なのだそうです。

  • ルソー・エ・スール
  • (Rousseau et Seurre)
  • 1kg 56ユーロ(左で 3個2.5ユーロ)
  • バニーユ、フレーズ、マンゴー(他に カフェ、ショコラ、バイオレット、ピスターシュ、フランボワーズ、マロンなど全13種)
  • 大 1個2.6ユーロ も有り
  • サクッフカッとしっとりした食感の生地。クリームは多めで、しっかりした味わい。ピンク色のフレーズは、表面に細かいグラニュー糖をまぶしており、シャリシャリ感も楽しめる。
  • マルティーユ通り
  • ★★★+

12:30 パリで最古のコンフィズリーへ!

マルティーユ通りを最後まで南下、ノートルダム・デ・ロレット通りにさし当ったらそのままさらに南東へ。延々3kmほど歩くと(うまく行けるメトロ等がないので)見えてくる緑の外観が特徴のお店が、1761年創業のパリ最古のコンフィズリー(砂糖菓子店)「ア・ラ・メール・ドゥ・ファミーユ(A la Mere de Famille)」です。 お店に入ると、キャンディーや果物のコンフィがところ狭しを並んでいます。

このお店で有名なのが、自家製のカリソンやマロングラッセ、そして果物のコンフィ。特にアーモンド菓子のカリソンは日本ではなかなか販売しているお店がないので、楽しみです!

いろいろ悩んで購入したのがこちら。お値段はそれぞれ、カリソン1kg46ユーロ、果物のコンフィ1kg70ユーロ、マロングラッセ1kg92ユーロ。写真のものでお会計は9.02ユーロ。どれも甘かったけど美味しかったです。

13:30 パッサージュ巡りとランチ

ア・ラ・メール・ドゥ・ファミーユのすぐ南側からは、いくつものパッサージュが続くエリアとなっています。「パッサージュ」とは18世紀ころからつづくガラス屋根のアーケードのこと。それぞれのパッサージュごとに同じ業種のお店が集まっており、様々な雰囲気を味わえます。

その中の一つ、パッサージュ・デ・パノラマの入り口近くにあった「La Creperie」というそのまんまの名前のお店でランチをいただくことにしました。注文したのは卵&ハムガレットとバター&シュガークレープのセットにシードル。こちらで、10.7ユーロ。エメンタールガレットとバター&シュガークレープのセット(8ユーロ)もいただきました。

14:30 パティスリーの密集地帯へ!

パッサージュ・デ・パノラマ近くのグラン・ブルヴァール(Grands Boulevards)駅よりメトロ8号線に乗りオペラ(Opera)駅へと向かいます。駅を出てオペラ大通りを南下するとすぐに日本でもおなじみの「フーシェ」が見つかりました。

  • フーシェ
  • (Foucher)
  • 100g 8ユーロ、5個箱入り8ユーロ
  • カラント、ショコラ、バニーユ(他 全23種有り)
  • サクッとしっとりした生地。カラントは色づけしたケシの実を表面にまぶしてあり、プチプチ感がおもしろい。
  • オペラ大通り
  • ★★+

オペラ大通りの南、高級ブランドが立ち並ぶサントノレ通りへと進むと有名なショコラティエが2店舗あります。まずは「ミッシェル・クルーゼル」。こちらはカカオ豆を直輸入してクーベルチュールから製造するパリでも数少ないショコラティエです。以前、新宿伊勢丹のサロン・ド・ショコラのセミナーでマカロン型ショコラを食べた時以来、ずっと伺ってみたいと思っていたお店です。 写真のマカロン型ショコラは絶品ですのでお薦めします。

  • ミッシェル・クルーゼル
  • (Michel Cluizel)
  • 4個 8ユーロ
  • カフェ、キャラメルサレ、ショコラ、ノワゼット、ピスターシュ、フランボワーズ
  • サクサクした表面の生地。中はふわっとした食感のバタークリーム。バターが強く感じられるため、フレーバーの味わいが分かりにくい。ショコラはさすがに美味しい。
  • サントノレ通り
  • ★★
「ジャン・ポ^ル・エヴァン」外観

そして、もうひとつのショコラティエが日本でも有名な「ジャン=ポール・エヴァン」。2年前は大きなサイズのマカロンを購入したので、今回はミニマカロンを購入。日本では見かけないショコラ系以外のフレーバーをチョイスしました。

  • ジャン=ポール・エヴァン
  • (JEAN・PAUL HEVIN)
  • 1kg 72ユーロ(左で 3個3ユーロ)
  • パン・オ・レザン、ポム・アニス、マンゴー・コリアンダー(他 全12種)
  • サクッとややしっとりめの生地。フレーバーは斬新だけれども、コリアンダーの風味が薄いなど味わいはインパクトに欠ける。以前からあるショコラ系のマカロンの方が美味しかった。
  • サントノレ大通り
  • ★★+

その後は、サントノレ通りとその先のフォーブル・サントノレ通りでショッピングを楽しみ、マドレーヌ教会裏手にある「アンジェリック・チバ」へ伺いました。パリで活躍するパティシエとして草分け的なお店で、1980年創業の老舗です。マカロン・オ・ポムがスペシャリテということで伺ってみました。

  • アンジェリック・チバ
  • (Angelique Chiba)
  • 大1個 3ユーロ、小3個 2.5ユーロ
  • 大 ポム、小 アプリコ、ショコラ、フランボワーズ
  • (大)サクッとしっとりした生地。ピエの部分はやや堅め。中に煮リンゴの角切りとバタークリームを挟み、生地の表面にシナモンがかけられている。(小)ガリガリした食感の生地。挟んでいるコンフィチュールやガナッシュも味わいが乏しい。
  • ヴィニョン通り
  • 大 ★★★、小 ★+

18:00 まだまだマカロン巡りは続きます

一度荷物を降ろしにホテルに戻った後、再びマカロン巡りへ。メトロ2号線クールセル(Courcelles)駅を降り、クールセル通りをすこし北上したところに「シャルパンティエ」があります。なんだか日本でも聞いたことがある名前ですが、そのお店とは全く無関係。でも、2002年にパリ最優秀ショコラティエに選ばれたほどの名店なのです。

  • シャルパンティエ
  • (Charpentier)
  • 大1個 3ユーロ
  • カフェ、キャラメル、シトロンヴェール、ショコラ、ピスターシュ
  • サクッともちもちした食感の生地。バタークリームやガナッシュを挟んでいる。大きなマカロンなので、もう少しクリームが多く入っていたら良かった。
  • クールセル通り
  • ★★+

本日最後のお店は、「レクルイユ」。トゥレトゥール(惣菜店)の老舗「ポテル・エ・シャボ」で長年経験を積んだ方が開いたお店。先ほどのお店からは、クールセル駅メトロ2号線に乗って2つ目のヴィリエ駅で下車、両側に食料品店やCDショップなどが並び買い物客でとても賑やかな地元商店街風のLevis通りを600mほど進んだところにあります。伺った後の話ですが、フランスでミシュランと並んで有名なグルメ評価誌「ピュドロ」2008年版において「今年のパティシエ」に選ばれていました。

  • レクルイユ
  • (L’ecureuil)
  • 小1個 1ユーロ
  • シトロン、ショコラ、バニラ(他に カシス、カフェ、ココアプリコ、ピスタチオ、フランボワーズ 有り)
  • 他に 大1個 3ユーロ 有り
  • サクッともっちりした生地。挟んでいるのはマジパン、ガナッシュ、バタークリームと多彩。ただ、味わいは普通で全体的に雑な作り。
  • Levis通り
  • ★★

トゥレトゥール出身だけあって、お惣菜がとても美味しそうだったので、今晩の夕食はレクルイユのサラダとピザに決定!