『------純粋に防御的兵器ではあるが、
国際情勢をも大きく変える力もあります。それゆえ
今なお我が国を脅かす帝国主義勢力の根を断つ
べきこの天機が到来した以上、我が人民はこれを
見逃しません。
ここにおいて、われわれは閣下に通告する。
” 現在の日本国全領土を統括する権限を---』


大使はここで一旦ストップ、唖然とする目前の三人を
ジロリと一瞥したが、もはや躊躇せず、滝から流れ
落ちる水のように次の言葉を言い放った。


  『-----本日付で我が人民共和国軍事委員会主席
習近平に委譲されたい。同委員会の委託を受け、
本大使が貴国統治権限の平和的移管に伴う一切の
調整に当たります。
 この場合貴下及び貴国政府の要人達は国民の
あらゆる階層、あらゆる政府機関、あらゆる組織を、
この秩序ある移管に協力させる責任を持ちます。

首相閣下、貴下が今回の当方申し入れを受諾す
べく準備をされるのに時間を必要とされる事は
理解します。
 しかし如何なる寛大さをもってしても、あまりに
多くの時間を与えれば、貴下の配下や第三者が
邪悪な陰謀を図る危険が生じます。
 従って私は、我が大使がこの通告を貴下に対し
読み終わった瞬間から48時間以内に、
我が大使に正式受諾の回答を与えられたい。
同時刻までに我が大使から私にその報告信号が
なかった瞬間から、貴国に対する軍事的行動が
開始
されます。
その場合は貴国では数日以内に、国民大半の
生命が危殆に陥り国家機能が消滅する未曽有
の大災害が発生するは、日を見るより明らかで
あります。
首相閣下、それは決して私の望む所ではなく、
そのような事態にならないよう祈念する次第です。
                     敬具    』

 
 このあとは現実の厳しさに目覚めた日本側の沈黙、
首相・外相は茫然として相手の顔を見つめるだけ・・・
沈黙破ったのは若い補佐官---
”たったの48時間で返事をしろ? いきなり最後通牒
 通帳突きつけるとは---”
大使はおもむろに眼鏡外し
”この通告文をお伝えすれば、私のなすべき事は
あと48時間待つ事だけです。
 それ以外は貴方達と何事かを話し聞く権限は一切
与えられてはいません読み終わってもう数分たって
いるじゃないですか。あなた方は1分1秒も無駄に
出来ん筈です。”こう言い捨て、彼は握手もなく逃げる
ように去った。



 

後記:上記はもう数年前の制作。勿論、当時は"ウルトラ
想定外
”内の空想の積りだったがーーーこの半世紀以上
自国国防の全てを外国に任せ、もっぱら経済繁栄を楽し
んで来たが、かって朝鮮半島南半分を守るため陸上兵力
十数万15万の死傷者と莫大な戦費を犠牲とした米国の
納税者が”外国の安全保障のため夫や息子の
生命をを犠牲にするなどもう”マッピラ御免”
などと
言い出すなど日本では誰もよそうしなかった。

こういった当然の孤立主義が、大統領選挙の共和党有
力候補から出て来た。---曰く
”駐日米軍を引き上げ日本本土の防衛は日本人自身
に任せろ---そのため必要なら核武装も認めてやれ”
---どうでしょう?そうなっても北朝鮮の相次ぐ核実験”
怯ええる方はありませんか?
 中国はすでに米国オバマ大統領の弱腰で南シナ海
公海の孤島の軍事基地化を既成事実とした。

 ”独裁国家への弱腰が戦争を招く”とは歴史の法則、
先の大戦以来もう数十年、好むと好まざるにかかわらず、
新型核兵器の開発の開発は止まるところ知らず、その
抑止力で平和が保たれているのが現実じゃないですか。
    1  悪 夢

   
201X年7月7日早朝9時中国大使館から突如
 首相官邸に、”中国国家 主席からの”緊急信書”
 を日本国首相に直接手渡したいとの電話申し入れで、
 同日10時キッカリ駐日大使が首相官邸到着。
 日本側は首相、外相、国家安全問題担当補佐官
 の3名が首相執務室に待つ。日本語が堪能な大使
 は通訳伴わず単身入室するや、相手3名との握手も
 そこそこに、 日中両国語の主席信書2通を首相に
 手渡し、手元の日本語訳文コピーをいきなり読み上げる。
 
 
『日本国首相閣下、この一世紀前、我が中華人民
 共和国の東北四省で開始された貴国の凶悪な軍事
 侵略が中国全土に拡大し、十数年に及んだ惨禍を、
 中国人民は片時も忘れ得ません。』

 
 日頃愛想の良い大使が別人のように冷酷な口調で放つ
 この冒頭の一節で、首相の顔面は蒼白となり、外相は
 次に出てくる内容を予期する如く表情不変。若い補佐官
 は他人事聞く如く無表情。
 
 
『残酷非道な侵略者が敗北し、すべて降伏したにもか
 かわらず、貴国は戦後も外国の帝国主義勢力を
 支援し、我が国の安全を脅かし続けた。
 しかし我が国は隠忍自重、貴国に対する賠償権を放棄、
 史上稀にみる寛大な政策で対応して来たのであります。』

 
 大使はここで沈黙したが、親書を持つ手が震えるほど怯えた
 首相の表情を窺い、それを確認したかの如く、眼鏡をなおし
 一段と声を張り上げる。
 
 
『今や我が国の軍事・経済力は米国と並び、とくに
 軍事先端技術分野では、ミサイル・航空機も空中で
 壊滅出来る電子ビーム兵器はすでに実戦配備を完了、
  純粋に防御的兵器でありますが----』

 首相はここで胃がきゅーと引っぱられるのを感じ、神経が
 ピリピリして、その耳には大使の声がことさら大きく響いた。

         

米国人はユーモア好きらしいが、右側の
クリントン女史のスマイルが皮肉タップリに
見えるのはヒガ目か?。

 この70年以上も隔てたニつの
会見---場所は同じ、このクレムリン
宮殿。内部は広大で、どのツアー
旅行でも、政府官庁所在の一部を
除き公開されている。豪壮なもの
で一見の価値充分。

危機の時代

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1982年南大西洋の
フォークラント島をアルゼン
チンに不法占領された
サッチャー首相は
”鉄の女”の本領発揮”。
空母2隻を主力とする
艦隊で領土奪回した。
英明な彼女は空母が
ミサイル攻撃に極めて
弱いと考え、1隻の核
ミサイル潜水艦を帯同させ、
空母に万一の場合、
相手の首都ブエノスアイ
レスを核攻撃する覚悟
だった。米国は偵察衛
星で、全作戦に必要な
情報を英国側に与え
続け、レーガン大統領は
当時のソ連を”悪の帝国”
と断じ、”私の任期中は
他国主権の領土は1インチ
とも侵略させない”
と宣言。
ソ連側は、一片のコメント
すらなく、沈黙を守った。
米英両国は単なる
”オトモダチ”ではなく
血でつながった血縁的
同盟関係
です。

      8  抑止力の現実と未来

 第2次大戦から時移り70年、情勢はどうに変わったか?

  1.太平・大西両洋に隔てられた米国本土は安泰だった前
   世紀後半あたりから、---とくに大西洋岸北半分から5大
   湖周辺に至る人口超密な心臓部も、大陸間弾道と潜水艦
   による熱核兵器10基程度の攻撃で壊滅の被害から免
   れない。

  2.内陸に広大な国土のロシア・中国も同様---例えば中国
    なら、北京・天津中心から、南は揚子江流域の主要都市
    、それに南部の広東・香港周辺)などが---十数基づつ
    程度の熱核兵器で壊滅し、億単位の住民が全滅、それら
    を結ぶ全土の交通機関も麻痺、孤立した全都市は国土が
    広大なだけ忽ち飢餓状態で立ち枯れ、国家機能そのもの
    も消滅する。 ロシアは中国より更に脆弱---つまり
    現時点の米国中国ロシアの三大国はコンナ程度の現実は
    よく認識しているから、それが相互の抑止力になって
    いるに過ぎない。

  3.そういう事態になって半世紀、”熱核兵器自体がどの
    ように進化しいる
か?---化学・生物・サイバーなど
    宇宙兵器などの分野の開発研究と関連諜報能力の実態は
    想像を絶する
  
   
  4. 経済先進国の我が国はじめ英国、ドイツ、フランスなどは
    こういった攻撃手段には最も脆弱で、米国の抑止力に頼る
    しかない。

   5 米国自体も、当然ながら自らを守るが最優先で同盟国
    の防衛など2の次だろう。

    我々は自力で日本列島全体の防衛が出来ない---現実
    逃避の美辞麗句を弄するは容易だが、これが現実だ。

   9  サミット今昔
 大昔のヤルタ・ポツダム時代と異なり、昨今の国家首脳の顔合わ
せは頻繁。例えばAPEC20ケ国首脳のお揃い---何度もテレビで
見みせつけられたものだ。日本国首相が議場のステージ廻り、中国
胡錦濤主席やロシア.プーチン大統領は作り笑いしている。
俗に”総論賛成”だけの
”パフォーママンス”では実効はない。
例えば日本のボッチャン首相が”あと15年で公害ガス排出25%削減”
と大見栄切っても、、これを各国にどう分担させる”各論”がない。
だいいち、このボッチャン首相も、自国にこの目標達成させる能力は皆無だ。
ポマードを頭にテカ塗りの首相も---ロシア大統領を伊豆の景勝地に招待し
”あと3年先の21世紀初頭までに領土問題を解決するとかいう、日ロ
国交正常化”の両国共同宣言をブチ上げ、3年経ったら四島が帰ってくると言
わんばっかりに誇大宣伝----ところがあれから十数年、北方領土は昭和20年
夏、先方は火事場強盗手法で強奪したスターリンの感覚と何処が変わったのか?
 
今の日本外交は相手からこの半世紀以上馬鹿にされたままだ。

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No.1-11  

    5 リセットボタン

  
米国オバマ政権発足直後のころ新任の国務長官クリントン女史がロシア
のラブロフ外相とともに仲良くオモチャの赤いリセットボタンを押した。
両国の友好親善パフォーマンス。
所で英語のリセット(reset)とは”元の状態に戻す”とかの意味---、外科医が骨折
など修復の用語だが、”カミソリや鋸などを研ぎ直す”などと物騒な意味もある。
例えば双方の熱核ミサイルを1500基づつに減らしても
各一基の質ははどうだ?
この親善ボタンが双方の新型核開発のリセットにはなるまいか?
広島・長崎型の原爆は一発がTNT1トン爆弾の5万倍、20年後のキューバ危機では
その3倍の水爆2500が当時ロシアの150の全都市に投下されるべく1100のB57
爆撃機が北極海に展開した。あれ以来もう半世紀数十年----福島全6基分が
臨界状態になれば関東北陸全域が人の住めなる時代---つまり数発の熱核融合
兵器でなどうなるか----
想像するも恐ろしい。
中国は250基のストックというが、そのすぐ隣りの丸裸の四つの島はその20分の1で
潰れるだろう。貴方は”将来の核廃絶”という美辞麗句を信頼し、その上に安住出
来ますか?。
   6  永田町の改革

  大昔から言いふらされ手垢とカビだらけの言葉---
小泉全盛時代の。チルドレン議員、80人程、テレヒ出演で
随分ハシャイデいた頃すでに”下らん議員が増えた”との
評価だったし小泉さん自身も”国会議員は使い捨てでいい”
と公言、そのあとオテテつないで北京詣でした百五十人
もの”オザワ・チルド゙レン一党”も見る影なく落ちぶれた。
今のこの国の政治をまともにする第一歩は

  国会議員のおもい切ったリストラ--だろう。

 
ヤル気さえあれば簡単な事だ--典型的税金の無駄
使いたる参議院の廃止、衆議院だけで充分、小選挙区
現行座席だけで、比例代表全廃---。
国会議員の地位が特定者の利権にならないよう、2期を
上回る再選連続は禁止---別途に各界選りすぐりの専門家
50ないし60程度の内閣直結審議諮問機関新設、
任期4年で首相が全国から選抜任命する。
 今の内閣には閣僚ポストが20もあるが、実質的には
外交・経済・教育 国防・治安の5部門と首相(議長)
の6名のみで国政執行の最高機関を構成、
他の部門は別途に数名の閣外相でよい。を首相が任命、
直轄とする。国会議員を無暗に閣僚任命はナンセンス。
 衆議院は現行通り国政審議・議決と首相選出任免
権限を保持するが、国会での質疑応答は閣僚と野党
議員間のみとし、与党議員は与党内で充分審議出来る
制度を設ける。与党議員で自党の政策に飽き足らない
気骨ある議員は脱党し新党をつくればいい。
    7  核戦争抑止力の実態 

  ”警察”が無いからどんな犯罪もやりたい放題の社会に貴方は
住めますか???--強盗殺人の凶悪犯程、逮捕後の厳しい刑事
罰予想するから、その行動も抑止されるだろう。
そう考えれば標題の”戦争抑止力”の意味が
誰にでも即時理解
出来る
筈だ。刑罰が重ければ思い程、抑止力は強くなる。

 1919年、第一次世界大戦の直後、フランスの陸軍元帥フォッユは
ベルサイユ平和条約の条項を見て”これは単に20年間の休戦協定
に過ぎん"と
断定した。以後その後英仏両国はヒトラーがまだ弱体
な時期に、宥和政策で接し、ドイツ陸空軍の急速な増強で英仏両国の
3倍以上になった1939年以降、全欧州は未曽有の戦乱に見舞われた。

その戦後直後やはり20年後辺りから、ソ連の西ベルリン封鎖、米国U2
型機査察、キューバ危機---この頃は米国には千基以上の熱核弾頭
の威力がソ連側への抑止力となり、一時は核戦争の瀬戸際まで追
い込めれた世界は救われた。

この時の英国の立場が今の日本には参考?---になるだろう。

 
当時の首相H.マクミランはアイゼンハワー大統領に--”西ベルリン
二百万ドイツ人の自由のために、数発のソ連の水爆で我が英本土の
3千万の国民が死ぬ犠牲には堪えられない”と涙ながらに訴えた

これに対し、大統領は”我々もその場合4千万人の犠牲を覚悟して
いる”と冷たくはね返した。国際連盟とか国際連合などという木偶の坊
など事実上無視、米国大統領は
”脅迫には抑止力を持って応ずるべ
きで、宥和政策はヒトラーの時以上恐ろしく悲惨な戦争に通ずる"と
判断したのだ。この歴史的鉄則
がケネデイ、レーガン両大統領に引き
継がれて来た。
--ここでは核兵器の廃絶という空虚な理想よりも、恐ろしい残忍な兵器
に対する
恐怖心が真の抑止力だったと思いませんか

  この冒頭ページの目次
 1 悪夢
  2 俺に逆らう奴は許さん
  3 悪夢(続)
  4 国防感覚不在
  5 リセットボタン
  6 永田町の改革
  7 核戦争抑止力の実態
  8 抑止力の現実と未来
  9 サミット今昔 
 10農耕民族の宥和感覚
 11間抜け外交の踏襲
 
12 === 
    4  国防感覚不在

  
国民の生命と財産を守る国防政策とは当然、国家の最高機密---。
 あらゆる可能をもれなく想定、----例えば”中国の我が国への
侵略攻撃
”を想定した防衛計画がマスコミにスッパ抜かれ、トップ
記事にされるなど言語同断---防衛省内部の誰かが買収され---
などとはまともな国なら
関係者全員、国家反逆罪で厳罰が当然。
米国といえども外交軍事機密がマトモに保持できない国とは軍事同盟
など不可能だろう。
当時のこのマスコミの意図は---世論を反米親中と第9条に繋ぎ
止め、平和人道主義を気取り、購読者に媚びたのであろう。
もっともこの国の新聞社の幹部には昭和16年対米開戦の直前、
ゾルゲという国際スパイ一味の尾崎ナニガシとか幹部でがいて、
間抜けな近衛首相の側近でもあったというから、国防機密を盗み漏洩
させるなどお手の物だろう。

 未経験の事態に対応する能力ゼロ、、
他人事のように”
『想定外』”で逃げる-
--マスコミも無責任な評論だけで先々
の成り行きには
メクラ同然---
ここで逆療法として
『ウルトラスーパー想
定外』
の最悪事態を想定し、目下の
実態を厳しく考えてみたらどうか?
                       

国会議員の勉強会などトンデモナイ。
典型的な本末転倒。そういう勉強
は議員になる前に存分にして置く
べきだ。当選すれば仕事一本槍で
ヒマはない筈だ。次の選挙得票数
と保身しか頭にない
連中はサッサ
とやめて、小中学校の道徳の勉強
でもやり直したらどう?

今のロシアはこの写真の左側の
メドベージェフとプーチンが、大統領と
首相のタライマワシ政権。かっての
スターリン時代の覇権復活を狙う。
日本の歴代ボッチャン首相ごときに
歯が立つ相手ではない。
この二人の握手も、昔の左上の
スターリンと松岡の写真の蒸し返し
平成版だ。
 少年時代の不遇な経験も
さぞ多く、苦労の末----
いまや中国No.1のお方---。
、あのヒトラーも未成年で孤児、
第一次大戦では一兵卒で毒ガスで
失明寸前---戦後失業者の苦労
の末
ナチ入党、党首から選挙に
勝って首相から独裁者---
その
先は僅か数年で世界が地獄に
なった。

 しかし幸運にも目下の米国には
中国が日本列島。台湾、フィリピン以東
の西太平洋への中国の覇権進出を
認める気はないから、この日本は
独力で自国を守る必要もない。

1970年台から80年
台に及んだ冷戦ピーク
時代の米国レーガン大
統領と英国サッチャー首相
のカップル風景。
このコンビによる対ソビエト
ロシアへの最強硬政策--
--が、ソ連側の軍拡に
よる国家経済崩壊と
ソビエト連邦解消を招き、
東ドイツ・ポーランド以下
東欧国が40年振りに
解放された。

O 心配せんで、私に任せ
なさい。

K はい、有難うございます。

 もう数年前オバマ大統領との
初めての会見。当時の民主党
主の首相は、相手を見据えて
堂々と握手出来ない腰ぬけ
だった。だからこの人の
前任者と後継者の三代、任期
ギリギリ四年足らずで有権者
から愛想つかされ,以後独力
再起も覚束なく、一部に解党
出直しの声さえ出た。

 米国レーガン大統領と
英国のサッチャ―首相
が1980年代の現職
時代にダンスを楽しんだ
珍しい写真。
二人はソビエト共産政権
には強硬外交で接し、
核兵器開発競争で相手
の政権を経済崩壊させ、ソビエト連邦共和国を
消滅させた。

  1941年4月13日、クレムリンで日ソ中立条約
 の調印で、日本側の松岡外相とソ連側
 スターリン首相。恐怖の独裁者がニコニコ顔、
 松岡はコチコチ。松岡はソ連の中立を盾に利用
 し、対米強硬外交を策したが、その手は桑名の     スターリンはこの条約でシベリア配備の兵力を
 対ドイツ戦に転用、この陥落寸前のモスクワが助
 かった。四年後この恩を仇で返したのが、
 1945年8月7日 広島核被爆の翌日の対日
 宣戦布告、僅か1週間で南樺太・千島全島強奪。
 
 歴史に例のない火事場泥棒
 殺人行為。

 更に図々しくも”根室と留萌を結ぶ北海道
 北半分の占領管理”を米国に要求。
 
米国トルーマン大統領が賢明にもこれを
 拒否したのは、日本にとって不幸中
 の幸い
だった。

       11 昔の間抜け外交の踏襲

    明治開国以来外交史は失敗のカタログそのもので、
 例外は明治37年ロシアとの開戦直前の日英同盟と、
 昭和20年夏の敗戦以後国防の全てを米国に任せ、
 国家経済の復旧に総力を注いだ吉田ワンマン外交---
 それ以外はすべて子供外交-----、相手の心理・内情
 を把握すべき情報・諜報能力に至っては最低だった。

 とくに開戦直前昭和16年春以降数ケ月の対米交渉と
 敗戦降伏直前のソビエト・ロシアへの休戦仲介依頼は---
 回答を”サンザン引き延ばされてギリギリ最期の土壇場で、
 前者は ”ハルノート”、----後者は仲介どころか”宣戦
 布告通告”の往復ピンタを喰い
---破滅のケリになった。
   平成現代では、中国・ロシアそして北朝鮮から同じ仕打ち
 ---つまりどんな交渉も引き延ばされた上、
元のモクアミより
 もっと悪い結末に引っくり返され
る。

     10 農耕民族の宥和妥協感覚
  
  狩猟遊牧民族とは異なり、海に囲まれた小さな島の土地に定住するから、
周りとの円満な関係維持にいつも気を使う---例えば、十年以上も会ってい
ないのに、”旧年はお世話になりました”と書いた年賀状をせっせと送るし、
相手も何ら抵抗はない。それでいてアンケートでは大半が”面倒だが我慢している”
と答える。つまり農耕民族らしく”本心”をあらわにせず、周りとの平和を願う。

南米の異国アルゼンチンの首都
ブエノスアイレスの中心街。
南大西洋の離れ島主権争いで、
この平和な街が成り行き次第では
核爆弾で壊滅する所でした。

     2  俺に逆らう奴は許さん

  米国のあるパニック映画のクライマックスで勇敢な
救護隊長が叫ぶせりふ…”
俺の命令よりいい意見があれば出せ
持ち時間は殆どないが、トコトン議論しろ。
いい意見がなければ俺の命令に従え、逆らう
奴は絶対許さん
ここでの部分だけを取れば
独裁者ヒトラーの常套文句だが、これに簡単明瞭
の部分が付けば、まさに雲泥の差、歴史上
永遠に尊敬される政治家となる。
例えば英国元首相サッチャー女史は11年半に及ぶ任期中、
”小ヒトラー”などと陰口利かれたが、戦中、戦後9年任期の
チャーチル以降英国には彼女に匹敵する首相はない。
引退以来20年余、かなり重い認知症にかかられあとなく
なられた。
これに引き換え平成現代の我が国には、彼女の英明な
決断力のカケラもないプアーな政治屋だらけで、こんな
惨めな事はない。
  冷戦を克服した歴史的カップル
 隣人の嫌がる事を控えるのが東洋人であり、付き合いの
基本ではないか。
”とのご立派な持論だ。
これに対し政府もマスコミも、農耕民族流に沈黙した。
”外交交渉では他人の非難に沈黙するは容認とみなされる
という常識が農耕民族にはない。
そういう場合は
1.核弾頭400保有。2.日本大使館の破壊デモ 3 外国領海への
頻繁な侵犯 4軍備拡大政策  5外国企業設備の打ち壊し破壊行為
力行使---などは東洋人の嫌がらない付き合い方ですか?”…
と反問すべきだ。

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標題 未知との遭遇

周りに波風立てまいと、曖昧な言葉でその場を取り繕うだけの習性だ。
”税金・の投入”より”公的資金の投入”のほうが当たりが柔らかい。
もっと昔の例なら”敗戦を終戦”、”全滅を玉砕”、”退却を転進”など…、
こういう造語は戦時中、マスコミの18番だった。相手の多少の無理は
我慢するのが常識らしい。中国の王毅外相は駐日大使だった時代、
靖国問題では流暢な日本語で、狩猟遊牧民族らしく吠えた

 、多少でも相手の立場も考える
センスがあれば、
”こんなチッポケな無人島のために、
米国が中国と全面戦争辞さない”
などとは考えんでしょう。米国の
有権者がそれに夫や息子の生命を
賭けますか?
 こんな事を米国側が正直に公言
すれば、今の日本は忽ち国中
パニックに陥り、中国はこの”尖閣”
どころか沖縄以南の列島
割譲を迫るでしょう。

全体主義覇権国家に対する
軟弱な外交政策は、相手を
益々つけ上がらせ、事態が
悪化するだけ。むしろ力を
背景とする強硬な政策が
相手を抑止し平和が維持出
来るのが歴史の教える所だ。

この方、もう数年、
中国外相の王毅サン。
その前は長年の駐日
大使。日本語ペラペラ
で知日派の筈が、今や
対日強硬外交の尖兵
で目下相当手厳しい。