この世とは何時何処で何が起きるか---
 一寸先は闇、そんな不安な時代--
 万事が 月並みな発想では生きられまい。
 物事は表面つらだけでなく、時には
 真下・裏側から眺めつつ考え直したらたら
 どうだろう? 

”新折たく柴随筆”より

創作短編特集目次
(5)深層心理--------------

(3)神の摂理-------

 摂理(せつり)---神または聖霊が
この世のこと全てを導き治める。
 <広辞苑より>:
英語では”Providence---God's
care:”神の思し召し”>

(4)異国の喫茶店---------

 外交折衝---つまり公開の国際会議とは
お互い自己宣伝、-- 敵意を煽り、宿怨を
残すだけが歴史の現実。
かってのジュネーブ国際連盟から国連総会・
安保理---戦争の歯止めどころか、新たな
軍拡、緊張を生んだ。
例外はある---1962年秋のキューバ危機。
核戦争ギリギリまで追い詰められた。
その端緒はワシントンのどこか街中で米国国務
省とソ連大使館双方の下っ端若造外交官同士
の”接触”が”ケネデイ大統領とフルシチョフ書記長の
極秘直接電話”---に連がったとかの噂、--あり
得る。双方の強硬閣僚や政治局員らは蚊帳の外
似せれたからこのあと僅か2年、大統領と書記長
の両首脳、、
ほぼ同時に消された
---?
一方は白昼群衆の目前でテロ狙撃暗殺、
片やは配下の政治局員達の密謀で孤立、
解任されて僻地の別荘で監視付き終身幽閉、
数年で死亡。これに引き換え平成現代は?
---ダラダラ数年も続いたな対【北】”六ケ国会議”
はどうだ---長談義もとうに消滅-----。
もっと頭のキレル発想はないか?
北欧フィンランドの首都ヘルシンキの街角を舞台とした
このささやかな物語が何かのヒントになれば---
前、後編構成。

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 第2次大戦の敗戦国、ドイツと日本では
連合国に降伏直前、それぞれの政府の
転覆を謀る陸軍クーデターが発生した。
それぞれの国民性の相違は、両者の顛末
を比較すれば判り易い。

(1)歴史は夜作られる------

 古今東西どの時代の権力者も歴史を作り替えて
自己を正当化し美化したがる。
この日本の歴史もとくに16世紀後半の武家政治による
全国統一支配以来、太平洋戦争敗北まで、それぞれ
の時代の権力者---,徳川・薩長・帝国陸海軍らの作品だ。
 ”勝てば官軍”という立派な諺があるが、テレビ新聞も無い
時代、一般民衆の”洗脳”など赤子の手をネジるより手易い。
つまりその
出発点が”本能寺の変”となる。
そもそもこの事件も、目下の実説---”明智光秀単独犯”
自体が矛盾だらけ。
---秀吉が、京都からの急報で一夜に毛利と
即時講和
---など有り得ない---つまり、毛利とはかなり以前から
ツウツウカーカーの共謀関係
、以後数年”関ヶ原”までの
秀吉と毛利は緊密な関係---関ヶ原では毛利本家は
中立だったのに3分の一以下に減封処罰の恨みが280年
---幕末では徳川打倒の最強硬主役になった。


さらに光秀は堺滞在の家康をやすやす見逃したのではなく
---これは
光秀と家康との共同謀議があったと考えるのが
遥かに自然---直後の秀吉と家康との烈しい対立の時期が
あるも当然、秀吉の死後家康が漸く覇権を握り、家康の孫、
3代将軍家光が実母の如く慕った乳母のおふくが光秀無二
の重臣斎藤の娘とは---とても偶然とは思えない。
そこで
遥かにツジツマの合う”説”を前・中・後の
シナリオ3編でご披露。


Thank you

 人間とは誰によらず周囲には理解出来ない
思考・行動に走る事がある。
他人には知られ
たくない事を自分だけの心の奥底に隠し
ながら----。
当然ながら、周囲はそれと気付かないから、
始末が悪い。
歴史を作る政治権力者がこうなると恐ろしい。
そういう陰湿な現象を前提とすれば、複雑な史実
の成り立ちが簡明になる典型的実例。

 過ぐる1945年夏、対日戦大勝利の直前というに、
太平洋の藻屑と消えた900余の米海軍将兵は,
運命のいたずらではなく、
広島・長崎における
人類史上最大の惨劇に、自分達が如何様に
関わったかを何も知らされず、神に召された
…。
その辺りを判り易くまとめたドキュメンタリー短編。
 

(7)  ”冷たい戦争”の行く末


 核兵器への恐怖が抑止力となってこの70年余、
この世界は一応の平和が保たれて来た。
この経過を詳しく眺めると、第2次大戦末期の連合国首脳
によるヤルタ会談から、1988年のソビエト連邦の経済的
崩壊までの40年余が”第一次”、この末期の混乱から
ロシア連邦誕生、現在のプーチン、メドベージェフのたら
い廻し政権が続く塾十数年が第2次と言えるだろう。
この背後ではより高度で危険な核・宇宙兵器の開発が進む
米ソ間の危険な”冷たい戦争”のルーツに迫る。

初稿  H14年7月
最新補筆 H27年5月