危機の時代

    7  核戦争抑止力の実態 

  ”警察”が無いからどんな犯罪もやりたい放題の社会に貴方は
住めますか???--強盗殺人の凶悪犯程、逮捕後の厳しい刑事
罰予想するから、その行動も抑止されるだろう。
そう考えれば標題の”戦争抑止力”の意味が
誰にでも即時理解
出来る
筈だ。刑罰が重ければ思い程、抑止力は強くなる。

 1919年、第一次世界大戦の直後、フランスの陸軍元帥フォッユは
ベルサイユ平和条約の条項を見て”これは単に20年間の休戦協定
に過ぎん"と
断定した。以後その後英仏両国はヒトラーがまだ弱体
な時期に、宥和政策で接し、ドイツ陸空軍の急速な増強で英仏両国の
3倍以上になった1939年以降、全欧州は未曽有の戦乱に見舞われた。

その戦後直後やはり20年後辺りから、ソ連の西ベルリン封鎖、米国U2
型機査察、キューバ危機---この頃は米国には千基以上の熱核弾頭
の威力がソ連側への抑止力となり、一時は核戦争の瀬戸際まで追
い込めれた世界は救われた。

この時の英国の立場が今の日本には参考?---になるだろう。

 
当時の首相H.マクミランはアイゼンハワー大統領に--”西ベルリン
二百万ドイツ人の自由のために、数発のソ連の水爆で我が英本土の
3千万の国民が死ぬ犠牲には堪えられない”と涙ながらに訴えた

これに対し、大統領は”我々もその場合4千万人の犠牲を覚悟して
いる”と冷たくはね返した。国際連盟とか国際連合などという木偶の坊
など事実上無視、米国大統領は
”脅迫には抑止力を持って応ずるべ
きで、宥和政策はヒトラーの時以上恐ろしく悲惨な戦争に通ずる"と
判断したのだ。この歴史的鉄則
がケネデイ、レーガン両大統領に引き
継がれて来た。
--ここでは核兵器の廃絶という空虚な理想よりも、恐ろしい残忍な兵器
に対する
恐怖心が真の抑止力だったと思いませんか

     3  悪 夢 (続) 


   『------純粋に防御的兵器ではありますが、完全に国際情勢
を変えるものでもあります。それゆえ今なお我が国を脅かす帝国
主義勢力の根を断つべきこの天機が到来した以上、我が人民は
これを見逃しません。ここにおいて、われわれは閣下に通告申し
上げる。 現在の日本国全領土を統括する政府の権限を-----』


大使はここで一旦ストップ、唖然とする目前の三人をジロリと一瞥したが、
もはや躊躇せず、滝から流れ落ちる水のように次の言葉を言い放った。


  『-----本日付で我が人民共和国軍事委員会主席習近平に
委譲されたい。同委員会の委託を受け、本大使が貴国統治権限
の平和的移管に伴う一切の調整に当たります。
 この場合貴下及び貴国政府の要人達は国民のあらゆる
階層、あらゆる政府機関、あらゆる組織を、この秩序ある移管に
協力させる責任を持つ事になります。
首相閣下、貴下が今回の当方申し入れを受諾すべく準備を
されるのに時間を必要とされる事は理解します。
 しかし如何なる寛大さをもってしても、あまりに多くの時間を
与えれば、貴下の配下や第三者が邪悪な陰謀を図る危険が生じます。
従って私は、我が大使がこの通告を貴下に対し読み終わった
瞬間から48時間以内に、我が大使に正式受諾の回答を与え
られたい。
同時刻までに我が大使から私にその報告信号が
なかった瞬間から、貴国に対する軍事的行動が開始
されます。
その場合は貴国では数日以内に、国民大半の生命が危殆に
陥り国家機能が消滅する未曽有の大災害が発生するは、
日を見るより明らかであります。
首相閣下、それは決して私の望む所ではなく、そのような
事態にならないよう祈念する次第です。
                                 敬具    』

 
 誰も動かなかったし,誰も何も言わなかった。文明の重さに対する沈黙
だった。首相は茫然として大使の顔を見つめていた。外相は瞑目した
まま---.。沈黙破ったのは若い補佐官だった----
”最後通牒じゃないですか。たったの48時間? それともハッタリ?”
大使はおもむろに眼鏡外し
”この通告文をお伝えすれば、私のなすべき事はあと48時間待つ事だけです。
 それ以外は貴方達と何事かを話し聞く権限は一切与えられていません。
読み終わってもう数分たっているじゃないですか。あなた方には与えられた
時間が何よりも大切で、1分1秒も無駄に出来ん筈です。だから、このまま
゙辞去致します。”彼は握手もなく逃げるように早々に去った。


 後記:上記1,2,3とも東北震災数ケ月前、平成22年秋の夜長に夢見つつ初稿
     制作。

関連サイト
新折たく柴随筆

周りに波風立てまいと、曖昧な言葉でその場を取り繕うだけの習性だ。
”税金・の投入”より”公的資金の投入”のほうが当たりが柔らかい。
もっと昔の例なら”敗戦を終戦”、”全滅を玉砕”、”退却を転進”など…、
こういう造語は戦時中、マスコミの18番だった。相手の多少の無理は
癌っすのが常識らしい。今度中国外相に昇格の王毅サンは駐日大使の時代、
靖国問題では流暢な日本語で、狩猟遊牧民族らしく吠えた
    5 リセットボタン

  
米国オバマ政権発足直後のころ新任の国務長官クリントン女史がロシア
のラブロフ外相とともに仲良くオモチャの赤いリセットボタンを押した。
両国の友好親善パフォーマンス。
所で英語のリセット(reset)とは”元の状態に戻す”とかの意味---、外科医が骨折
など修復の用語だが、”カミソリや鋸などを研ぎ直す”などと物騒な意味もある。
例えば双方の熱核ミサイルを1500基づつに減らしても
各一基の質ははどうだ?
この親善ボタンが双方の新型核開発のリセットにはなるまいか?
広島・長崎型以来もう数十年----福島全6基分が臨界状態になれば関東北陸
全域が人の住めなったような時代ですよ。つまり数発の熱核融合兵器で、この国
全滅というのが逃れられぬ現実----
想像するも恐ろしい。
中国は250基のストックというが、そのすぐ隣りの丸裸の四つの島はその20分の1で
潰れるだろう。貴方は”将来の核廃絶”という美辞麗句を信頼し、その上に安住出
来ますか?。
   6  永田町の改革

  大昔から言いふらされ手垢とカビだらけの言葉---
小泉全盛時代の。チルドレン議員、80人程、テレヒ出演で
随分ハシャイデいた頃すでに”下らん議員が増えた”との
評価だったし小泉さん自身も”国会議員は使い捨てでいい”
と公言、そのあとオテテつないで北京詣でした百五十人
もの”オザワ・チルド゙レン一党”も見る影なく落ちぶれた。
今のこの国の政治をまともにする第一歩は

  国会議員のおもい切ったリストラ--だろう。

 
ヤル気さえあれば簡単な事だ--国政ネジレ停滞の
元凶たる参議院の廃止、衆議院は小選挙区現行座席
だけ残し、比例代表全廃---。各界選りすぐりの専門家
50ないし60程度の内閣直結審議諮問機関新設、任期
4年で首相が全国から選抜任命する。
 内閣はは外交・経済・教育 国防・治安の5部門と
首相(議長)の6名のみで国政執行の最高機関を構成、
その他の政治部門は別途に数名の閣外相を任命、首相
の直轄とする。
 衆議院は現行通り国政審議・議決と首相選出任免
権限を保持するが、国会での質疑応答は閣僚と野党
議員間のみとし、与党議員は与党内で充分審議出来る
制度を設ける。
衆議院で一旦選出された首相には、
相当の権限を与え、4年間バッチリやらせる。

    1  悪 夢

   
201X年7月7日早朝9時中国大使館から突如首相官邸に、”中国国家
 主席からの”緊急信書”を日本国首相に直接手渡したいとの電話申し入れで、
 同日10時キッカリ駐日大使が首相官邸到着。 日本側は首相、外相、
 国家安全問題担当補佐官の3名が首相執務室に待つ。日本語が堪能な
 大使は通訳伴わず単身入室するや、相手3名との握手もそこそこに、
 日中両国語の主席信書2通を首相に手渡し、手元の日本語訳文コピーを
 いきなり 読み上げる。
 
 
『日本国首相閣下、この一世紀前、我が光栄ある中華人民共和国の東北
 四省で開始された貴国の凶悪な軍事侵略が中国全土に拡大し、以降
 十数年に及んだ惨禍を、中国人民は片時も忘れ得ませんでした。』

 
 日頃愛想の良かった大使が別人のように冷酷な口調で放ったこの冒頭の一節で、
 首相の顔面は蒼白となり、外相は次に出てくるものを待ち構え、その内容を予期
 する如く表情不変。若い補佐官は他人事聞く如く無表情。
 
 
『残酷非道な侵略者が敗北し、我が国土においてすべて降伏したにもか
 かわらず、貴国は戦後も外国の帝国主義勢力を支援し、我が人民共和国
 の安全を脅かし続けたのであります。
 しかし我が国は隠忍自重、貴国に対する賠償権をすべて放棄し、史上
 稀にみる寛大な政策で対応して来たのであります。』

 
 大使はここで言葉を切った。室内に突然沈黙が拡がった。渡された親書を
 持つ手が震えるほど怯えた首相の表情をじっと窺い、それを確認したかの如く、
 大使は眼鏡をなおし、一段と声を張り上げる。
 
 
『今や我が国の軍事・経済力は米国と並び、とくに技術の分野では、
 我が国に発射され如何なるミサイル・航空機も空中で壊滅出来る
 電子ビーム兵器が完成し、すでに実戦配備を完了しました。
  申すも及ばず、この新兵器は純粋に防御的兵器でありますが----』

 首相はここで胃がきゅーと引っぱられるのを感じた。神経がピリピリして
 大使の声がことさら大きくガナリ立てるように耳に響いた。

    註 ここで一旦休憩し、このページ下段2の次、”3 悪夢(続)”
      で再開します。
      

次のテーマ

国家繁栄の技術力

南米の異国アルゼンチンの首都
ブエノスアイレスの中心街。
南大西洋の離れ島主権争いで、
この平和な街が成り行き次第では
核爆弾で壊滅する所でした。

Thank You

No.1-11  

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1982年南大西洋の
フォークラント島をアルゼン
チンに不法占領された
サッチャー首相は
”鉄の女”の本領発揮”。
空母2隻を主力とする
艦隊で領土奪回した。
英明な彼女は空母が
ミサイル攻撃に極めて
弱い考え、1隻の核
ミサイル潜水艦を帯同させ、
空母に万一の場合、
相手の首都ブエノスアイ
レスを核攻撃する覚悟
だった。米国は偵察衛
星で、全作戦に必要な
情報を英国側に与え
続け、レーガン大統領は
当時のソ連を”悪の帝国”
と断じ、”私の任期中は
他国主権の領土は1インチ
とも侵略させない”
と宣言。
ソ連側は、一片のコメント
すらなく、沈黙を守った。
米英両国は単なる
”オトモダチ”ではなく
血でつながった血縁的
同盟関係
です。

     10 農耕民族の宥和感覚
  
  狩猟遊牧民族とは異なり、海に囲まれた小さな島の土地に定住するから、
周りとの円満な関係維持にいつも気を使う---例えば、十年以上も会ってい
ないのに、”旧年はお世話になりました”と書いた年賀状をせっせと送るし、
相手も何ら抵抗はない。それでいてアンケートでは大半が”面倒だが我慢している”
と答える。つまり農耕民族らしく”本心”をあらわにせず、周りとの平和を願う。
Webランキング

国会議員の勉強会などトンデモナイ。
典型的な本末転倒。そういう勉強
は議員になる前に存分にして置く
べきだ。当選すれば仕事一本槍で
ヒマはない筈だ。次の選挙得票数
と保身しか頭にない
連中はサッサ
とやめて、小中学校の道徳の勉強
でもやり直したらどう?

      8  抑止力の現実と未来

 前題の時代から時移りもはや70年、情勢はどのように変わったか?

  1.広大な太平・大西両洋によって東西とも外敵から隔てられた
    米国本土は極めて安泰だった。しかし20世紀後半あたりから、
    -----とくに大西洋岸北半分から5大湖周辺に至る人口超密な
    心臓部さえも、大陸間弾道と潜水艦による熱核兵器10基程度
    の攻撃で数千万以上の死亡を伴う被害から免れない。


  2.内陸に広大な国土のロシア・中国も同様の運命---それぞれ
    僅か数ケ所づつの急所(例えば中国なら北京中心から揚子江
    流域の主要都市地帯、それに南部の広東・香港周辺)などが
    僅か1週間で---それぞれ十数基づつの熱核兵器で壊滅し、
    億単位の住民が全滅、それらを結ぶ全土の交通機関も麻痺
    すれば、広大な国土に孤立した全都市は2,3ケ月で飢餓状態
    で立ち枯れ、数億以上の死者とともに、国家機能そのものが
    消滅するだろう。 ロシアは中国より更に脆弱な運命---つまり
    現時点の米国中国ロシアの三大国はコンナ程度の現実はよく認識
    しているから、それが相互の抑止力になっているに過ぎない。


  3.最大の焦点的問題はそういう事態になってからもう半世紀、
    ”熱核兵器自体がこの50年でどのように進化しいるか?
    ---化学・生物・サイバーなど宇宙兵器などはどうなっている?
    この分野の開発研究と関連諜報能力の実態は想像を絶する
   もの
であろう。
  
   
  4. 経済先進国の我が国はじめ英国、ドイツ、フランスなどは旧式の
    熱核兵器数発で攻撃されれば国家そのものが消失壊滅する弱い
    立場だから、好むと好まざるに拘わらず米国の抑止力に頼るしか
    
ない。それが現実というものだ。

  5 そういう米国自体は、当然ながら上記1.の危険から自らを守るが
    最優先という前提で、外交・軍事政策を進める
に相違ない。
    我々は忍耐強く日本列島全体の防衛がその政策からハミ出ないよう
    努力を重ねるしか生きる道はない。美辞麗句を弄するは容易だが、
    これも現実だ。

       11 昔の間抜け外交の踏襲

    明治開国以来外交史は失敗のカタログそのもので、
 明治37年ロシアとの開戦直前の日英同盟と、昭和20年
 夏の敗戦以後国防の全てを米国に任せ、国家経済の
 復旧に総力を注いだ吉田ワンマン外交---それ以外は
 すべて子供外交-----子供には大人のハラを読むは
 無理というものだし、相手の心理・内情を把握すべき情報
 ・諜報能力に至っては最低だった。
 とくに開戦直前昭和16年春以降数ケ月の対米交渉と
 敗戦降伏直前のソビエト・ロシアへの休戦仲介依頼は---
回答を”サンザン引き延ばされてギリギリ最期の土壇場で、
 前者は ”ハルノート”、----後者は仲介どころか”宣戦
 布告通告”の往復ピンタを喰い
---破滅のケリになった。
   平成現代では、中国・ロシアそして北朝鮮から同じ仕打ち
 ---つまりどんな交渉も引き延ばされた上、
元のモクアミより
 もっと悪い結末に引っくり返され
る。----相手は常時グル
 になって、こっちの足元を見透かし、内心 セセラ笑って、
 最後は突き飛ばしたに過ぎない。

 少年時代不遇で、穴倉生活のご経験も
あった程の苦労の末----いまや中国
のNo.1に登りつめた方だから無体な事は
なさるまいと期待するが、あのヒトラー
も未成年時代に両親に死別、一兵卒で
狩り出された戦争では毒ガスであわや失明
寸前---画家になり損ねたあと、ナチ入党、
登りつめた苦労の先は僅か数年で世界が
地獄になった。

O 心配せんで、私に任せなさい。
K はい、有難うございます。

同じカップル風景でもサッチャー首相の
場合とは雲泥の相違?せめてもの
もっとピリッと相手を見据えて堂々と
して欲しい。この人の後継者達も似たり
寄ったり、何があっても”連携、連携”
といって虎の威を借りて胸を張るだけ。

 、自分本位でなく相手の立場も考えましょう。
”こんなチッポケな無人島のために、米国が
中国と全面戦争辞さない”などと貴方は考える?
米国の有権者がそれに夫や息子の生命を
賭けますか?
この実情を米国側が正直に公言すれば、今の
日本は忽ち国中パニックに陥り、中国はこの
”尖閣”だけでなく沖縄以下の西南列島
全域を狙うでしょう。
米国の日米安保確認はそういう事態を
避ける当面の外交的ゼスチャに過ぎない?
これだけに頼りハシャクははまさに子供外交
ではないか。

 新たな事態を機敏に処理する能力サラサラ皆無、他人事のように”『想定外』
した”の言葉で済ませる---マスコミも陳腐な評論だけで先々の成り行きには
メクラ同然---こんな連中が巾利かす世の中だ。ここいらで逆療法として
『ウルトラスーパー想定外』の極端なSF的場面を想定し、関連するいくつかの話題も
添え、目下の現実の実態を考えてみよう。
                       

 隣人の嫌がる事を控えるのが東洋人であり、付き合いの基本
ではないか。
”とのご立派な持論だ。
これに対し政府もマスコミも、農耕民族流に沈黙した。
”外交交渉では
他人の非難に沈黙するは容認とみなされる
”という常識が農耕民族
二はないと見受けられる?
そういう場合は
1.核弾頭400保有。2.日本大使館の破壊デモ 3 外国領海への
頻繁な侵犯 4軍備拡大政策  5外国企業設備の打ち壊し破壊行為
力行使---などは東洋人の嫌がらない付き合い方ですか?”…
と反問すべきだ。

Thank you!

  目次
 1 悪夢
  2 俺に逆らう奴は許さん
  3 悪夢(続)
  4 国防感覚不在
  5 リセットボタン
  6 永田町の改革
  7 核戦争抑止力の実態
  8 抑止力の現実と未来
  9 サミット今昔 
 10農耕民族の宥和感覚
 11間抜け外交の踏襲

 
左側の男はスターリン曾孫弟子にしてはヤワそうだが


外見でなく、日本のボッ
チャン首相ごときに歯が
立つ相手ではなかろう。
80年隔てたスターリンと
松岡の時の上記写真
の蒸し返しに過ぎない。
つくづく情けないと思う。
     2  俺に逆らう奴は許さん

  米国のあるパニック映画のクライマックスで勇敢な救護隊長
が叫ぶせりふ…”
俺の命令よりいい意見があれば出せ
持ち時間は殆どないが、トコトン議論しろ。
いい意見が
なければ
俺の命令に従え、逆らう奴は絶対許さん
 ここで
の部分だけを取れば独裁者ヒトラーの
常套文句だが、これに簡単明瞭な
の部分が付けば、
まさに雲泥の差、歴史上永遠に尊敬される政治家となる。
例えば英国元首相サッチャー女史は10年に及ぶ任期中、
”小ヒトラー”などと陰口利かれたが、戦後チャーチル以降
英国には彼女に匹敵する首相はなく、引退以来20年余、
かなり重い認知症にかかっておられ、最近死去されたが
一時は彼女のために国葬の準備がなされている由。
これに引き換え平成現代の我が国では、彼女の英明な
決断力のカケラもないプアーな政治屋だらけで、こんな
惨めな事はない。

前駐日大使でこの人も日本語
ペラペラの王毅サン、この度
中国外相にご出世。期待してま
すよ---何卒意地悪せずお手柔
らかくお願いしますよ。。

   9  サミット今昔

 大昔のヤルタ・ポツダム時代と異なり、昨今の国家首脳の顔合わせは頻繁。
例えばAPEC20ケ国首脳のお揃い、数年前か横浜でも何度もテレビで見み
せつけられたものだ。主催国管首相が議場のステージ廻り、中国胡錦濤主席
やロシア大統領は迷惑そうな作り笑いだった。”各国で一番エライ人達が集まり
決めたからには、こういう会議が一番近道”と早合点するが、こんなもの
総論
だけ賛成”パフォーママンス
だけだ。
例えば日本のボッチャン首相が”あと15年で公害ガス排出25%削減”と大見栄
切っても、、達成には有効手段を各国にどう分担させる”各論”が前提となる。
だいいち、このボッチャン首相も、自国にこの目標達成の具体策は皆無だ。
もっとひどい例は、故ポマード塗りの首相---ロシア大統領を伊豆の景勝地まで
招待し”あと3年先の21世紀初頭までに領土問題を解決するとかいう、日ロ
国交正常化”の両国共同宣言をブチ上げ、3年経ったら四島が帰ってくると言
わんばっかりに誇大宣伝----ところがあれから10余年、北方領土は昭和20年
夏、火事場強盗殺人手法で連に強奪された状態と何も変わっていない。
今の日本外交は相手から常時腹の中見透かされ、馬鹿にされたままだ。

  1941年4月13日、クレムリンにて日ソ中立
 条約調印直前、松岡外相と歓談する独裁者
 スターリン。恐怖の独裁者がこんなニコニコ顔
 の写真は他に無い。松岡はコチコチ、相手を
 直視出来ず通訳の方を見ている。松岡は
 ソ連を三国同盟に引き込み、対米強硬外交
 推進を策したが、スターリンは迫りくるヒトラーの
 侵攻を察知、その間日本側の動きを牽制
 せんとした。この条約のお陰で、ソ連側は
 極東配備の100個以上の師団を対ドイツ戦
 に転用、この年末の冬、 陥落寸前のモスクワ
 を救った。そのあとは逆に1945年8月7日
 広島核被爆の翌日、この条約破って対日
 宣戦布告、僅か1週間で南樺太・千島全島
 を強奪。図々しくももさらに”根室と留萌を
 結ぶ北海道の北半分全域の占領管理”を
 米国に要求してきた。これに対し、トルーマン
 大統領が賢明にもこれを拒否したのは、
 日本にとって不幸中の幸いだった。

1970年台から80年
台に及んだ冷戦ピーク
時代の米国レーガン大
統領と英国サッチャー首相
のカップル風景。
このコンビによる対ソビエト
ロシアへの最強硬政策--
--が、ソ連側の軍拡に
よる国家経済崩壊と
ソビエト連邦解消を招き、
東ドイツ・ポーランド以下
東欧諸国が40年振りに
解放された。

    4  国防感覚不在

  
外交や軍事とは国民の生命と財産を守る事が至上目的であり、その内容が
国家の最高機密となるのは当然。とくに国防政策はあらゆる可能を想定、準備・
計画を怠る事は許されない。例えば”中国の我が国への侵略攻撃”を想定した
防衛計画が新聞社の全国版にスッパ抜かれ、トップ記事にされた防衛省---
当時は今のような尖閣で騒がしい時代でなく、中日互恵・友愛時代の頃の話
だが、防衛省内部の誰かが買収され、そういう情報を盗んだか?---まともな国
なら
関係者全員、国家反逆罪で厳罰が当然。何かあればすぐに子供のように
米国頼みの根性だが、米国といえども外交軍事機密がマトモに保持できない国
とは真の軍事同盟など不可能だろう。
当時の新聞社の意図は---世論を反米親中と第9条に繋ぎ止め、平和人道
主義を気取り、購読者に媚びたのであろう。
もっともこの新聞社の幹部には昭和16年対米開戦の直前、ゾルゲというスターリン
の怖い国際スパイ一味の尾崎ナニガシとかがいて、近衛首相の側近でもあっ
たというトンデモナイ前歴があるから、国防機密を漏洩させるなどお手の物だろう。

米国人はユーモア好きらしいが、右側の
クリントン女史のスマイルが皮肉タップリに
見えるのはヒガ目か?。