降順なので後ろにいくほど新しいです!
2004年7月2日
なんとか退院までを書いたけど、読み返してみると今までの人生で一番きつい3ヶ月だったと思う。お気楽な人生に降ってわいたような「がん」。当然のように遠い将来があると思っていたのが、もしかして死ぬのかもしれない病気になって,命の限り・・というものを感じた。とても怖かった。術後9ヶ月が経って、日々再発や転移に怯えている。もちろん、一日中考えているわけじゃないけど、体のどこかが痛くなれば再発したのかも・・と思ってしまう。でも、自分で言うのもなんだけど、私の家族はもちろん、お友達もいい人たちばかりで、とても恵まれた環境だと思う。今はお気楽・楽しくをモットーに毎日楽しい事を探して過ごしています。
2004年7月6日
最近の生命保険のCMってどう思いますか?私は病気になる前に入っていたので、とても助かりました。だけど、退院してからテレビや新聞、雑誌なんかで突然飛び込んでくる「がん」という言葉は結構ドキッ!とします。特に凹んでいる時などは、「やめてくれ〜」って感じです。だけど、保険に入っていたお陰で、お金の心配をしないですみました。
2004年7月2日
皆さんは(がん患者の方)がんに関する本やドラマなどは見ますか?私は、波があって本屋さんで何冊もがん関連の本を買ってみたり、全くがんの事から離れていたくて、違う事に熱中してみたりしています。結局、「知りたい」「でも、知りたくない」って事なんですよね。今はキャンプにはまっています。子供達とテレビやゲームのない所で、ゆっくりと過ごすのは快感です!
2004年8月3日
今日ある方からメールを頂きました。それは、私がリンクをお願いした事のお返事だったのですが、表紙の子供の写真は、子宮や卵巣を失ってしまった人には、かなりきついという事でした。確かに子供を産むことの道が、がんによって閉ざされてしまった方には見たくないものかもし れません。1度は写真をはずしたのですが、やっぱり私の心の支えである子供の事は、闘病を語るにあったっては、抜きには考えられないのです。インターネットという不特定多数の人が見るということは、色々な状況の方が見るということで、その怖さも知りました。一人の人に向かって書いている手紙とは違うので、やっぱり私自身の事をありのまま に書く事しか、出来そうにありません。私はかなり打たれ弱いので、HPの閉鎖も考えました。でも、何人かの方達の少しでも、参考になったり、励ましになっている訳で・・・ここで、改めてお詫びしたいと思います。このHPで不愉快な思いをされた方、本当にごめんなさい。闘病の記録とともに、このHPは私の子供に向けての遺書のつもりでもあるんです。このままずーっと元気に過ぎればそれが一番良いのだけれど、万が一の事があった 時に子供に読んで欲しいと思っています。すごく自己中心の考えかもしれませんが、わかって下さい
2004年9月6日
最近、すごく元気です。でも、その反面熱を出したりいろんな所が痛かったりもします。これって元気とは言わないのかなぁ?ドラマの「ラストプレゼント」見ています。余命3ヶ月、娘と最後の夏を過ごす・・・っていうドラマなのですが、主人公のように強くいられるものなのかな?入院中に仲良くなった同年代でお子さんも3人いてすごく周りの人を元気にしてくれるような、とっても明るい人がいました。でもその人は子宮頚がんの末期で、余命半年と言われている人でした。
いっつも笑って「チビたちに、これから母親なしで生きていけるようにいろんな事を、教えてる」って言っていました。どんな治療も1日でも長く生きられるなら・・と頑張っていました。彼女とは家族構成も似ていることから、夜な夜なベットを抜け出して温かい缶コーヒーを飲みながらたくさん話しました。私の退院が近くなったある日の夜、満月を見上げて「なんで、こんな事になっちゃったんだろう」と、はじめて涙を流しながら言ってました。「命の残り時間を受け入れたようでも、助けて!って思っちゃうの。」と本当に静かに泣いていました。がんセンターではギリギリのところで頑張っている人がたくさんいたから、テレビを見ながら「こんなキレイ事かな?」と思ってしまいます。私がもしも余命を告げられたら、きっと見苦しくジタバタしてしまう気がします。でも、生きていればいつかは平等に、誰にでも訪れる最期の時まで、一生懸命に生きていこうと思います。
なんか、ネガティブな文ですみません。術後1年になる日が近づいてきて、1年前に命には限りがあるんだ・・って思った時の愕然とした気持ちを思い出してしまいました。今、私は元気です。
2004年9月22日
1年前の今日入院しました。朝から去年の今ごろは・・・と時間ばかり追ってしまいます。あの頃は何にも悪い事なんてしていないのに何で私が「がん」になんてなっちゃったの?という思いがずっとありました。だけど入院してみて周りの人はみんな「癌患者」で、知り合った何人もの人は、お人よし・・という言葉がぴったりとくるような、いい人たちばかりでした。こんなにいい人達ですら「がん」になってしまうんだ。そして私は自分の「がん」を受け入れました。術後1年が経とうとしている今、HPに私の経験や気持ちは書いてこれたから、これからは、このHPを見てくださっている方が何を必要としているのか、何が不安だったり、心配なのか・・・。そういう観点で運営出来たらって思っています。私の出来る範囲で答えていかれれば・・と思っています。掲示板とかがあったほうがいいのでしょうか?それとも、メールを頂いた方に答えていくとか、今、壁にぶちあったっています。どうかこれからどうすれば良いのかアイデアがあったら教えて下さい。私の経験した事を皆さんに役立てていただければと思っています。でも、一番の目標はこういう闘病記を読んで、一人でも多くの方が検診を受けて、「がん」になる人が減って欲しいと心から願っています。
2005年1月3日
新しい年になりました。今年も元気に楽しく過ごせればと思っています。今、このHPを見てくださっている方は、どんな状況なんでしょう?かつて私が子宮癌を告知された時のように、少しでも情報を得たいと思っている方。術後の様子を知りたい方。きっと、様々な思いを抱えて見て下さっているんでしょうね。病気を抱えて生きていくのは、とてもツライですよね!だけど健康な周りの家族や友達では、私達の気持ちはわからないと思います。前はその事がとても辛かったし寂しかったけど、それは当たり前の事でこんな思いは、自分の大切な人にはして欲しくないですもんね。だけど、今病気で大変な方、悲しい方、寂しい方・・・貴方が今抱えている思いは、がん患者ならみんなもっているものです。だから、一人で悩まないで。頑張りすぎないで・・。今年がどんな一年になるのかは、分かりませんが、癌になる人が一人でも少なくなって欲しいです。今年も「RINRINNの子宮頚癌闘病記」をよろしくお願いします。
2007年3月16日
久しぶりの「徒然」です。
今日、3男のK河が幼稚園を卒園しました。2004年の1月に入園を決めましたがこの頃は術後間もない事もあって、不安を抱えての決心でした。入園にあたって思ったのは卒園まで生きていられなくても精一杯K河との思い出を作ろうでした。がんの再発が怖くて、無事に3年間の幼稚園生活を終えられた事はとても嬉しかった。毎日がんの事ばっかり恐れているのはだいぶなくなったけど、頭の片隅にはいつもあるんですよね。春の風の中生きていることに感謝しています。