9月22日 (月)

ついに入院の日が来た。
昨夜は荷物の確認をして子供達とゆっくりお風呂に入った。眠剤を飲んだけれど、ほとんど眠れなかった。
こんなに元気で、どこも痛くないのに本当に私は、がんなんだろうか?
もっと、他の病院で診てもらっていたら違う病気と言われるかも?がんじゃないかも?・・そんなありえない事を考えているうちに朝になった。
10:00に着くために8:30に自宅を夫と車で出た。
みなとみらいから首都高に乗って、ベイブリッジを渡る時、又、この橋を渡って帰ってこられるのかなーと考えて涙が出た。
10:00少し前に病院に着いた。
今日からここの入院患者だ。本当にがん患者なんだ。
受付をして15階のナースステーションに行く。
はじめ15Aー4号室だったが、入室してすぐにそのお部屋の方から「ばい菌だらけのまま入ってこないで!」と言われせっけんで手を洗い消毒液を手につけてから入るようにと、かなりきつい口調で言われて、私も神経が高ぶっていたから泣いてしまった。
夫が看護師さんに言って部屋を変えてもらった。
今度は15A-5号室、3人共私より年上の方で「緊張しないで、仲良くやりましょうね」と声を掛けていただき、やっと落ち着いた。
パジャマに着替えて、看護師さんに病棟の案内をしてもらう。
この病院はものすごーく分かりにくい。
このあと、皮下注射でアレルギーを調べて、看護師さんからいろいろ現在の状況とか、気分、不安に思っている事などを聞かれた。
入院前に毎日見ていたHP,「癌々行こうぜ」で19階につきじの湯という展望風呂があることを、知っていたので、ナースステーションに入浴の札をもらいに行く。
ゆっくりと髪と体を洗った。
それらが済むともうやることがないので、夫と喫煙所に行ったり、19階で食事をしたりする。
面会時間いっぱい夫にいてもらって、病室に一人戻って明日からのスケジュールの書かれた紙を見ていたら、同室のみなさんに「そんなの見ていても、心配になるだけだよ」と言われ、この後は、世間話をしたり、術後の様子を聞いたりして過ごす。
入院してしまったら、かえって気持ちが落ち着いたようで、久し振りに笑った。
夜もゆっくり眠れた。

9月23日 (火)

今日は6時過ぎに朝の検温で目が覚めた。
眠れないと思っていたのに、「RINRINNさーん、検温して下さい」と声を掛けられるまで寝ていた。
朝食は、???という内容でほとんど食べられなかった。
今日は大きなコップに入った下剤を飲んだ。ポカリみたいな味だった。
トイレに何回か行って落ち着いた頃、処置室で剃毛。
病気だからしょうがないけど、明るい処置室で毛を剃られている・・・人間の尊厳やプライド・・ズタズタ(涙)。
病棟のお風呂に入って体や髪を洗う。
午後は特に何もないので、夫が3人の子供達と来てから外出届を出して、東京駅に行って東京ポケモンセンターに行く。
明日手術を頑張って受けるのは、私なのに何故か子供達のおもちゃやゲームを買わされた!
帰りにパスタを食べて夕方病院に戻る。
明日の手術の時の麻酔科のドクターと面談。
病棟出発前に本来なら入れる鼻からのチューブを麻酔がかかってからにしてくれるように頼んだ。
手術室のナースとも面談。
「質問はありませんか?」と聞かれても何も聞けず「よろしくお願いします」とだけ言った。部屋に戻ってからは、やっぱりドキドキしてたら同室のみんながたくさん声をかけてくれた。
もう、ここまできたら悪いところはみんな取ってもらって、すっきりしよう!そう思うようにした。
この病院には治してもらう為に来たんだから。明日の手術が終れば、癌患者じゃなくなるんだ。
体から癌はなくなるんだから。摘出したリンパとかに転移がありませんように。
消灯後に窓から外のキラキラ輝くネオンを見てると、自分だけ別世界にいるようだった
退院後

今日人、 昨日人の訪問がありました。