9月24日 (水)ついに手術の日
am4:00に目が覚めた。
他の人を起こさないようにそっと部屋を出て、廊下の外の窓のところに行った。
あと、2時間もしたら手術にむかって動き出す。
正直言って逃げたかった。窓の下は築地市場だ。朝早くから大勢の人が歩いている。
病院の中とは全くの別世界。
am6:00ベットに戻る。逃げる訳にはいかない。
3人の子供達や家族のために、まだ死ぬわけにはいかないから。
検温、体重測定のあと、浣腸をする。思ったよりはお腹も痛くないし、別に苦しくない。
肩に注射。そしてスッポンポンになり手術着を着て頭にシャワーキャップみたいのを被りam8:15ストレッチャーに乗り病棟を出発。
スタッフ用エレベーターで、9階の手術室へ。
自動ドアの中に入るとストレッチャーがいっぱいいた。みんなこれから手術なんだ。
このあと、ほとんど記憶が無い。
背中の麻酔をする痛みに「いたーい」と言ったのが最後。
次に気が付いたのは、術後管理病棟の個室。
夫と母がのぞき込んでいる。
「頑張ったね・・」と言われ、このあと、な・なんと私は「いい子、いい子して・・」と言ったらしい(赤面)
夫と母に、いい子いい子されて「T河は?(長男)」と聞くと子供達が入ってきた。
ベットの柵の間から長男の手にさわった。この後はあんまり覚えてない。
ただ、酸素吸入のマスクのゴムが外れてしまっていて、自分で押さえてた。
あと、口の中(ほとんど、歯茎)を冷たい水のついた綿棒で拭いてくれたのが気持ちよかった。
痛みはかなりあったと思う。
でも、痛いというと「痛み止めを点滴に入れましょうね」と言ってくれてた。
あとから、夫に聞くと普通の個室だったらしいが、この夜の私は真っ暗な宇宙にいるような感じだった。
部屋に明かりがついていた感じがしない。
9月25日 (木)
気が付くと昨日とは違う4人部屋の窓側のベットにいた。
いつの間に移動したんだろう?
傷が恐ろしく痛い。痛み止めを点滴で入れてもらう。
また、パニック障害なので安定剤も点滴で。
ちょっと目が覚めて痛いと騒ぎ、すぐに眠りに落ちてしまう。その繰り返し。
何時か忘れたけど体を熱いタオルで拭いてもらい、手術着から持参のネグリジェに変えてくれた。
夫が来て「手術はうまくいったよ」と言われて安心した。
看護師さんが来て「立ってみましょうか?」と・・・。ついにきたか!!
でも少し起きただけであまりの痛さに足を下ろすことも出来ない。
すごく、騒いだのであきらめてくれた。
両親も来たが少し話すと疲れてしまい、すぐ寝てしまう。
夜になって大分、楽になってきて『立てるかも?』と思ったけど、黙っていた。
のどに痰があるのは分かるが、ゴホン・・とは痛くて出来ないので、ちょっとつらい。
おとといの夜から飲まず食わずなのに、のども渇かない。
一回すいのみで一口水を飲んだらむせてしまい、飲むのはやめた。
・・・あと、ものすごく暑くてタオルを水でしぼってもらって顔や首を拭いてた。
この日は本当に時間の経つのが遅く感じられて、つらかった。

