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ベンガル文字概念

ベンガル文字は母音字と子音字から成っていて、その組み合わせで発音を表します。例えば子音字「K」と母音字「a」が合体すれば、「K+a=Ka」つまり「か」と発音するわけです。ローマ字と同じ考え方ですね。
ただし、現代では必ずしも表記と発音が一致するとは限らなくなっています。「この言葉は字のとおりに読まないで、こう読もう」みたいな。面倒なので必要な時のみ書くことにします。
ベンガル文字は左から右へ向かって書いていきます。慣れないうちは「どこからどこまでが1文字なの?」みたいに思うかもしれませんが、慣れてしまえばどうってことなくなります。
ここでは、それぞれの文字を右のようなマスに当てはめて表示しました。ほとんどの文字はピンクの四角の中に納まります。黒い太線部分が文字です。水色の線はガイドラインで、それぞれの文字をこのガイドラインに沿って並べれば、きれいに見えます。普通1つの単語内では、隣り合った文字のガイドラインを繋げて書きます。そうすればどこからどこまでが1つの単語なのかすぐ分かるし、見た目にも一体感が生まれます。ただしガイドラインのない文字もあります。
文字には書き順がありますが、人によって結構まちまちです。まぁ識字率の低い地方なので、それもうなずけるかと。だから書きやすいように書けばいいんじゃないかと思い、ここでは書き順については深く言及しません。ちなみにKOBEは、次のような法則に従って書いています。
1.左から右の順
2.ガイドラインを中心に、内側から外側に向かって
3.ガイドラインの下側を先に、上側を後に
4.一筆書きで書けそうな文字は、できるだけ一筆書きで
それぞれの文字の説明の右側に「K記号」という欄があり、そこには「i~」とか「n'g」とか書かれていますが、これらは文字を学ぶだけなら完全に無視して構いません。興味があれば、「K記号の使い方編」を参照して下さい。

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1.母音字

 母音字というと、日本語の場合は「a.i.u.e.o」の5種類だけなんですが、ベンガル語にはなんと11種類もあります。ただし「発音を区別していない文字」や「2重母音」という特殊なものも混じっているので、実際の発音上での母音はもうちょっと少ないです。
 母音字は、単独では母音のみを表します(当たり前なんだけど)。後に紹介する「子音字」と組み合わせて1つの音(KaとかMuとか)を表す場合は、「母音記号」というものを使います。母音記号については、子音字の次に紹介します。

母音字(全11種類) K記号
「a」と「o」の中間の発音です。口を「あ〜」と大きく開けて、無理矢理「お」と発音します。単語によっては、「o」そのものの場合もあります。そのときは普通に「お」と言えばいいんですが、区別するのが面倒なら常に中途半端に口を開けて「お」と言っていればだいたいOKみたいです。
「a」の発音です。日本語と同じ。 a
「i」の発音です。これも日本語と同じ。余裕です。 i
「i」の発音です。便宜上、上記の「i」を短いイ、この「i」を長いイとか呼びますが、発音上では同じです。ベンガル語において、伸ばす音「−」というものはわざわざ書きません。区別も特にしません。「スープ」も「スプ」も同じ書き方をするし、「スープ」と言おうが「スプ」と言おうが相手には「スープ」として伝わります。 i~
「u」の発音です。日本語と同じ。 u
「u」の発音です。便宜上、上記の「u」を短いウ、この「u」を長いウとか呼びますが、発音上では同じです。あまり出番のない文字なので、かわいそうです。 u~
「ri」の発音です。「リ」と発音するには子音字「R」と母音字「i」があればいいんですが(Ri)、これも一応母音の一種として扱われています。例えば「クリケット」という単語のクリ部分は、子音字「K」と母音字「ri」で成り立っています。ちなみに「ri」と発音する母音字はもう1つあるんですが、現代では使われていないみたいなのでここでは省きます。 ri)
「e」の発音です。日本語と同じですが、単語によっては「a」と「e」の中間の発音の場合もあります。KOBEはそれを忘れていて、いついかなる時でも「e」の発音しかしていなかったんですが、別に困ることはありませんでした。なんだそりゃ。 e
「oi」という発音です。一気に「おぃ」と言いましょう。普通に「おい」と言うのなら、母音の「o」と「i」を並べればいいんです。なかなか分かりにくい発音ですが、出番はあまりないので安心です。 ォィ
「o」の発音です。自信をもって「お」と言いましょう。 o
「ou」という発音です。一気に「おぅ」と言いましょう。普通に「おう」と言うのなら、母音の「o」と「u」を並べればいいんです。マイナーな感じがしますが、意外と出番の多い発音です。 ォゥ


2.子音字

 ベンガル語の子音は、実に32種類。中には日本人にとって違いが判りにくい音もあります。「た」だけで4種類あったりとか、「La」と「Ra」の違いとか。細かく説明してもいいんですが、多分読むのも疲れます。もちろん書くのも疲れます。従って、発音方法ごとにグループ化することにしました。
専門用語が混じってますが、あまり気にしなくていいです。

軟口蓋破裂音(5種類) K記号
無声音/無気音」のK。早い話が「弱めにカキクケコ」。 k
無声音/有気音」のKH。早い話が「強めにカキクケコ」。
有気・無気の違いは、強いか弱いかの違いみたいなもので、正しく発音するには慣れが必要です。強く発音するには、息も一緒に吐き出さねばなりません。だから「有気」というんですね。
kh
有声音/無気音」のG。早い話が「弱めにガギグゲゴ」。 g
有声音/有気音」のGH。早い話が「強めにガギグゲゴ」。
有声・無声の違いは、喉が震えるか震えないかの違いです。日本人の場合は、無意識のうちに区別ができているはず。喉が震える方を「有声」といいます。
gh
「ん」の一種です。「ng」と書いた方がいいでしょうか。直後に「K」や「G」など、このグループの音がくる場合、この「ん」を使います。「さんかく」「たんき」「バングラデシュ」「マンゴー」など。 n'g

硬口蓋破擦音(5種類) K記号
無声音/無気音」のC。早い話が「弱めにチャチチュチェチョ」。 ch
無声音/有気音」のCH。早い話が「強めにチャチチュチェチョ」。 Ch
有声音/無気音」のJ。早い話が「弱めにジャジジュジェジョ」。
日本語の「ザジズゼゾ」も、ここのポジションになります。ベンガル人にとっては「座禅」も「ジャジェン」も同じに聞こえるのでしょうか?
j
有声音/有気音」のJH。早い話が「強めにジャジジュジェジョ」。 jh
「ん」の一種です。直後に「C」や「J」など、このグループの音がくる場合、この「ん」を使います。「パンチ」「はんちょう」「しんじゅ」「オレンジ」など。 n'z

反り舌破裂音(5種類) K記号
無声音/無気音」のT。早い話が「弱めにタティトゥテト」。
ちなみにこのグループは、日本語にない発音です。普通の「た」は、発音するとき舌の前部が上前歯の裏に当たっていますが、このグループを発音するときは舌を反らせて歯に触れないようにします。口内の天井(口蓋)に触れるのはOKです。
t`
無声音/有気音」のTH。早い話が「強めにタティトゥテト」。 th`
有声音/無気音」のD。早い話が「弱めにダディドゥデド」。 d`
有声音/有気音」のDH。早い話が「強めにダディドゥデド」。 dh`
「ん」の一種です。上記の方法で発音する「ん」。出番が少ないうえ、次の「歯音破裂音」のグループの「ん」とあまり差がありません。なので、いっそ同じにしてしまっても良いのではないかと思います。 n`

歯音破裂音(5種類) K記号
無声音/無気音」のT。早い話が「弱めにタティトゥテト」。
日本語の「た」「て」「と」は、普通ここに当てはまります。ちなみに「ち」は子音字CHであり、「つ」はベンガル語の発音の中には存在しません。
t
無声音/有気音」のTH。早い話が「強めにタティトゥテト」。 th
有声音/無気音」のD。早い話が「弱めにダディドゥデド」。 d
有声音/有気音」のDH。早い話が「強めにダディドゥデド」。 dh
数ある「ん」の中で、最もよく出てくるもの。「n」の発音です。直後にこのグループの音がくる場合、または単語の語尾が「ん」で終わる場合、他のどの「ん」の条件にも当てはまらない場合にこの「ん」を使います。「はんたい」「はんてん」「キリン」「かんらんしゃ」など。また、母音記号を付けて「ナニヌネノ」の発音にもできます。ローマ字の「N」と同じ働きですね。そういえば形も似ています。 n

両唇破裂音(5種類) K記号
無声音/無気音」のP。早い話が「弱めにパピプペポ」。 p
無声音/有気音」のPH。早い話が「強めにパピプペポ」。
英語の「F」の発音は、ここに当てはまります。つまり「ファフィフフェフォ」です。
そういえばベンガル人は、「アフリカ」を「アプリカ」と言ったりしてるような・・・。
ph
有声音/無気音」のB。早い話が「弱めにバビブベボ」。 b
有声音/有気音」のBH。早い話が「強めにバビブベボ」。
英語の「V」の発音は、ここに当てはまります。つまり「ヴァヴィヴヴェヴォ」です。
bh
「ん」の一種で、発音は「m」です。直後にこのグループの音がくる場合、この「ん」を使います。「サンバ」「シャンプー」など。また、母音記号を付けて「マミムメモ」の発音にもできます。ローマ字の「M」と同じ働きですね。英語などでMで終わる単語がありますが、そういう時にも使います。「ガム」「ミュージアム」など。 m

半母音(3種類) K記号
先に述べた「有声音/無気音」のJと同じ発音。早い話が「弱めにジャジジュジェジョ」。両方を区別する為に、こちらを「後ろのJ」と呼びます。「ゐ」とか「ゑ」のような感じですか? ただしこの文字の出番は案外多いです。 j^
「R」の発音です。舌を歯にくっつけずに「ラリルレロ」。
日本語の「ラリルレロ」は一応ここのポジションらしいですよ。英語などでRで終わる単語がありますが、そういう時にも使います。「スター」「セプテンバー」など。
R
「L」の発音です。「た」の要領で舌を歯にくっつけ、離しながら「ラリルレロ」。
「R」との区別は、なかなか難しいものがありますが、1度わかれば簡単。
英語などでLで終わる単語がありますが、そういう時にも使います。「クール」「エイプリル」など。
L

摩擦音(4種類) K記号
「SH」の発音です。「シャシシュシェショ」。
ちなみに下の2つの文字もSHで、発音は微妙に違うらしいのですが、「日本人にはできないだろ」と言われました。同じ発音でちゃんと伝わるので、まぁ問題はないでしょう。個人的には日本語の「し」を、この文字で書くことにしています。
Sh
「SH」の発音です。「シャシシュシェショ」。
他のSHと比べると、出番は少ないような気がします。
sh:
「SH」の発音です。「シャシシュシェショ」。
でもKOBEの感覚的には、「S」の発音といった方がより適切だと思うんですが。「サスィスセソ」みたいな。日本語の「さ」「す」「せ」「そ」は、この文字で書くといいんじゃないかと・・・。
s
「H」の発音です。「ハヒフヘホ」。
ただし、場合によってはほとんど発音しないことも。例えば母音字「ri」を伴った場合、字的には「Hri」なので「フリ」と読みたいところですが、実際は「リ」としか聞こえません。イスラムの神「アッラー」も、字で書くと語尾にこの字が付いています。でも「アッラーフ」とは言いませんよね。
H


3.母音記号

 ある子音に任意の母音をくっつけて1つの音を表すためには、母音記号というものを使います。発音上の役目は前述した「母音字」と同じですが、母音記号を使った方が遥かに書きやすいし、読みやすいのです。
 画像内のピンクの丸部分に任意の子音字を置けば、1つの音の出来上がり。
 母音字、子音字、母音記号を全部マスターすれば、とりあえず簡単な言葉くらいは読み書きできるようになっているはずです。

母音記号(全11種類) K記号
子音字に何の記号もつかない場合は、通常「a」と「o」の中間の発音を意味します。ただし、単語の末尾にある場合は、母音はつかず子音のみの発音にもなります。「BOOK」のK、「SOUL」のLみたいな感じです。また場合によって「o」の発音になったりもします。まぁ臨機応変で。
「a」の発音です。子音字の直後に縦棒を1本。 a
「i」の発音です。子音字の直前に縦棒を1本、そこから右上へ軽いカーブを描きます。 i
「i」の発音です。子音字の直後に縦棒を1本、そこから左上へ大きくカーブを描き、グルンと回って右へと消えて行きます。この部分は人によって書き方が様々で、数字の4みたいな形にする人もいます。印刷物の活字だと、また違った形。・・・好きなように書いて下さい。 i~
「u」の発音です。子音字の真下に小さくクルリと。この画像ではクルリ部分がやたら大きく見えますが、実際はもう少し控えめに。アルファ「α」みたく書く人もいれば、横倒しの「6」みたいな書き方をする人もいます。 u
「u」の発音です。子音字の真下に「ひ」を崩したような形を書きます。KOBEは慣れないうちはアルファベットの「a」を書いたりしてましたが、それでも間違いではなかったみたいですよ。 u~
「ri」の発音です。子音字の真下に「<」と書けばOK。 ri)
「e」の発音です。子音字の直前に長細い「て」を書くつもりで。 e
「oi」という発音です。上で書いた「て」に、ヒョロリと毛を生やします。 ォィ
「o」の発音です。子音字の直前に「て」、直後に縦棒。子音字が挟まれた形になります。 o
「ou」という発音です。上で書いた状態に加え、縦棒にヒョロリ毛が生えてきました。 ォゥ


 子音字と母音記号の組み合わせによっては、「母音記号」のところで紹介したパターンに当てはまらない場合があります。全部で7つしかないので、これはもう理屈抜きで憶えてしまいましょう。

母音記号の例外(全7種類) K記号
「有声・無気音のg+短いu」の形、つまり「gu」の発音です。前半は「g」の文字の通りに書いて、後半は大きく「3」のような形を。 gu
「R+短いu」の形、つまり「Ru」の発音です。クルリの向きに注意。 Ru
「R+長いu」の形、つまり「Ru~」の発音です。クルリではなく、尻尾を生やします。 Ru~
「sh+短いu」の形、つまり「shu」の発音です。前半は「sh」の文字の通りに書いて、後半は大きく「3」のような形を。バランスが悪く書きにくい文字なので、書く人のセンスによっていろいろな形になってしまいます。 Shu
「s+短いu」の形、つまり「su」の発音です。アンダーラインに沿ってクリンクリン、その下にもう1度クリン。・・・説明しにくいんですが、リズム的にはそんな感じかと。 su
「H+短いu」の形、つまり「Hu」の発音です。「2」と書こうとして途中でペンを止め、そこから新たな「2」を書き足した、みたいな形をしています。人によってはアンダーラインを省略したり、ハートみたいな形を書いたり・・・。そういうのを見ると「あれ、この字なんだっけ?」と混乱してしまう。だってこの字、もともと存在感薄いんだもの。 Hu
「H+長いu」の形、つまり「Hu~」の発音です。尻尾の形は「Ru~」の時と同じ。はっきり言って「いつ使うんだ」とツッ込みたくなるくらい、出番がありませんでした。 Hu~


4.特殊記号

 母音字にも子音字にも属さない、特殊な文字・記号を紹介します。特殊とはいえ、いずれも使用頻度は高め。これも憶えておきましょう。

特殊記号(全8種類) K記号
「チャンドラビンドゥ」という記号で、字の真上にくっつくと、その字の発音を鼻母音化させる効果があります。鼻母音とは、鼻からも空気を出しながら発音する音。「頑張る」の「が」と、「考える」の「が」を比べてみて下さい。同じ「が」でも発音が違いますよね。「考える」の方が鼻母音です。 "
「オヌッシャル」という記号で、子音文字の「ng」と同じ発音です。「ba」という文字と「la」という文字の間にこの記号を書けば、「バングラ(bangla)」となります。「カンニ」の後に書けば「カンニング」。結構便利です。 ;;
「ビショルゴ」という記号で、これ自体には読み方はありません。単語の中にあれば、直後の子音を促音化させる(詰まらせる)という働きをします。「ba」と「la」の間に書けば、「バッラ(balla)」となるわけです。 ::
「タ」と「ラ」の中間の発音です。・・・といってもよく分からないですね。KOBEもいまいち分からないです。普通に「ラ」と発音してもちゃんと通じていたので、深く気にしなくてもいいんじゃないでしょうか? [r]
「タ」と「ラ」の中間の発音です。ただしこちらは有気音、上の文字は無気音として区別されています。正確な発音はちょっと分からないんですが、あまり出てこないので心配はいらないでしょう。 [rh]
この文字に、決められた発音はありません。母音記号を伴って書かれた場合、その母音記号の示す母音だけを発音します。母音記号がない場合は、単語によって「e」または「o」の発音になります。
この字はしょっちゅう出てくるので、使い方の定義だけは憶えておきましょう。例えば・・・、「あ」という母音字は、単語の先頭にしか置けないという決まりがあります。そこで「あいあいがさ」と書きたい場合、この文字の出番です。まず母音字で「あい」と書いて、次にこの文字+「a」の母音記号を書いて、あとは普通に「いがさ」と書く・・・。これで「あいあいがさ」となります。
語中・語尾の「あ」はこちらの文字を使うのです。
また、母音字「お」の直後にこの文字で「あ」と付け足すと、
「wa」の発音になります。字の通りに読めば「おあ」なんですが、それが「わ」として扱えます。同じように「みあ」と書けば「みゃ」、「ぎお」と書けば「ぎょ」、「ぴう」と書けば「ぴゅ」・・・。応用次第でいろいろ使えます。
・・・しかし我ながら分かりにくい説明ですね。あとはもう、経験を積んで各自で身につけて下さい(逃げ)。
子音文字「t(無声音/無気音)」の、子音のみを発音させる記号です。母音記号を伴うことはないので、この字を見たらとりあえず「t」と読んでおけばいいでしょう。 [t]
「ジョポラ」と呼ばれる記号です。厳密には結合文字の一種なんですが、使用頻度の高さからこのグループに加えることにしました。
この記号は任意の子音文字にくっつけて使います。左の図でピンク色の部分に、適当な子音文字が入ります。また、その状態からさらに「a」の母音記号を書き足す場合もあります。
発音は、この記号のついた文字が「語頭」あるいは「語中・語尾」のどちらにあるかで変わります。語頭にある場合は、母音記号が「a」もしくは母音記号がないときに「a」と「e」の中間の発音になり(スペルは違うが発音は同じ)、他の母音記号があるときはその母音記号通りの発音になります。語中・語尾にある場合はくっついている母音記号通りの発音になります。ただし、語中・語尾にあって且つ母音記号がないという場合は、「o」の発音です。
1.語頭/「a」の母音記号あり→「a」と「e」の中間の発音。
2.語頭/「a」以外の母音記号あり→母音記号の発音。
3.語頭/母音記号なし→「a」と「e」の中間の発音。
4.語頭以外/母音記号あり→母音記号の発音。
5.語頭以外/母音記号なし→「o」の発音。


また語頭以外の場合は、母音記号があってもなくても「ジョポラ」のついた子音を促音化(詰まらせる)する働きがあります。アルファベットで考えるといいかもしれません。同じ小文字を2連続にする、みたいに。
 
(例) 墓=HaKaのKにジョポラをつけると、発火=HaKKaになる。
     家紋=KaMoNのMにジョポラをつけると、関門=KaMMoNになる。

 
    待て=MaTeのTにジョポラをつけると、待って=MaTTeになる。
</>


5.数字

 数字については説明はいらないですよね。我々も使っている、普通の数字です。
が、ベンガル語の数字は、なんと1から99まですべて個別の単語になっています。日本語のように、1から10まで覚えればあとは応用でなんとかなる、というわけにはいかないのです。ベンガル語の数字を完璧に身につけるには、99個の単語を覚えなければなりません。恐ろしく面倒です。
 ここでは、各数字の書き方だけを紹介します。数字に関しては普通に10進数なので、覚えるのも楽です。あ〜よかった・・・。

数字(全10種類) K記号
「0」です。書き方も同じ。読み方は「シュンノ」。 0
「1」です。「6」を左右逆に書く感じで。ただし、下の丸部分はあまり大きくならないようにしましょう。大きくし過ぎると、「2」と間違われます。読み方は「エク」 1
「2」は、形が似ていますね。若干斜め気味に。読み方は「ドゥイ」。 2
「3」です。読み方は「ティン」。 3
「4」です。我々が使っている「8」を書けば、それが「4」を意味します。読み方は「チャール」。 4
「5」です。上の頂点から書き始めて、時計回りに一筆書きしましょう。リズム的には「クリンクリン・グイ〜ン」。読み方は「パーチ」。 5
「6」です。読み方は「チョェ」。 6
「7」です。我々が使っている「9」によく似ていますね。読み方は「シャートゥ」。 7
「8」です。まず普通に「6」と書いてから、右または右上へ尻尾を生やします。一筆書きで書きましょう。「R」を上下反転した風にも見えます。読み方は「アートゥ」。 8
「9」です。上から書き始めて、そのまま一筆書きで書いてしまいます。読み方は「ノィ」。 9



文字には、これらの他に「結合文字」というものがあります。
結合文字については、「ベンガル結合文字編」をご覧下さい。

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