河北新報 2011年2月7日

 盛岡・バー経営夫婦が自費出版 黄金期のスコッチ一冊に

 盛岡市のスコッチ専門バー「スコッチハウス」を経営する関和雄さん(62)、聡子さん(49)夫婦が、
 所蔵ボトルのガイド本「スコッチ・オデッセイ 1971黄金の特級時代を想う」を自費出版した。

 フルカラーの文庫本よりやや大きいサイズで、205ページ。
 「スプリングバンク1919年」「ストラスミル1900年代初頭」などオールドボトル約600本を紹介している。
 洋酒の輸入自由化が始まった71年から等級が廃止された89年までの特級ばかりで、
 夫婦でコツコツと集めたコレクションをブレンド会社別に整理した。

 うんちくも傾けている。ブレンド会社のホワイトホース・ディスティラーズ社がねじ切り栓を最初に使った会社だったことや
 「ホワイトホース」は第1次世界大戦で英国陸軍が勝利の象徴として愛飲した銘柄であることなど、ファンにはたまらない情報といえそう。
 来店客との交流やスコッチへの思いを聡子さんがつづったエッセー12編も収録した。
 「ボウモア」や「ラフロイグ」など銘柄別に話が展開し、夫婦のスコッチへの温かいまなざしが感じ取れる。

 和雄さんは「スコッチの黄金期が分かる一冊に仕上がった。
 ブレンド会社別に紹介した本は非常に珍しいのではないか」と話している。
 スコッチハウスは盛岡市下ノ橋町で2000年に開店した。
 オールドボトルをはじめとする豊富な品ぞろえで知られ、全国からファンが集う。
 「スコッチ・オデッセイ」は1575円。盛岡市内の書店のほか、
 仙台市青葉区国分町のバー「レサシエルバール」などでも買える。
 連絡先はスコッチハウス019(604)5577。

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