岩手

スコッチウイスキー:600本、系譜や物語知って 関さん夫妻、本を自費出版 /岩手

毎日新聞

 ◇盛岡・バー経営、関さん夫妻 集めたスコッチウイスキー600本、ブレンド会社別に紹介
 盛岡市下ノ橋町でスコッチウイスキー専門のバー「盛岡スコッチハウス」を営む関和雄さん(62)、聡子さん(49)夫妻が、集めた約600本を紹介した文庫本「スコッチ・オデッセイ−1971黄金の特級時代を想う」(盛岡出版コミュニティー刊)を自費出版した。関さん夫妻は「スコッチウイスキーの系譜や物語を知ってもらいたい」と話している。
 和雄さんは会社員だった1975年ごろ、出張先の東京で初めてスコッチウイスキーを飲んでとりこになり、00年8月に同店を開いた。本は、昨年開店10周年を迎えたのを機に、30年で集めた1000本について記録を残そうと1年かけて書き上げた。
 今回は、主に71〜89年に発売されたものをブレンド会社ごとに紹介した。瓶の写真を載せ、約300字で会社や蒸留所の歴史、逸話、自身の感想を記した。巻末には聡子さんが日々ブログにつづるウイスキーを巡る思い出やこぼれ話も掲載した。
 89年の酒税法改正を機に、大量生産とブレンド会社の統廃合が進むなど、「どの原酒からどんなブレンドが生まれたかを知る人が少なくなった」と和雄さんは言う。ブレンド会社に焦点を当てた本は他になく、聡子さんは「若い世代の教科書になれば」と話す。
 205ページフルカラーで1500部発行。同店や盛岡市内の書店で販売している。同店(019・604・5577)。【山中章子】


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