ワシ類鉛中毒ネットワーク会則(1998年11月制定)
1)会の目的
ワシ類鉛中毒ネットワークは、近年北海道で増加しているオオワシ・オジロワシの鉛
中毒の発生を防止するために設立した民間組織である。現在オオワシ・オジロワシにお
ける鉛中毒死は、冬季間の死亡原因の70%以上を占めていると考えられ、絶滅危惧種に
指定されている両種にとってたいへんな脅威となっている。本会は、鉛中毒発生防止に
向けて各種活動を行うとともに、行政や他団体とも連携・協力を図りながら、ワシ類鉛
中毒の早期根絶をめざす。
2)会の活動
ワシ類鉛中毒ネットワークは、会の目的を達成するため、以下の活動を行う。
・ワシ類における鉛中毒の発生状況についての調査活動
・ワシ類の鉛中毒に関する情報の収集
・過去の発生状況についての調査と分析
・鉛中毒が個体群に与える影響についての調査
・ワシ類の冬季の生息状況調査
・当面の主原因と目されるエゾシカ猟と残滓についての現地調査
・オオワシ・オジロワシ以外の鳥類についての被害調査
・ワシ類の鉛中毒発生を防止する活動
・鉛弾使用禁止に向けての啓蒙活動
・鉛を含有する残滓の回収に対する協力
・鉛中毒防止のための各種情報の提供
・行政施策に関する提言
・救護個体の治療体制の確立
・救護個体の治療技術についての情報センター機能
3)会員
会の目的に沿った活動のできる者、あるいは資金的援助のできる者で、申し出のあっ
た者を会員とする。
4)役員
会の活動をまとめるために、代表1名、事務局長1名、事務局員数名、地区委員数名を
置く。