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■2003/3/31

東京銃騎隊:

Scene 10 2008 神州 石浜基地 女子宿舎 V-C算術艦隊司令 由美 唯(ゆみ ゆい)

わたしはそこに一人きりで立っていた。

前世紀の遺物、巨大で複雑な高階多層建築の谷間、東西に長く広がる公園。
幾何学的に配置された水路と並木。
まだ石油で動く自動車がたくさんあった頃は、幅の広い道路だった場所。
何度か来た事がある。
府庁前、東京の中心街だ。

あれ、もう神州から帰ってきたんだっけ
わたしの他に人影は見えない。
動いてるのは、わたしだけだ。

そこで気づく、これは夢だ。
たまにこんなことがある。夢の中で夢から覚めずに夢と気づく。

夢の中でもせっかく街にいるんだ、かわいい洋服でも見ていこう。

わたしは水路に沿って木立を抜ける、それにつれてまわりの色があせていく。
ゆるやかに上下するスロープの両脇に店が並ぶショッピングモールまで来ると、あたりはほとんど真っ白になってしまった。

残念だけど、にショッピングモールは営業していない。
地平線まで続く、閉じたシャッターの壁。

わたしは奥へと歩く。

ゆっくりと全てのシャッターが開き始めた。
中から音もなく、すべるように現れたのは純白のクモ、戦車たちだ。
クモたちは列をつくり、地平線へと行進を始めた。

わたしはその光景に見とれる。

そうか、クモも死ぬんだ。
突然それが分かった。

そして、全てを思い出す。
算艦操舵室。
次々と消える地図上の白い輝点、その一つ一つがこのクモたち。
全ての白点が消えて、私のクラスの戦車隊は壊滅した。

記憶の中でパニックになる私を、夢の中の私は静かな気持ちで眺めた。

ゆっくりと行進するクモに並んで歩きながら、制服の内ポケットの端末に触れる。
わたしの艦エレンディルは出現しない。残念、夢の中まではエレンディルはやってこれないのか。
エレンディルは「星を愛する者」という意味だそうだ。大昔の小説。
それを教えてくれた人を、私は探す。

やがて私は特徴のあるクモを見つける。ヨロイオニグモ、富樫のクモ。
音もなく3重のコクピットシェルが展開する。
中にはやっぱり富樫がいて、正面をみつめていた。

私は一生懸命話しかけるのだけれど私を見てくれない。
富樫はずっと前をみつめていた。

クモたちの速度があがっていく、私も一緒に駆けだして、全力疾走になっても追いつけない。

「勝手すぎる!これからなのに!」
そう叫んでいた。
富樫はようやく、私に気づいて、何か言った。
言ったんだと思う。

クモたちはものすごい速さで地平線の向こうへと突進していき、みんないなくなった。
みんないってしまった。

最後の言葉は、わたしに対する謝罪の言葉だ。
こころの一部がそう言った。
わたしはそれを否定する。それは単なるこころの防衛機構にすぎない。

正直言って、富樫が死んでも、悲しく無かった。
つきあっていたわけでも、好きだったわけでもない。
私はあの男を利用したかっただけだ。ここから抜け出すために。
でもその前に彼は死んでしまった。
だから残念だとは思った。
正常ならば罪悪感を感じるべきだとは思う。
でもこれは罪悪感とは違う。何か、もっと別の気持ち。自分でもよくわからない。

涙が出た。
涙は言葉だ。
声にできなかった言葉が、涙になる。

来室者を告げるブザーで、夢から覚めた。
まぶたの縁が濡れていた。本当に泣いていたみたいだ。
夕方だ、差し込む西日が目に痛い。

ブザーは鳴り止まず、ドアが叩かれる。
「あの、センパイ!すみません!あの、お話があるのですが!」

下級生か。念入りに涙を拭き取り、ベッドから起き上がった。
制服のまま眠ってしまっていたようだ。
鏡を見て、表情をつくる。頼れる先輩に見えるだろうか。
端末に電源を入れ、個室のドアを開ける
「どうしたの」
ドアの前に小柄な女子がいた。緊張した表情。
「あ、あのわたし、III-Cクラスの映 瞳(うつり ひとみ)と言います」
「映さん、オムニアヴェリタスの子ね」
「あ、はいそうです。オムニの艦長やってます。よかった覚えててくれて」
瞳の顔が明るくなる。同じ分団の下級生だ。オムニアヴェリタスも私のエレンディルも、戦車をサポートする艦、オリエンテーションで教えた覚えがある。
「もちろん覚えてる、あなた優秀だったから」
「そ、そんなことないですよ!いや、そうじゃなくて、あの、それで、私たちには由美センパイのちからが必要なんです。弟をたすけて欲しいんです」
「どういうこと?」
「弟は、戦車隊にいるんですけど、ピンチなんです、センパイの艦隊に、うちの戦車隊を手伝って欲しいんです」
「でも、わたしたちの戦車隊はもう…」
「あ、すいません、そんなつもりじゃ、そのお気の毒でした」
「艦隊だけで何ができるの?」
「私たちに代わって、戦車隊のバックアップをお願いしたいんです。日没と共に総攻撃を行います」
「総攻撃?それじゃ、あなたたちの艦隊は何をするの?」
言いづらそうな表情をする瞳を、わたしは部屋に招き入れた。
作りつけのデスクのイスに座らせ、わたしはベッドに腰かける。
そのとき、
「由美さん!」
突然、副官の多岐 裕美(たき ひろみ)が駆けこんで来た。
「大変なことになりました!」
「裕美、少し待って」
「待てません!ウチ(V-C)の艦隊が、III-Cの瑞浪艦隊に組み込まれたんですよ!あ…」
裕美が瞳を見つけ、瞳は目をそらす。
「この子、III-Cの…」
内ポケットの端末を操作してエレンディルを呼び出し、確認する。
「指令の発行元はPODの知性体、分団司令部には問い合わせ中です」
瞳はおそるおそる、こちらを見上げた。
「あの、その、スミマセン…そういうことなんです」
瞳は小柄な身体をさらに小さくする。
「どういうことよ?」
「裕美、黙ってて。了解した、映さん、あなたが恐縮することはないの」
「由美さん!いいんですか!」
「命令には従う、当然でしょう?」
「でもこんなの聞いたこと無い、下級生に使われるなんて!ウチにも面子ってものがあるじゃないですか!」
「そんなこといってる場合じゃないわ」
あらためて映瞳に向き直る。この子は、威をかることなく自主的な協力を求めてくれた。
「命令じゃなくても、協力するつもりよ。ありがとう、気を使ってくれたのね」
「いえ、そんな」
「いいのよ、さっきの質問の続き、私たちがあなたのクラスの戦車隊をバックアップする。それで、あなたたち瑞浪艦隊は何をするつもり?」
瞳が私の目をまっすぐに見つめた。
「ストロボを落とします。…算艦でストロボの知性体を割ってコントロールを奪うつもりです」
「ハァ?そんな…無理だ!どうかしてる」裕美が叫ぶ。
わたしの身体は、たしなめるような表情を作ったが、わたしの心は弾んだ。
上等だ、この子たちは、使えるかもしれない。
「操舵室に向かいましょう」

(つづく)

■2003/3/13

Don't trust over 30:

地方出身者特有のルサンチマンを抱えながら、失速していく人生におびえる20代後半(ていうか30寸前)男子の皆さんコンバンワ!
ていうかそれはオレですが。
いやもう、D&Dの赤箱で始めてまわりがネームレベルに到達してるのにようやくファイアボールが一発増えたか増えないかくらいのところで無駄にあがいてるエルフになったみたいな気分で日々を送るオレなわけですが、みんなはどう?(分かりにくい)

今まさに我々が到達せんとする30歳前後の年代なんですけど、このあたりの年齢に達した人間って一番ウザいよね。(ウザかったよね)
年代だけで横一直線にカテゴリ化しちゃうのも乱暴な話だけど、共通する傾向として、
あまりにペシミスティックで嫌味と皮肉にすぎるってのがある。
これまでは、どうしたもんかって感じで唾棄しまくってたんだけど、

今!まさに!オレがそうなりつつある!
ヤバいヤバい!

ペンペン面(魔法のエンジェルスイートミントのマスコットキャラであるペンギンのワッフルのような表情)で、したり顔、わかったような物言いで若人に接するオレを客観的に把握して、もう心底、己を恥じた。

この年代になって分かったんだけど、やっぱり今まで見えてこなかったような「限界」みたいなものがいろいろとが見えて来る。ああはなれない、これはできない。みたいな。
世界の奥行きがつかめたことで、世界の道理が分かったような気になって、それまで自分が居た場所に居る、青二才が語る事が若くてイタくてすごく幼いことのように感じてしまう。だから、いろいろと言いたくなる。自分が何を知っているわけでもないのに。

でもようやく見えてきた限界ってのは、本当は単なる「自分の限界」にすぎなくて、それを世界の限界と取り違えてるだけ。
なので、もう、知った口聞くのはやめて、限界の質を吟味しつつその先へ思いを馳せまくりたいなぁとか思う。
そういえば、世界に限界はなくて、限界があるのは人の想像力だけってJPホーガンも言ってた。

そんな感じで、それじゃまた。

■2003/3/12

東京銃騎隊:

Scene 09 2008 神州海 洋上基地「荒吐」 分団司令本部 島原好民(しまばら みぃほ)
「何度も言ってるけどさ、ストロボは戻せないよ。あれはSHQ(戦略司令本部)のモノだからね」
「ですが、このままではうちの戦車隊が…」
「撤退命令はさ、神州(分団司令部)より上から来てる。東京(戦略司令本部)が出してるから。知ってるだろう?ストロボだってそこの命令で動いてるんだ」
「それは分かってます。ですから東京の方に、なんていうか、うまく掛け合ってもらえればと」
「だから無理だってば。ストロボは空中空母だ。クモとは違う。あれは戦略兵器なんだ。使いようによっては東京だって吹き飛ばせる。僕らが勝手を言えるわけがないよ」
「ですから、」
「第一、そもそも、どうして撤退できないんだ?そうまでして撃墜数を稼ぐつもりかい?」
「報告書にも書いたように、遭遇戦のため作戦とは大幅に状況が変わっているんですよ。撤退はV年級部隊に続き、我々の戦車隊も壊滅するおそれがあります」
「こちらではそうは見ていない。撤退は可能だよ」
「うちの戦車隊長、鴛原の判断は的確です」
「あのさ、島原クン、役職ってのは何のためにあるのか知ってるかい?」
「え?」
「堂々巡りの議論で時間を浪費することが無いようになんだ」
「いや、ですから」
「君の役職はなんだい?」
「それよりも、」
「僕の質問に答えろ」
「…IIICクラス副指令です」
「よろしい、ではこの僕、犬飼充(いぬかい みつる)の役職は何だ?」
「…東京銃騎隊第III分団司令…です」
「そのとおり、分かってるじゃないか」
「はぁ」
「君のクラスの戦車隊が厳しい状況にあるのは理解してる。IIII年級の残存部隊から、回収部隊を編成して派遣する作戦を、POD(作戦立案局)に提案してある。今日中に詳細を伝える」
「いや、ですから」
「悪いけどこれ以上はつきあいきれないな。下がれ、僕は忙しいんだ」
「最後に一つだけ、作戦立案局へのアクセス権をいただきたいのですが」
犬飼は肩をすくめて端末を操作する。
「分かったよ。君と瑞浪がつなげるようにしておく。回収作戦のコードはBERGEN-緑-今日の日付- だ。期限は作戦終了か36時間後。いいね」
「ありがとうございました」

分団司令室を後にする。当初の予想通り正攻法では無理だったが、なんとか最大の目的は達成した。

P-O-D、作戦立案局に人間はいない。機械知性だけの組織だ。分団司令部が作成した作戦のドラフトを、検討しブラッシュアップした上でクモと艦隊に伝える。
東京銃騎隊の作戦は全て作戦立案局を経由する。ここにつけ込むしかない。

僕は、算術艦隊の操舵室が設置されている石浜基地からドロップシップ(強襲用の兵員輸送ヘリ)で30分、神州海の洋上基地「荒吐(あらはばき)」にいる。
「荒吐」はVLFS(超大型浮体式構造物)、巨大な漆黒の箱舟。
その最深部にある分団司令室から、食堂に向かう。
この基地はどうもおちつかない。地につながっていないからだ。
VLFSの揺れは人間の感知域下だそうだが、無意識に作用しているのかも知れない。

食堂は、他の銃騎隊とも共用のようで、見慣れない制服の方が多い。幅を利かせているのはこの基地をホームグラウンドにしている荒吐銃騎隊だ。下品な笑い声をあげている集団は戦車隊だろう。どこも同じだ。
人目を避けて、食堂に併設されたラウンジの隅で端末を広げる。

食堂の壁を突き破り、白銀の巨大な紡錘体が出現する。
算術戦艦、エクスカリバー。僕の艦。網膜上に合成されたイメージ。
サイズを調整して、目の前に浮かべる。

瑞浪に連絡を入れるが、まだ戻っていないようだ。
瑞浪はSHQ直属の砲戦クラス―ストロボの実質的な管制官たち―と直で話をつけにいっている。恐らくは無駄足だろう。瑞浪、鴛原、操舵室に簡単に報告を送って、いよいよ作戦立案局につなぐ。

エクスカリバーの前に複雑な同心円のロゴがついた構造体が出現する。このロゴは機械知性のアラート。放射線エリアや、バイオハザードのロゴと同類。
BERGEN-緑-今日の日付のコードで回収作戦を処理する緑色の小さな機械知性と接続、インタフェースをCUIに切り替える。オレはCUIだけが持つ感覚、あの正規表現とパイプラインで膨大な言葉を紡ぎ会わせて、入力にたたき込む感覚が、大好きなのだ。
 機械だけが処理できる部門に着々とプロセスを送りこむ、資源配置、兵站などなど。

機械知性はその名の通り知性を持っているが、オレたち人間とは全く異質な存在だ。
人間とは全く別の仕組みで思考する「ハードウェア」だ。人類はこれだけの計算資源を手に入れておきながら、まだ思考するソフトウェアを実現できていない。

途中、端末に連絡が入った。
「PODを押さえたって?」
はずんだ声。瑞浪だ。
「ええ、今交渉中、そっちにも経過を送り…送った」
エクスカリバーにコンソールを持たせて瑞浪に送る。
「島原のコンソールみにくいよ…。ああ、確認。すごい!うまいぞ!さすが島原!」
「ありがとう」
「こっちは全然ダメ、砲戦科どころか戦略司令本部まで大混乱だ。何もかも収拾がつかない状態で、国防軍に頼るのどうのって話になってる」
「マジで?諦めてんじゃねぇっよね、まったく」
「やっぱりPODのMI(機械知性)だけが頼りだなぁ。ええと、今どこ、そこ?」
「食堂のラウンジです。来たときに降りたヘリポートに一番近い食堂」
「こっちは滑走路挟んで反対側。遠いなぁ、よし、ダッシュでそっち向かう」
「了解、到着するくらいには終わってますよ」

特殊な思考形態を持った機械知性が、その膨大なアイドル時間に何を考えているのか、何のために考えているのか、自己認識をしているのか、第一意識を持っているのか、意識の無い知性はありえるのか?そのあたりはイマイチはっきりとしていない。でも、ただ一つはっきりしていることがある。機械知性は抜群に賢くて、オレたちの味方だってことだ。
オレは機械知性に今の戦車隊の窮状と、隊紀の論理的矛盾、指揮系統の混乱具合を訴え出る。
作戦立案局からの回答を待つ間。機械知性の思考をモニタする、意味をなさない言葉の列があふれる。
機械知性は極めてシンプルで軽いハードウェアだが、その言葉を翻訳するソフトウェアはすさまじく巨大だ。

「おっ好民ちゃんじゃないかー」
端末に没頭していると、突然声をかけられた。エクスカリバーと機械知性構造体を割って、女の顔が出現する。
慌ててエクスカリバーとPODを非表示にして、思わず立ち上がる。
見覚えがある。美錫(みすず)だったか?苗字は忘れた。
「よ、よう、久しぶり」
美錫とオレは同じ保育院で育った。
「何ココ来てんだよー、来るなら来るって教えろよー」
なれなれしい女だ。
「おまえこそなんでココ来てるんだよ!」
「好民、東京だろ?なんか今大変なことになってるらしいね」
立て前上、自分の銃騎隊がどこで何をやっているかは機密事項だ。
「正直、かなりヤバい。美鈴んとこは?」
「木更津は無事、昨日こっちついたばっかだから」
「そうか、そりゃよかった」
「心配してくれるの?」
「美錫の戦車の世話するそっちの算艦のな」
「あいかわらずだなー。あと、琉球とかもヤバいらしいよ」
「そうか、思ってたより深刻なことになってんな」
「それよか、何やってたん?」
「秘密」
「いいじゃんいいじゃん」
懐かしい馴れ合いの雰囲気。

「私に触るな!」
鋭い女の声が上がる。不穏な空気。たむろしていた荒吐の戦車隊の方だ。
下品な恫喝の声が聞こえる。いやな感じだ。
美錫がオレの袖をひっぱる。
「ねぇ、誰か女の子、ハッキー(荒吐の蔑称)連中に、からまれてるよ」
見覚えがある小柄な女子。
「うちのお姫様だ」
急いで駆け寄る。ビープ音。端末が、機械知性からの答えを表示する。

瑞浪とにらみ合うガタいの良い男。それを囲む荒吐の戦車隊。
男の肩に手をかけ、ふりむかせる。

「その人、怒らせない方がいいぞ」
「島原!」

「なんだ?てめぇは!」「おい、兄さんかっこいいなぁ」
オレに矛先が向く。

「貴様らは全員、たった今より、その人の指揮下に入る」

各人の端末が一斉に囀り作戦の更新を告げ、食堂の情報パネルが、オレのセリフを肯定する指令書を表示する。
機械知性の出力は、神州における唯一の残存兵力であるところの、IIIC戦車隊及びその算術艦隊の指揮権の期間限定の格上げ。つまり、神州に展開可能な銃騎隊の全ては、一時的に瑞浪の指揮下に下ることになる。

この部屋の全ての目が、神州方面司令官代行 瑞浪片菜に集まる。
「ええと、そういうことだ、よろしくたのむ」

これから、彼女が世界の中心になる。

(つづく)

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