... ヴエルタ・ア・エスパーニャ 2003 レースレポート
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* 今年のヴエルタの結果:3年連続、最後のTTで逆転劇。2001年カセロ(vs セビーヤ)、2002年アイトール・ゴンザレス(vs エラス)、そして2003年エラス(vs ノサル)。 最終日区間優勝はペタッキ。ジロ6勝、ツール4勝、ヴエルタ5勝、合計15勝目。でもポイント賞はツァベルの手に。
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区間優勝:ペタッキ ![]() |
総合順位: grahamwatson.com
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山岳賞: grahamwatson.com ![]() |
ポイント賞: grahamwatson.com ![]() | オールラウンダー賞: grahamwatson.com ![]() |
| 1位:ペタッキ 3.51.19 2位:ツァベル TEL 同タイム 3位:Fロドリゲス DVE ” 4位:ウソフ PHO ” 5位:エド MIL ” 以下152位まで同タイム |
1位:エラス USP 69.31.52
2位:ノサル ONC +"28 3位:バルベルデ KEL +2:25 4位:ガルデアノONC +3:27 5位:マンセボ BAN +4:47 6位:ベルトラン USP +5:51 |
カルデナス L2C 204pts ------- カルデナスがダントツトップ。 2位のAオサは112pts 3位オラチ 4位バルベルデ |
ツァベル TEL 181pts ------- 2位のバルベルデは161pts 3位ペタッキは160pts ペタッキの関心は多分 区間優勝の方だったみたい |
バルベルデ KEL 9pts ------- 総合3位+山岳4位+ ポイント2位=9ポイント 2位カルデナス 3位エラス |
* Course Outline - コース概要:
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お疲れ様3週間。前日で勝負はつき、最終日はマドリッドで凱旋レース。総合トップの選手は安泰。あとはスプリンターたちが区間優勝めざして小競り合いするだけか。
最後にはマドリッドの町を7回周回する。1周5.2キロだ。周回コースは、セラノ通り、ゴヤ通り、カステヤナ通り、エミリオ・カステラール広場(180度に曲がる)、カステヤナ通り、コロン広場、レコレトス通り、シベレス広場、アルカラ通り、インディペンデンシア通り、とまさにマドリッドの目抜き通りを行く。 ラスト1500mは直線コースで、2%の登り。21日間の死闘がこの日やっと終わる。 * レース・レポート:ポイント賞争いはツァベル・区間優勝はペタッキ + ノサルの晴れやかな表情も印象的。 さて、 今年のヴエルタも、ツールと似たパターンになった。総合優勝は既に決まっている。問題はポイント争いだ。現在バルベルデが152ポイント、ツァベルが151ポイント、ペタッキが135ポイント。スプリントゴールを制するのは一体誰か? 今日はスプリントポイントが3箇所ある。まず最初の25キロのスプリントポイントであるアルガンダデルレイでは、ツァベル、ヴェセマン(TEL)、バルベルデ(KEL)の順でポイントを取った。この時点で、ツァベルがバルベルデをスプリントポイントで上回った。それにしても、バルベルデはコンビナダ(オールラウンダー)賞が決まっているけど、ポイント賞も積極的に狙っていくつもり? プロトンはリラックス。最初の1時間は30.8 km/hというスローペース。 35.8キロのスプリントポイントであるモラタ・デ・タフニャでもツァベルがポイント。ヴェセマン、ヒークマンと続き、テレコムが3人でポイントをゲット。貪欲にポイントめがけていくテレコム。今回のスプリントにはバルベルデは加わらず。プロトンで、おしゃべりする彼の姿がある。どうやら、総合3位で表彰台が決定し、更にコンビナダのジャージもあるから、ポイントの赤い水玉ジャージまでは狙うつもりはないようだ。 一方50キロ過ぎ、ノサルがアタック。前に出て、観客たちをちょっぴり びっくりさせる。でもエラスは全く動じない。まだあと95キロも残っているのだ。結局ノサルのアタックは真剣勝負ではなかった模様。元のプロトンに収まった。後でノサルが語ったところによると、USPの速度が上がらないので、ジョークで仕掛けた、と応えた。なんという大物! まあ、このノサルの演出は、ファンサービスかもしれないが、サービスタイムが終わったら、彼には役目が待っている。チームカーに行って、ドリンクボトルを受け取るのだ。昨日までのリーダージャージも、リーダーの終焉とともに、アシストの仕事に復帰だ。 67キロ地点、プロトンがフエンラブラダの町に入った。コルチョン・リラックスのスポンサーを務める自治体だ。もちろん、コルチョン・リラックスの選手たちがプロトンの先頭に立って通過していった。 79キロ地点、この日3番目のモストレスのスプリント地点。ツァベルがまた動く。しかし、ケルメも動いた。タウレルがポイント地点をトップで通過。以下、ツァベル、ヴェセマンと続く。 今までと風景が一変した。さすが、マドリッド。今までなんにもないのっぱらを走っていたことが多かったが、両側に高いビルが建つ都会を走っている。町に来た。マドリッドに来た。長かった3週間の戦いも終焉間近なのだ。 広めのアベニューをプロトンが走るのを見ていると、ちょっとシャンゼリゼを見ている感じ。シャンゼリゼに入ると途端にスピードが上がるツール同様、ここでもプロトンの動きが活発になった。沿道からの大歓声の中、プロトンが疾走する。前半、余りにプロトンのスピードが遅く、コース短縮の話が出始めたそうだ。それを知ってか知らずか、プロトンが漸く調子づいてきた。ひとり、ふたりとアタックして前に出ては、また別の選手が出る。 しかし結局予想されたとおり、最後はゴールでの集団スプリントになった。本日の中間スプリントポイント地点では、ツァベルが全てのポイントにからんだが、ゴールスプリントでは、流石にフリーで行かせてはもらえない。<目標は総合ポイント賞よりも区間優勝>といった感じのペタッキが、結局マドリッドの最終日スプリントも制した。5勝目だぜ、見たかい、といったポーズだった。これで、ジロ6勝、ツール4勝、ヴエルタ5勝、合計15勝という目を見張る新記録で 彼のグランツールは終幕した。でも、3大グランツール出場というのはしんどいことだったろう。ペタッキは、「来年は3つのグランツールには出ないよ」、とインタビューで語った。今からチームの監督に釘を刺すかのように。 ノサルのすがすがしい笑顔と エラスの言葉が印象的 また、同時にすがすがしかったのは いつも控えめなエラスがノサルに言った言葉。「君は僕の去年の状況と全く一緒だ。(エラスも昨年は最後のITTでゴンザレスに敗れている。)でも、一番大事なのは、起こったことのポジティブな面を見つめること。今回 一流選手の資質を見せつけることができたのだから、昨日起こったことは全て忘れて、将来を考えなくちゃいけないよ。」
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