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ヴエルタ第11ステージNEWS

9月14日(火)ヴエルタニュース:バルベルデだからこそ

落車したバルベルデをプロトンが待ったことに関し、新聞各紙は「バルベルデだったからこそ」「彼が大物である証拠」「みんなは彼をチャンピオンとして扱っている」と報じた。バルベルデの怪我は、強打による腰から肩、膝の痛み、複数の捻挫など。

また、バルベルデの落車にもスピードを緩めずひとりで言ったザブリスキー。自分でも、「落車に乗じて逃げた」と堂々と言っていた。レースの流れとして釈然としない、という声もあるが、USPの関係者はとにかくハッピーなようだ。今回のヴエルタで大活躍している。


9月14日(火)ヴエルタニュース:バルベルデ、リタイヤ寸前だった。チームメートが「今日は楽なステージだから」と説得。更に、プロトンもバルベルデを待つため、リズムを緩めた。一人スピードを緩めなかったザブリスキーがそのまま優勝

「荊の道 バルベルデ」「天国から地面へ」といった見出しが躍った第11ステージの報道。バルベルデが開始早々落車で体を強打したのだ。

「僕をサポートしてくれて、プロトンのみんな、チームメートのみんなにまず感謝したい。あと数日で回復できることを願っている。」しかし、怪我のどの部分が一番痛くてダメージがあるのか、自分でもよくわからない。レースを続行できるかどうか聞かれ、「1日も早い回復を願っている。」

落車があった時、チームメートはみんな彼の方に集まってきた。 レースを続行しよう、そういった励ましの言葉もかけたという。「最初はペダルを漕ぐことすらできなかった。」膝や腰あちこちが痛くて、僕はもうレースは止める、とつぶやいたほど。しかしD・ラタサらチームメートが「今日のステージは平坦で平静なステージだから。それに明日は休養日。今日苦しむ甲斐があるよ」と彼を説得した。

彼のライバル達、プロトンはその時点で少し先行していたザブリスキーを除いて全員リズムを緩めた。バルベルデをレースからこんな形で追い出したくなかった。だから、バルベルデの口からは「プロトンのみんなありがとう」のコメント。

上掲の写真は、バルベルデを元気付ける選手たち。お分かりの通り、チームメートだけでなく、フォナック、サウニエルの選手らも声をかけている。印象的な場面だ。photocopyright@as.com

ロベルト・エラス「他の選手の不運というのは、誰だって歓迎しないのさ。監督と無線で連絡している最中、バルベルデが落車したことを聞かされた。そして、僕らは全員そこでスピードを緩めた。他人の不運は一切望んでいない。」
もちろんエラスは総合優勝を狙っている。でも、ライバルがみんな同じ土壌で、不運なく走れてこそのレース、だと思っている。

パコ(愛称)・マンセボ(LBL):「自転車競技としてやることをやっただけ。すぐに僕らはスピードを落とした。彼にとってもよかった。明日は休養日だからね。」パコは現在バルベルデから20秒遅れの総合3位だ。ライバルでありながら、同士として暖かいコメントをしているのが印象的だった。

更に、他の選手たちが、プロトンに復帰したバルベルデのもとに集まり、激励したり、冗談を言って笑わせたりしたという。

ただ、ただ一人ストップしなかったのはもちろん優勝したザブリスキー。彼が逃げを決められたのは、結局バルベルデの落車があり、プロトンが減速したせいだろう。そのザブリスキ-:「僕はバルベルデが落車しても、リズムを緩めなかった。僕は自分のことだけを考えて走った。

こういう時、誰が不運な選手を待ったか、とか、一緒に逃げている時、誰が先頭交代しなかったか、ということがよく取りざたされる。これも駆け引きのひとつといえばそれまでかもしれない。

ただ、例えば 先日のピエーポリの態度に憤りを感じた人も実際にいた。(エラスと一緒に逃げたものの、絶対に先頭交代をせず、自分の区間優勝のため、ラスト400mで出し抜いてそのままゴールした態度があからさまだったのと、更にレース後のコメントでも、「自分が勝つために、先頭交代なんて加われるか」、といったことを言っていた点がちょっと露骨だった。)

ザブリスキーは、あの時点で既にプロトンから先行していたし、総合を狙う選手じゃないので、まあ止まらなくても実害はない。でも、誰がどうやって勝ったか、という勝ち方を結構ちゃんと見て、その後ずっと記憶にとどめているファンも結構いるようだ

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