... Vuelta a Espana 2004 NEWS * オールラウンダー賞は現在ランディスだが、彼は山岳ジャージ着用。2位のヨアキムはリーダーの黄金ジャージ。そこで、オールラウンダー賞のジャージは3位のベルトランが着用となった。写真でも分かるとおり、今年は白いジャージ(といっても写真では、USPのベストを着ているのでちょっとわかりにくいが)になったらしい。あれでマイヨ・ブランコ(白ジャージ)と呼んでいる。
山岳ジャージは小豆色。やはりヴエルタでは、リーダージャージ以外のジャージについては、余り色など気にしている気配がない。簡単に変えて、誰も話題にしていない。
フロイド・ランディスの出身地は、もともとペンシルベニアのランカスター。ランカスターといえばアーミッシュの集落があることで知られる。彼はこの地で生まれ育った。アーミッシュはプロテスタントのメノー派から分離してできた宗派。もともとドイツ系の宗派だが、ほぼ2世紀前、宗教弾圧を逃れてアメリカにやってきた。
アーミッシュについては時々マスコミでその神秘性が描かれることがあるが、外部の影響を一切排除し、厳格な規律のもと生活している。基本的に電気、電話、ガス、水道は禁止。衣服にも規律がある。アーミッシュ同士の婚姻しか認めない。従わな
ければ破門だ。交通手段は馬車。車に乗ってはいけない。実に、自転車も禁止。 自転車に乗りたくて、フロイド・ランディスは17歳の時、生まれ育ったプロテスタント系メノー派の集落から逃げ出した。 アーミッシュの村を後にしたランディスは、ロックに没頭し、MTBのレースに出た。やがてロードで頭角を現し、USPへ。去年おととしは怪我で泣いたが、今年の活躍はご存知の通り。
しかし、彼はアーミッシュ出身の面影を多少とどめている。夜間遅い時間の外出は1年に1回程度。平素夜更かし・夜遊びはしない。とにかくぐっすりよく寝ることを尊んでいる。去年ツールの最中会った時は、夜は22:30には必ず就寝しており、どんなに同僚たちがおしゃべりの真っ最中でも、気にも留めずにさっさと22時には部屋に戻っていた。
ツール中継を見るために、彼の母親は戒律を破ってTVを買って息子の活躍ぶりを見たという。そして、の両親は今年、再び規則を破った。飛行機に乗って、息子が走るフランスへ駆け参じたのだった。
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