Tough on Crime (The Lab / 302 061 512 2) US CD
![]()
01. Learn
to Pray
02. Tangerine
03. Tough And Crime
04. Ordinary Blues
05. Candid Lady
06. Nasty Guy
07. Magazine
08. Cigarette
09. The Romance of Everyday Life
10. Come Back to Sorrento
11. Army Brat (David Mamet, Rebecca Pidgeon)
All Songs Writen by Rebecca Pidgeon exccept
Produced by
Larry Klein
Recorded by Helik Hader
Musicians
Rebecca Pidgeon : Guitars
Dean Parks : Guitars
Walter Becker : Guitars
Rick Boston : Guitars
Larry Klein : Bass, Hammond Organ, Wurlitzer,
Keyboards, Guitars
Billy Preston : Hammond Organ
Scott Amendola : Drums, Percussion
Jay Bellrose : Drums, Percussion
Jimmie Wood : Harmonica
Gabe Witcher : Fiddle
Albert Wing : Soprano, Tenor and Alt Sax
劇作家で、映画監督でもあるデイヴィッド・マメットの妻であるということもあって、「スパニッシュ・プリズナー」、
「ザ・プロフェッショナル」など女優としての活動も多いレベッカ・ピジョンの7年ぶりとなる4作目のソロアルバム。
しばらくアルバムを出していなかったので、ジャケット写真を見たとき雰囲気が違っているし同名異人かと思って
しまいました。
トラディショナル・フォークを扱った前作とはうって変わって、ジョニ・ミッチェル、ショーン・コルヴィン、メアリー・
ブラックを手がけたラリー・クラインをプロデューサーに迎え、スティーリー・ダン的ムードを漂わせる都会的ポップ
・アルバムです。
1,2曲目はボサ・ノヴァ調で、全曲こういう感じではちょっと退屈かなと思っていましたが、、次のタイトル曲(3)では、
ギターにスティーリー・ダンのウォルター・ベッカーを配し、かつて、スティーリ・ダン・サウンドを元に独自の世界を表
現していたロージー・ヴェラに通ずる感覚を見せてくれ安心しました。
次の(4)は、タイトルのようには普通でないブルースで、無機的なビートと、あのビリー・プレストンが弾くエモーショナ
ルなハモンド、そしてクールなレベッカのヴォーカルとホットなブルース・ハープが絡むという、ロージー・ヴェラの前に
スティーリー・ダンのプロデューサー、ゲイリー・カッツが手がけたグループ、アイ・トゥ・アイを思わせるサウンド。
(6)でもビリーのハモンドとジミー・ウッドのブルース・ハープは同様の活躍をしていて大変良い感じ。
そして(8)はまるっきりスティーリー・ダンです。
(10)はエイミー・マン風のストーリー・テリングな語り口調で、それまでの曲とは雰囲気が異なりますが、これはこれ
で良いですね。
ブルースやリズム&ブルースの影響をクールで洗練された形で処理した音楽を久しぶりに堪能できる素晴らしい
アルバムです。ビリー・プレストンをハモンドで起用したことも成功の一因として高く評価できます。
Rebecca Pidgeon