Hotel Paper (Maverick / 48426-2) US CD

01. Intro
02. Are You Happy Now?
(Michelle Branch, John Shanks)

03. Find You Way Back
(Michelle Branch)
04. Empty Handed
(Michelle Branch)
05. Tuesday Morning
(Michelle Branch)
06. One of These Days
(Michelle Branch)
07. Love Me Like That
(Michelle Branch, John Shanks)
08. Desperately
(Michelle Branch)
09. Breathe
(Michelle Branch, John Shanks)
10. Where Are You Now?
(Michelle Branch)
11. Hotel Paper
(Michelle Branch)
12. 'til I Get Over You
(Michelle Branch, John Shanks)
13. It's You
(Michelle Branch)


Produced by John Shanks except (8), (10) by Greg Wells, (6) by Josh Abraham, (11),(13) by John Leventhal
Recorded by Jeff Rothchild, Lars Fox, Marc Desisto, Dan Chase, Ryan Williams, Brian, Scheuble, Rick Depofi

Musicians
Michelle Branch : Acoustic Guitar
John Shanks : Guitar, Bass
Greg Wells : Guitar, Bass, Piano, Wurlitzer, Organ
John Leventhal : Guitar, Bass, Keyboards
Dave Navarro : Guitar
Stuart Smith : Mandolin
Jamie Muhoberac : Keyboards
Patrick Warren : Keyboards
Josh Abraham : Keyboards
Ollie Goldstein : Piano, Keyboards
Paul Bushnell: Bass
Chris Chaney : Bass
Dan Rothchild : Bass
Kenny Aronoff :Drums
Brian McCleod : Drums
Shawn Pelton : Drums
Luis Conte : Percussion
Rick Depoti : Percussion
Sheryl Crow : Vocal Duet
Jessica Harp : Backing Vocals


 一気にブレイクというわけでなく、アルバム・チャートの50-100位内にコンスタント
にとどまり続け、時間をかけて徐々に人気を高めていき、
ヴァネッサ・カールトン
アヴリル・ラヴィーン等若手シンガー・ソングライターたちが台頭する足がかりを
作り若手のリーダー格となったミシェルのセカンド・アルバムです。
 前作に引き続き、入念に編み込まれたギター・サウンドとタイトでパワフルなドラム
が特徴のジョン・シャンクスが主にプロデュースしています。
(3)、(4)、(5)あたりは、ジョン・シャンクスの面目躍如といった感じのアレンジで
アコースティック・ギターとエレクトリック・ギターのバランスが絶妙です。通常、エレクトリック
にかき消されがちなアコースティックの音を生かしながらエレクトリックとからませて
いくセンスはずば抜けています。
 アルバム・タイトルは、前作発表後、コンサート・ツアーのためホテルに滞在する時間が
多くなって、よくホテルのメモ用紙に浮かんだ曲を書き留めるということから作られた
(11)から採られていますが、この(11)は3拍子になっています。人は呼吸も「吸う」
「はく」の2拍子、歩くのも「左」「右」の2拍子なので、3拍子の曲というのはリズムを
意識して作らないと生まれにくいです。単に、勢いだけで作っていた段階からステップ
アップしたことが感じられます。
シェリル・クロウをゲストに迎えた(7)は、シェリルのために書かれたような曲調で、
イントロはフリートウッド・マックの「World Turning」みたいで、サビの部分はシェリルもライヴ
で演奏したことのあるオールマン・ブラザーズ・バンドの「ミッドナイト・ライダー」を思わせます。
 (9)は、言葉とメロディを紡ぐことでは天才的な
シャンタール・クレヴィアジック
レコーディングに参加した影響を感じさせる曲で、とりあえず元気の良さが取り柄であった
ミシェルがより深みのある歌が歌えるようになった成長の跡が、ここにもうかがえます。
ただ真ん中めがけて、力一杯直球を投げ込んでいただけだったのが、コーナーワークや
緩急をつけられるようになったという感じです。
Michelle Branch