Hope and Desire (Verve Forecast / B0005111-02) US
CD
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01. You
Got the Silver (Mick Jagger, Keith Richards)
02. Soul of a Man (Oliver Sain)
03. Lord Protect My Child (Bob Dylan)
04. Tired of My Tears (James Holiday, James Lewis)
05. Share Your Love with Me (Alfred Braggs, Deadric
Malone)
06. Evidence (George Jackson, Raymond Moore)
07. Sweet Forgiveness (Iris Dement)
08. Security (Otis Redding)
09. Loving You Is Sweeter Than Ever (Ivy George Hunter,
Stevie Wonder)
10. Magnificient Sanctuary Band (Dorsey Burnette)
11. Follow (Jerry Merrick)
12. The Danger Zone (Percy Mayfield)
Produced By Joe Henry
Musicians
Doyle Bramhall II : Electric and Acoustic Guitar
Derek Trucks : Electric Guitar, Dobro
David Palmer : Piano, Electric Piano, Hammond B-3
Jebin Bruni : Hammond B-3
Paul Bryan : Bass
Jay Bellrose : Drums, Percussion
Jean McClain, Niki Haris : Background Vocals
The Blind Boys of Alabama : Background Vocals
レーベルをヴァーヴ・フォアキャストに移籍してのスタジオ録音盤として4枚目。
今回はプロデューサーに、エイミーマンの「The Forgotten Arm」を手がけたジョー・ヘンリーを
起用し、レイ・チャールズの(4)、アリサ・フランクリンの(5)、キャンディ・ステイトンの(6)、オティス・
レディングの(8)、スティーヴィー・ワンダーの(9)、ダニー・ハザウェイの(10)という古いR&Bや、
ボブ・ディランの(3)、ローリング・ストーンズの(1)などカバー曲のみで構成されています。
バックには「The Forgotten Arm」のレコーディングにも参加していたベースのポール・ブライアンと
ドラムのジェイ・ベルローズが、このアルバムでもプレイしています。また、今回はスーザンは売り物
のひとつであるギターを全く演奏せず、歌に専念しており、ドイル・ブラムホールllにまかせています。
偶然か、同じ女性ギタリストであるボニー・レイットも4枚目ではヴォーカルに専念していました。
夫であるデレク・トラックスも数曲でスライド・ギターでサポート。自らのアルバムでは、弾きすぎて、
退屈に感じるところもあるデレクですが、ここでは控えめに弾いている分、簡潔にまとまった良い
演奏となっています。とくに(4)は素晴らしい。
最近、6,70年代ソウルを歌う歌手と言えばジョス・ストーンを思い浮かべますが、熱唱型のジョス
とは異なり、スーザンは目一杯歌いすぎず、肩の力を抜いた抑えた歌い方でアピールしています。
これまでは、時にはジャニス・ジョプリンやボニー・レイットに似たところがありましたが、このアルバム
では、あまり頑張っていない分、自然なスーザンの色がにじみ出て大変良いと思います。また、通常
R&Bにつきもののホーン・セクションを使わず、過度の装飾を避けたシンプルなアレンジともマッチ
しています。その辺は、千葉ロッテ・マリーンズの選手達に試合をエンジョイすることを説き、能力以上
のことを要求しないことでその能力を最大限に引き出し31年振りのリーグ優勝へと導いたバレンタイン
監督と同様に、プロデューサーのジョー・ヘンリーの手腕によるところが大きいでしょう。