Deconstruction (Toshiba EMI / TOCP-65290) Japanese CD
01. Shout (M.
Brooks)
02. Lay Down (Candles in the Rain) (Melanie Safka)
additional Lyrics by Queen Latifah
03. I Have Everything (M. Brooks)
04. Cosmic Woo Woo (M. Brooks, L. Dovskin)
05. Nobody's Home (M. Brooks,S. Peiken)
06. All for Nothing (M. Brooks, R. Nowels)
07. I Said It (M. Brooks, R. Nowels)
08. Back to Eden (M. Brooks, R. Nowels)
09. Bored with Myself (M. Brooks,S. Peiken)
10. Careful What You Wish For (M. Brooks,S. Peiken, A.
Gorgoni)
11. Sin City (M. Brooks)
12. Back to Nowhere (M. Brooks)
13. Little Slice* (M. Brooks,L. Dovskin)
*Bonus Track
Produced by
David Darling & Meredith Brooks except (11) by Paul Fox
Engineered by Tom Weir & John Bogosian at House
of Blues West, The Shithouse, Weir Recording
except (10) by Brian Reeves at Cherokee Studios, (11) by Jeff
Tomei
Musicians
Meredith Brooks : Guitars
Paul Bushnell : Bass
Mark Meadows : Bass
David Faragher : Bass
Michael Parnell : Keyboards
Paul Trudeau : Keyboards, Piano
Arlen Shirebaum : Keyboards
Romi Jaffe : Keyboards
Rob Ladd : Drums
Matt Lang : Drums
Denny Fongheiser : Drums
David Darling : Percussion
Background Vocals : Crenshow High School Elite
Choir
前作から"Bitch"が大ヒットし、長年の苦労が報われたメレディスのソロ第3作。
今回は、オリジナル曲以外に約30年前のメラニーのヒット曲(2)をカバーしているのが
目に付きます。ぽっと出の新人ではないので、売れたからといって舞い上がって自分を
見失うようなことはメレディスには無縁です。ただ、これがダメならもう後がないというような
緊迫感があった前作と比べると、落ち着いた感じはあります。ロックンロールしていた
前作よりはフォーキーです。この辺はサラ・マクラクランが主催する女性アーティストの
フェスティバル「リリス・フェア」に参加していたことと無関係ではなさそうです。「リリス・フェア」
は「ウッドストック」のような一日二日だけのコンサートではなく、北米を中心に、数ヶ月ツアー
して回るという異例のスタイルです。そのため、多数のアーティストが単に順番に演奏するだけ
というフェスティバルとは異なり、出演アーティスト間の交流が盛んに行われているのが特徴です。
有名、無名を問わず気があったアーティストが同じステージに立ったりしています。
アコースティック・ギターの弾き語りだったジュエルがエレクトリック・ギターに持ち替えてバンド
を従えるようになったのも「リリス・フェア」で一緒だったメレディスの影響ではないかと思いますし、
逆にメレディスもこのアルバムではジュエルっぽい曲を歌っていたりもします。
単に物真似と言うわけではなく互いの良いところを吸収しあっていますね。
スポーツのナショナル・チームの強化合宿のような研鑽、修練の場になっているような
気がします。よって、リリス以後の各アーティストの実力は確実にランク・アップしていると
思います。
すべて手に入れたけど、なんか不安という、成功者独特の不安定な精神状態
を語った(9)も他のアーティストと接することがなければ、このように客観的に自分を
見つめたような歌詞は出てこなかったでしょう。ひとりでいると、その不安な気持ちを
うち消すためにドラッグやアルコールに先に手を出しがちです。これが乗り切れれば
メレディスも当分は安心です。