0304 (Atlantic
/ 83638-2) US CD
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01. Stand (Jewel,
Lester A. Mendez)
02. Run 2 U (Jewel, Lester
A. Mendez)
03. Intuition (Jewel, Lester A. Mendez)
04. Leave the Light On (Jewel, Lester A. Mendez)
05. 2 Find U (Jewel, Lester A. Mendez)
06. Fragile Heart (Jewel, Anthony Bell)
07. Doin' Fine (Jewel, Lester A. Mendez)
08. 2 Become 1 (Jewel, Guy Chambers)
09. Haunted (Jewel, Lester A. Mendez)
10. Sweet Temptation (Jewel, Rick Nowels)
11. Yes U Can (Jewel, Rick Nowels)
12. U & Me = Love (Jewel, Lester A. Mendez)
13. America (Jewel, Lester A. Mendez)
14. Becoming (Jewel, Lester A. Mendez)
Produced by
Lester A. Mendez & Jewel Kilcher
Engineered by Greg Collins
Musicians
Electric Guitars : Rusty Anderson, David Levita
Acoustic Guitars : Mark Oakley
Bass : Paul Bushnell
Keyboards : Lester A. Mendez
Chamberlain : Patrick Warren
Drums, Percussion: Abe Laboriel, Jr.
Accordion, Trumpet, Trombone: Mike Bolger
Violin, Chorus B Vox : Lisa Germano
Claps : Abe Laboriel, Jr., Lester A. Mendez,
Greg Collins
ジュエル4枚目(クリスマス・アルバムを除く)のアルバムはシャキーラ、
エンリケ・イグレシアスを手掛けたレスター・メンデスによるプロデュースで、
大きくイメージチェンジしています。初期の素朴なフォーク、カントリー感覚は
消えダンス・ポップを基調とした実験的かつ野心的サウンドとなっています。
シックスペンス・ナン・ザ・リッチャーの"Kiss
Me"みたいな(7)もありますが...
サウンド面の変化はあっても洞察力に富む歌詞は変わらず、(13)では自由の
名の下に他国へ武力介入したがり、またそれを国民が批判できなくなってしまって
いる米国の現状を憂いています。
すでに、一定のイメージが出来上がっていて評価が定まっているアーティストが
ファンの批判、反発を買うことが予想されるスタイルへ変化するのは勇気がいる
ものですが、あえてその厳しい状況へ身を置いたジュエルを評価したいと思います。
バックを固めるのはレスター・メンデスがシャキーラのアルバムでも使って
いた当代随一のセッション・ドラマー、エイブ・ラボリエル・ジュニア、同じく
シャキーラやジュエルの前作にも参加していたベーシスト、ポール・ブシェネル、
そしてエイブ・ラボリエル・ジュニアとはポール・マッカートニーのツアー・バンド
の同僚であり、ポール・ブシェネルとはナタリー・インブルーリアの大ヒット曲
「Torn」のオリジナル演者であるエドナスワップというバンドで一緒だったギタリスト、
ラスティ・アンダーソンという微妙に繋がりがある面々です。
表面的には、ミュージシャン使わず打ち込みで済ましても良いような軽薄なサウンドと
思えるところに、最高のリズムセクションが投入されているあたりに、ジュエルの
強かな計算があるような気がします。 エイブ・ラボリエル・ジュニアならではの
力強く端正な8ビートの刻みと、ポール・ブシュネルらしい、無駄な音をそぎ落とした
ベースが聴かれる(8)は鎧の下から衣が見えたというところでしょうか。