ブレーキパッド交換&キャリパーOH


GTキャリパー&ローター
本当はブレーキパッドのみ交換の予定でしたが・・・。
予想外の展開で、キャリパーOHまでやってしまいました。


ディスクブレーキシリンダーの取り外し1 1.ディスクブレーキシリンダーの取り外し

ディスクブレーキシリンダーの取り外しです。
まず、下側のスライドピンを緩めます。
この車に付いているFブレーキはGX71ツインターボ用の装着品
で、15インチタイプになりローター径が20mm大きいようです。
実際、マスターシリンダーはそのまま(ドナー車から外し忘れた)
ですが、効きは2割位アップ、山道の下りでガンガン踏んでも、
根を挙げなくなったのはメリットでしょうか。

余談ですが、この2つの作業は整備士の免許が必要です。
参考にされる方は、注意して作業しましょう。




ディスクブレーキシリンダーの取り外し2 2.ディスクブレーキシリンダーの取り外し

下側のスライドピンを外したら、引き抜きます。
ディスクブレーキシリンダーはパッド交換時に邪魔に
なりますので、針金等で吊るしておきます。





ブレーキパッド取り外し1 3.ブレーキパッド取り外し

擦り減ったブレーキパッドを外します。
進行方向に対して垂直方向に、マイナスドライバー等を。
使って、引っ張り出します。
ちなみに、標準装着14インチブレーキのパッドは、
早ければ1万キロ程度でも山が無くなってしまいますが、
これは何故か9万キロもちました。


ブレーキパッド取り外し2 4.ブレーキパッド取り外し

擦り減ったパッドから、鳴き防止シムを外します。
地面に置いてある左側のが、それです。
無くても効きは変わりませんが、ブレ−キング時に共振
してキーキーいうかもしれません。


新品ブレーキパッド 5.新品ブレーキパッド

新品ブレーキパッドの登場です。
少し前に手に入れておいたので、GT用のタイプです。
現在は製廃になっているかもしれません。
形状は14インチキャリパー用と同じですが、
材質が違うとのことです。


新旧ブレーキパッド比較 6.新旧ブレーキパッド比較

新旧ブレーキパッド比較をしてみました。
9万キロの割には、まだまだ山があるな〜という感じです。




新品ブレーキパッド組み付け 7.新品ブレーキパッド組み付け

鳴き防止シムを組み付けて、組み付けます。
鳴きシムや、パッドインジケーター(限界まで擦り減ると
引っかき音がして交換を教えてくれます・上端下端部に、
付いてます)の方向や付け忘れに注意します。
キャリパーを赤や青にカラーリングするペイント剤が市販
されていますが、面倒くさいので自分はやりません!


シリンダピストンの押し戻し 8.シリンダピストンの押し戻し

ウォーターポンププライヤーでも代用できますが、
専用工具のほうがピストンに傷をつけることなく戻せます。
しか〜し、ここで問題発生!
ブレーキフルードがブーツ部分からダダ漏れ〜。
急遽、キャリパーOHキットを購入し交換へ。
考えてみれば、20年も経った部品なので、
(外したドナー車は1985年・昭和60年式)
いつ漏れてもおかしくない状況ではありました。


シリンダOHキット 9.シリンダOHキット

シリンダOHキットです。
シリンダーパッキンやダストブーツ、ラバーグリース
ラバーグリース等が同封されています。
こちらはまだまだ供給の心配は無さそうです。


ディスクブレーキシリンダー取り外し 10.ディスクブレーキシリンダー取り外し

ブレーキパッド交換時と同様に、
ディスクブレーキシリンダーを外します。
今回は車から外してしまうので、
吊り下げる必要は無いです。


ディスクブレーキシリンダー 11.ディスクブレーキシリンダー

ディスクブレーキシリンダーの内側です。
写真では分かりにくいですが、
ダストブーツの表面にはクラックが入ってました。
ドナー車が現役の頃に、一度も交換されていないのかも。
ここでブレーキホースも外しておきます。


ピストンシリンダの取り外し 12.ピストンシリンダの取り外し

ピストンシリンダを取り外すには、エアガンで
ブレーキホース口からエアを送り込んで押し出します。
タイヤに空気を送り込む簡易コンプレッサーで、
十分代用できました。ここでは写ってませんが、
ピストンに傷をつけないよう、端面部分に当て物を
(木の板等)したほうが良いです。


分解したブレーキシリンダ&ピストン 13.分解したブレーキシリンダ&ピストン

ダストブーツ周辺には、溜まった汚れや錆があるので、
しっかり清掃します。
ブレーキクリーナーと、使い古しの歯ブラシがあると
溝の汚れが掃除しやすいです。


ダストブーツ、シリンダパッキンを外す 14.ダストブーツ、シリンダパッキンを外す

外す時、キャリパー内面部分に傷をつけないよう
慎重に作業します。
ダストブーツはラジオペンチ、シリンダパッキンは、
マイナスドライバー等で外します。


15.キャリパー清掃完了

ブレーキクリーナー(溶剤臭が強いので、十分な
換気が必要)とウエス、歯ブラシで根気に磨きます。
ダストブーツをはめ込む溝の錆がひどく、
結構時間かかりました。


ピストンシリンダ清掃完了 15.ピストンシリンダ清掃完了

こちらも同様に清掃します。
当然ですが、清掃して傷が無いか確認しましょう。
左側は、ダストブーツが破れて浸水しており、
ピストン表面に錆が進行していました。
こういった時は再使用不可ですので、
新品交換となります。
今回は、以前の標準14インチキャリパーから
ピストンシリンダを外して(同一品の為)使用してます。


15.ピストンシリンダの組み込み

ピストンシリンダにダストブーツを仮付けし、
組み込みます。ピストンシリンダやキャリパー内壁に、
ブレーキフルードを薄く塗りつけておくと、組み込みやすいです。
修理書に指示されている部分にはグリス塗布を忘れずに。
ダストブーツの組み付けは結構難しいので、
キットが安い車種であれば、2セット用意しても
いいかもしれません(実際、失敗して1つダメに)。

あとは、車側に組み付けていって完了です。
くれぐれも、ブレーキフルードのエア抜きは、
忘れないようにしてください。


追記.OH後1回目のパッド交換

OH後1回目のパッド交換ですが、右の写真の通り「ここまで使用してはいけません」と
書かれているカーショップ等の見本のような有様で・・・。
普通、ピストン側が先に減るはずですが、今回は反対側で片べりしており、
鳴きインジケーター意味無し状態でした(天然鳴きはしてましたが)。
ちなみにこれは左側で、右側は内外とも均等に磨り減っており問題なし。

尚、今回の使用走行距離は3万4千キロ。
前回よりかなり少ない距離ですが、どうもGT用パッドは代替品に材質が変更されており
以前売られていたパッドはモチがいいようです(おそらく前回のパッドは変更前)。

通常、1.5トンクラスAT車のFパッドはこれくらいの距離も走れば無くなるはずですから、
次回からは気をつけたいものです(今回ローター傷つけました)。
ただ、片減りしていなければまだ大丈夫だったと思われるので、
何で片減りしたのか調べないといけないところではありますが。



※参考にされる場合は、自己責任でお願いします(事故等関知しません)。

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