| 9月1日 | |
| 夏休みも終わり、今日から9月が始まります。今年の夏は、暑い夏でした。特に8月はオリンピックの応援で熱くなりました。夜中に医院長と、テレビをつけ、あたりをかまわず、手をたたき、声援を送った日もありました。応援することで、選手の方たちから、多くのエネルギーをいただいた感じがします。 HPの『診察室から』の更新を1ヶ月夏休みをしていましたが、また、始めたいと思います。診察室にこられる皆様が、もう少し前に、もうちょっとだけご存知だったら、防げたのに・・・と日々の診察で感じたことを、お伝えするのが目的で、このコーナーを作ったのですから、初心に帰って、ゆっくりペースですが、再開したいと思います。 さて、歯は、歯の内側の舌の力と歯の外側の口びるの力のつりあった所にはえます。下の4枚の写真をご覧ください。「奥歯でしっかりかんでください」と言って撮った写真です。4枚とも、前歯のかみ合わせに問題があるとお気づきでしょうか。 Aの写真は、小学校の中学年の男の子です。舌を前に出す癖があり、舌が入るだけの隙間が上下の前歯の間に開いています。 Bの写真は、幼稚園の男の子の写真です。眠っているときや、ぼ〜っとしている時にに、前歯の間に舌が入る癖があるようです。 Cの写真は、中学校3年の女の子の写真です。小学校の間は、お口に指が行く癖があったようです。 Dの写真は、高校3年生の女の子の写真です。本人が、前歯のかみ合せを気になさっています。お母様によると、小さい頃から、お口をぽかんと開ける癖があったようです。お水を飲むときに、舌が上下の前歯の間にでてきます。 このような4人の歯並びは、見ただけで、幼い頃から、口唇や舌に、前歯の歯並びを悪くするような癖があったことがわかります。 |
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A B C D |
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| 9月14日 | |
| 夏休みに学校の検診結果の用紙をもって来院した小・中・高校生の多くに、歯磨き指導を行いました。お母さんに「夏休み中に治療が終わるように通いなさい」と指令(?)を受け、がんばって通院した方もいらっしゃいます。中高生は部活動が忙しいことが多いので、治療する側からとっても、ご家族のこのような励ましはありがたいと感じます。 下の写真は、ある中学生のお子さん(女子)の口腔内の変化です。初診時(左の写真)は、歯にプラークが付いているのが見ただけでもわかりました。また、特に前歯の歯茎がはれていました。衛生士の歯磨き指導を素直に聞き入れてくれ、まじめにがんばった成果が右の写真(3週間後)です。 8020をクリアできる方を増やすためには、このくらいの時期から、自分の口腔内に関心を持つことが重要だと思います。そして、自分の口腔内で特に気をつけるべき点はどこか、その部分をどのようにして掃除するとうまくいくかを理解し、自分でケアーしていこうとする意識が大切なのではないでしょうか。今度は、冬休みに来院予定ですが、楽しみです。 |
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初診時⇒ 3週間後 |
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| 9月19日 | |
| 右の写真を見てください。ある小学4年生のお口の様子です。どのようなことにお気づきでしょうか? まず、赤く染まっているところが多いので歯磨きが十分でないことがわかりますね。 次に、上の前歯にたくさん穴があいています(黄色の矢印)。そして、その穴の付近は、歯の色が小麦粉のような白さになっています。このように色が白くなるのは、歯のカルシウムやリンが溶け出してきて、虫歯の初期の状態になっているからだということは、以前お話ししましたね。ですから、今の状態で、穴を詰めただけでは、またその周りから虫歯になるということの繰り返しになると想像できます。 5月に学校で歯科検診がありました。その時、このお子さんは、『要治療』の紙をもらっていました。しかし、来院したのは夏休みになってでした。お口の中を見たとき、もう少し早く受診してくださっていたらと 残念な気持ちになりました。 そこで、なぜこのように広範囲の歯が虫歯になるのかその原因をはっきりさせるため、カリエスリスク検査を行いました。その結果、この患者さんは唾液の分泌量、唾液の酸緩衝能が低いことがわかりました。このような場合、十分なプラークコントロールが必要になりますし、食事のコントロールも大事になります。また、フッ素を最大限利用して、歯の再石灰化(溶け出したカルシウムやリンが再び歯に取り込まれること)を促進するとともに、歯質の強化を図る必要があります。 お母様にも、ご本人にも以上のようなことを説明しましたら、お母様より「先生!徹底的にやってください」というお返事が返って来ました。 夏休み以来、このお子さんを励ましながら、がんばっているところです。 でも、一番がんばっているのは根気よく、送り迎えをしてくださるご両親だと思います。送り迎えがなかったらまだお子さん一人で来院できる距離ではないですから。本当に、頭が下がります。 |
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