正多面体クラブ

正20面体サイコロ(ペーパークラフト)

みなさん、普通の(立方体の)サイコロを振って不満に思ったことありません?「なんで6までしか出ないんだよ〜!」って(^^;
「0〜9までの10種類の数字が出るサイコロがあったらいいのにな〜」と思ったあなた。正20面体サイコロを作ってみましょう(^o^)/~
普通のサイコロは立方体=正6面体なので、6までしか出ません。正20面体のサイコロなら、20面ありますから、各面に0〜9までの10種類の数字を2回配置すれば、0〜9までの数字が等しい確率で出るサイコロになります。

用意するもの

作り方

正20面体サイコロの展開図はA4の用紙1枚で3個分ありますので、まずは3つに切り分けます。左図の赤線の部分を切りましょう。(ここは長い直線ですから、ハサミで切るよりはカッターで切った方が真っ直ぐに切れて良いと思います。)

カッターと定規で切る場合に注意して欲しいのが、定規の使い方。定規は片側の端が直角になっているものを使用し、カッターの刃を当てるのはこちら側です。目盛りがついていて斜めになっている側にカッターの刃を当てると、カッターを引いたときに刃が斜めになっている斜面に乗り上げ、紙を切らないで定規を傷つけてしまうことがあります。(下手をすれば自分の指を傷つけます。)

正20面体サイコロの展開図を1個1個に切り分けたら、まずは折り筋をつけます。展開図の点線が折り筋をつけるところです。(左図の赤線の部分になります。)

折り筋をつけたら、次は実線の部分に切り込みを入れます。(左図の赤線の部分になります。)

切込みを入れたら、先ほどつけた折り筋で折ります。折ってまた元に戻し、折り癖を付けておきます。

では、木工用ボンドで貼り合せていきましょう。白い三角形がのりしろです。最初に貼り合せるのは、中段の端にある「のりしろ」。これを中段の反対側の三角形の下に貼ります。ぐるっと丸めて円筒形にする感じです。

中段を貼り合せたら、上段と下段の三角形は、白い「のりしろ」を下に、色のついた三角形を上にします。そして三角形をピッタリ重ねれば… ほら、三角形が5枚集まって五角形になります。(完成形が見えてきましたね。)

5枚集まっている三角形を1枚めくっては、下の「のりしろ」にボンドを薄〜く塗って貼り合せます。ボンドを薄〜く塗るには、ボンドの容器から直接「のりしろ」にボンドを出してはダメです。要らない紙の上にボンドを出して、これまた要らない紙を右の写真のように切って、これをボンドを塗るためのヘラとして使います。

上段と下段、5枚ずつの三角形を一枚一枚貼り合わせていけば完成です。
※この正20面体サイコロの展開図は、「のりしろ」を一枚一枚貼っていけば出来上がるように工夫しています。2枚以上の「のりしろ」を同時に貼る必要がないので、比較的簡単に作れるペーパークラフトです。

三種類の正20面体サイコロの出来上がり〜
左側と中央のサイコロの目は0〜9、対面の数を足すと9になります。
右側のサイコロの目は1〜10、対面の数を足すと11になります。

正20面体サイコロは乱数発生器

正20面体サイコロを何度も振ると… 4 5 9 8 2 7 6 5 7 2 6 3 4 0 0 1 1 8 6 … というように、ランダムな(でたらめな)数字の列が出てきます。これを「乱数」といいます。そして、この乱数は現代社会でとっても役立っているんです。
でたらめな数字が何の役に立つのかって?... インターネットで安全な通信をするために乱数が使われています。あなたがゲーム機やPC、携帯/スマホでゲームをするなら、そこでも乱数が使われています。だから、たぶん、あなたは毎日 乱数を使っているんです。

さらに…

正多面体は、正4,6,8,12,20面体と5種類あります。
他の正多面体もペーパークラフトで作ってみたいな〜と思ったら⇒正多面体ペーパークラフト