人と人とが正面から向い合うことでしか、差別やいじめはなくならないし、人権意識は広がらない!

『人権を守るためにあらがう人の輪の中に死ぬまでいたい』と目を輝かせて語る藤田敬一さん。学生時代に自ら被差別部落に飛び込んで以来、これまでずっと人権意識の拡大に正面から立ち向かってこられた。岐阜大学を退官された今は、年間百数十回の人権講演をこなし、各地の学校などを回っている。講演では『生き合っていこう』と呼びかける。
藤田さんのお話に感動してこのビデオを作りました。藤田さんのお話をぜひ聞いていただきたくてこのビデオを作りました。
このビデオを見れば人権教育についてわかる、そんなビデオではありません。しかし、このビデオを見れば人権について考えてみたい、いじめ問題に正面から向い合いたい、そんな気にさせてくれるビデオです。
親子で見てください。子どもと先生で見てください。見たあと、人権について語り合ってみてください。このビデオは人権について考えるきっかけをつくるためのビデオです。
6年生の少女夏希の目で
『人間は違って人間。その違いにものさしを当てはめて、差別したり、いじめをしたりするのは愚かです。21世紀を生きていくうえで、命ということ、みんな切れば血が出る同じ人間なんだということを大切にしていってほしい。』と語る藤田さん。藤田さんのこの思いを、6年生の少女夏希の目でとらえてみました。
藤田さん自身が少年時代にしてしまった“いじめ”の話を聞き、夏希は「 いじめを許してもらうのに何十年もかかるのだろうか。そのとき回りの人は止めなかったんだろうか。」と考えます。
夏希と同じように、見た人それぞれの思いがそこで芽生えるはずです。
生き合っていこう…藤田さんからのメッセージ
人は、人のいのち、動植物のいのち、森や山、川や海、空気など自然のいのちをもらって生きています。いのちは生き合っているんです。いじめや差別は、いのちを大切にしないことからおこるもの。「死ね!」という言葉も悲しい。やめてほしいなあ。
テーマ曲「君の勇気を待っている」(作詞・作曲 高田耕治)
人はだれかと出逢うために 生まれてきたという
そう信じたい でも時には 悲しくなるときもある
人それぞれのちがいを受け入れ
信じ合えたらいいのにね
少しずつの勇気をみんな出そう
君の勇気を待っている 明日への希望をつなぐため
君がいるからすばらしい 生きているってすばらしい