1.基礎知識を収集するために
ご 覧になっているたいていの方にとっては、パソコンというものは、メーカーから発売している完成品を購入するのが普通だと思いますが、最近は以前に比べて簡 単に自作できるような環境が整ってきました。例えば、一番の早道は、「ベアボーンキット」を使ってみることです。ふつう、こうしたキットには、パソコンの 主要な構成部品であるマザーボードがケースに組み込まれているので、あとはCPUや ハードディスクを追加するだけで完成します。
ベアボーンキットを利用する場合は、電気工学の専門的な知識を必要とすることはまずありません。取り扱い説明書の手順に従って組み立てていけば、問題あり ません。ただし、パソコンの操作についてはどうしても多少の知識は必要と思われますので、手許に解説書を一冊ご用意されることをおすすめします。部品を組 み込んでから、OS(Operating System)をインストールする手順の方で戸惑われるかも知れません。
この記事は、新聞に載ったものと同じです。ご参考までにどうぞ: 『<自作パソコン> 自分好みに仕立てる』http://www.asahi.com/tech/dojo/K2003020900145.html
そこで、おすすめ の参考書を紹介しますと:
最新版のこの本は特におすすめだと思います:
「かんたん図解 改訂3版
自作パソコン入門」
佐々木康之 著 / B5変形判 / 216ペー
ジ
ISBN4-7741-1656-4 / 2003年1月15日
発売 価格1580円
+税
http://www.gihyo.co.jp/books/syoseki.php/4-7741-1656-4
また、こちらのウェブサイトも分かりやすく紹介されています:
◆ かんたんDOS/V Machine 組立マニュアル 初心者必見!!
自作パソコンの組み立て方法を簡単にご説明します ◆
http://www.dospara.co.jp/support/manual/
2.部 品の調達先について
パソコン関係の部品の購入は、まだまだ家庭電化製品のように気軽に調達できる状況にありま せんので、調達先を確保することは大切です。
店頭で直接購入されるか、通信販売を利用することになるでしょう。
価格やサービスから見て、良さそうに思うお店をいくつか紹介しておきます。以下のホームページアドレスは、こちらです。
・ Faith
・ PC One’s
・ パソコン工房
・ ジョーシン電機
・ ニノミヤ無線 等々をあげておきます。
3.パ ソコンの構成例
実際に私が組み立ててみて、現在使用している構成を紹介します。予算を出来るだけ抑えた構成ですが、文書作成など仕事で使用しても、全く問題のない レベルだと感じています。CPUに負担をかけるような高度なゲームが目的の方には向かないかも知れませ ん。もっとも、2・3年 前であれば、この構成は家庭で使用するにはトップクラスの性能だったことでしょうね。インターネットが主な使用目的であれば、全く支障がないと思われま す。
ベアボーンキット(半完成品)と の組み合わせです。構成は、次のとおりです:
ベアボーンキット: AOpen A344SE (24000円)
CPU: Cerelon 1.7GB 箱入り (6470円)
HDD: Maxtor 2F030LO 30GB バルク(7470円)
メモリー:ノーブランド PC2700 DDR333 256MB (4170円)
CD-RW: AOpen CRW-5224 バルク (6970円)
〆て、消費税込み合計51534円(税抜き 49080円) の出費で出来上がりました。部品の調達先は、ベアボーン以外、faithです。faithで は当のベアボーンが在庫切れだったので、割高になりますが代わりにジョーシンで購入しました。
このベアボーンキットには、初心者向けに詳しくて親切なガイドブックが添付されているので、安心できると思います。パネルの前面に2つ のUSB入 力端子があるので、とても重宝しています。 なお、このキットの構成は、マザーボードがMX4GERの 日本限定版、 PCケー スはH340A、 CPUファ ンはACP4Sの ペンティアム4向 け、さらにはフロッピーディスクドライブが組み込み済みです。CPUに関しては、セレロン1.7GBのCPUを 組み込むのであれば、セレロンのパッケージに付属しているインテル純正のファンの使用をすすめます。その方がずっと静音化できると思います。
4.組 み立てたパソコンのBIOSセットアップについて
CPU,HDD,メ モリー、CDな どのハードウェアの組み込みが完了すれば、ケースの蓋を閉じて、電源を投入します。あとは、ソフトウェアの設定を残すのみです。
Aopen社 製のマザーボードMX4GERで は、BIOSを 表示する画面が表示されたら、すぐに「Delete」キーを押します。これで、BIOSを 設定する画面が表示されます。マザーボード付属の取扱説明書に詳しく書かれていますが、ここで「Default Value」に設定すれば、OKです。
5.OS(オ ペレーティング・システム)の選択について
引き続いて、OSのセットアップを行いますので、手元にウインドウズのCDを 用意します。現在入手できるOSの中から選ぶとすれば、Windows XPに するのが一番です。安く購入するのであれば、OEM版の「Hone Edition」 にしておきます(OEM版 はメモリーや、HDDと 一緒にしか購入できません。)。実勢価格は、一万円強です。手元に未使用の製品版(通 常版)が あれば、それでも利用できます。
OSの セットアップが済めば、パソコンの製作はひとまず完了です。これでソニーやNEC,IBMと いった市販のメーカー製パソコンと同様に使用できる状態となります。
ただし、もっとも大きな違いといえば、この状態ではウインドウズ以外には、パソコンには何の ソフトウェアも入っていません。必要に応じてソフトウェアを追加します。
6.最 近のメーカー製パソコンについて(2003ー12ー07 追 記)
パソコンの安売り情報があるというので、「hakaku.com」http://www.hakaku.com/ を 訪ねてみました。(私もしばらくは、 http://www.kakaku.com の 間違いかと思っていました。)新年早々、デスクトップパソコンを安価に組み立てることが出来て喜んでいたのですが、メーカーを問わなければ、最近は新品パ ソコンが驚くほど安く手に入るようになっていますね。二万円前後からあります。こうなると、自分で部品を揃えて組み立てる方が高くなりそうです。これから は、パソコンを安く手に入れるのならBTOで購入、趣味として楽しむなら自作という図式でしょうか。
もう1店、安いお店を見つけました。「シグマ・ジャパン・コンピューター」http://www.logicaleffect.com/index.html というネットショップがkakaku.comに登録されています。
なお、マウスコンピューターからは、話題のLinux Os搭載の格安PCが 発売になっているので、こちらも参考にしてください。パソコン本体が驚く程安く手に入りますので、自分でカスタマイズすることも可能です。 http://www.mouse-jp.co.jp/ns/index.htm
〔付録〕 パーツ選びに 関して