ハッピー・アラビア-イエメン(1996年)
  
   (7) ホデイダ〜サナア


 3月12日。7時半にホテルをチェクアウト。今日も早い出発だ。ホテルを出ると、生真面目な老ドライバーが出発準備を整えて待っていた。

 ホデイダからサナアへの道の途中にはアラビア半島の最高峰もそびえる山岳地帯がある。峠は3000メートルくらいはあるらしい。車はどんどん高度をかせいでいるらしく、ホデイダのからだにまとわりつくような暑さがどんどん薄れていく。途中、イエメン名物といってもいい段々畑が見られる代表的な町、マナハを経由してしてサナアに向かった。

 段々畑は予想以上にすごかった。が、作物のない裸の畑は魅力半減であった。今度は作物の植えられている季節に来よう、そう思った(と思ったのだが、イエメンの状況の変化が激しく、再訪できずに2004年12月現在に至っている)。
 マナハからさらに高い山の上には、ハジャラという集落があり、ドライバー氏はジープに乗り換えれば行けるよと言ってくれたが、どうせ近い将来再訪するのだし、ちょっと疲れ気味なこともあって先を急いでもらった。
  


マナハへ向かう途中で小休止。 



マナハの町。


この旅で初めて目にした段々畑。是非、作物が植えられているシーズンに行きたいものだ。



写真が小さく、ちょっとわかりにくいが、山の上にイエメン建築が立ち並んでいるのがわかるかと思う。ハジャラの集落である。すぐに行けるだろうと思っていたが、その後イエメン再訪のチャンスがなかなか訪れない。

 
 午後2時ころサナア到着。「明日、ハッジャという山岳集落に行かないか」というドライバー氏の誘いをそのまま受け入れて、ホテルに入った。
 2時半、遅い昼食をとり、その後は部屋に戻り絵葉書を書く。ちょっと忙しい旅をしてきたので、夕食までのの間、だらだらすごそうとも思った。しかし、貧乏性である。結局、4時過ぎ、葉書を出すついてだという理由をつけて、旧市街散策に出た。自分のホテルは旧市街からはけっこう距離があったのだが。
 せっかくハッピーアラビアに来たのだから、その昔その交易で栄えたという、乳香を探した。めざす乳香はみつかった。しかし、匂いをかぐと欲しいと思う香りではなかったので購入はやめにした。

 

サナアの旧市街にあるホテルの屋上のカフェからの眺め。イエメンに行った旅行者のホームページには必ずといっていいほどある。



サナア旧市街の路地で出会った女の子2人。子供は非常に人懐っこい。お願いだから動かないで〜、シャッタースピード遅いんだから、と言ったところで通じるわけもなく。。。