ハッピー・アラビア-イエメン(1996年)
  
   (6) タイズ〜ホデイダ


 3月11日。この日は早朝6時に、前日のアル・ガナットまで行ってもらった車で出発。前日乗った車は、サナアから来ていた車で、ドライバーが、ホデイダを経由してサナアまで観光しながら1泊2日で移動して120ドルでどうだ、と持ちかけてきたので、その話にのったのである。
 早朝の出発にしたのは、紅海沿岸は、午後になるととても暑くなるから、なるべく観光は午前中だけにしておいた方がよいというドライバーのアドバイスにしたがったからである。

 7時40分ころ、ハイスというところの月曜マーケットに寄り、8時半ころ、世界遺産にも指定されているザビードに到着。
 ザビードは南部アラビアの学問の中心地で、9世紀前半にはアラブ初の大学が設立されたそうで、13〜15世紀の全盛期には200以上の学校やモスクがあったという。
  


まだ朝早いためか、閑散としたスークを抜けてナセル城(15世紀に建設)の方へ向かう(残念ながらスークの写真は撮ってません)。 



ナセル城(のはずです)。


アル・アシャエル・モスク。このモスクの神学校としての機能を拡充させたのが、ザビードの学問都市としての名声を広めたアル・アシャエル大学。残念ながら大学は現存していない。



ザビードを出た後、アル・ホセイニアというところの月曜マーケットに寄った。

 
 11時半、この日の目的地ホデイダに到着。ずっと曇っていたので、暑さはそれほどではなかったが、ホデイダにつく頃には晴れてきて、また、紅海からの湿った海風が体にまとわりつき、非常に暑く感じる。

 ホテルの前で、いったんドライバー氏と別れる。ドライバー氏がどこに泊るのかはわからないが、彼の宿泊費は彼もちである。
 
 

高級ホテルということになっているブリストルホテル。部屋はそれなり。料金は40ドルとイエメンにあってはかなりの額。海水から作った真水を利用しているのかどうかはわからないが、レストランで飲んだ紅茶がしょっぱかった。



イエメン第2の国際貿易港があるホデイダの海(紅海)。何の変哲もない景色だが、実際に行ったものにとっては懐かしい。写真を見ているだけで、暑い湿った海風に吹かれているような気分になる(すみません、他人に感覚の伝わらない写真をアップして)。