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●燃える豚肉・・・


 最近、豚肉がよく燃える。よく熱したフライパンで焼くと異様なほどよく燃える。なぜだろう?以前は米国産が多かったが最近は国内産の豚肉も燃えることがあるのでビックリする。気味が悪いと思わなくなった自分が薄気味悪い。それだけ安い肉を食っているからだといわれればそれまでだが、いつごろからか忘れてしまったが、このような変化にわたしは敏感だ。昔と比べ、間違いなく燃えるようになった。引火すると"ボッ"と燃える。ごま油のせいかと思ったりもしたがそうではないようだ。まさかクローン豚ではないだろうが遺伝子組み換え作物のエサを食っているのだろうか。それとも品種改良で肉質が変化したせいだろうか。

 そういえば今、新型ウィルス(鳥インフルエンザ)のニュースが流れている。以前、狂牛病が出現してしばらくすると鶏肉がおかしくなり、豚も一時期騒がれたときに"豚よお前もか"と思ったが無理もない。これだけゴミと人口が増え、地球が汚れ、おかしくならないはずはない。今や地球そのものが病んでいるのだ。人類はあまりにも地球を汚しすぎたのだ。大気を大地を海をとことん汚し、環境破壊している。当然、地球にも浄化作用が働く。オゾン層が破壊され温暖化が進み、海水面が上昇すればハリケーンや台風など、いやでも水害・異常気象が起きるのは必然の成り行きとも言える。

 新型ウィルスの話だが人への感染が報告されて以来、東南アジアなど各国で争うように、「タ○フル」だとかのインフルエンザ特効薬やワクチンの開発・入手にやっきになっている。「タ○フル」は因果関係の特定は困難とされながらも、副作用だとかでわが国でも十数人の小児患者の死亡報告や高校生だか中学生だか忘れてしまったが、ニタニタ笑いながら車に突っ込んで死んでいったというニュースもあった。安全性が確保されないまま各国の自国で製造するくらい急いでいるという。これも変な話だ。この場合、抗ウィルス薬にしろ、ワクチンにしろ、対処的な方法にすぎない。問題解決ではないのだ。問題はここまで家畜に異常な病原体を造らせてしまったことにある。地球規模の環境汚染と自然界のリズムとおきてを壊したことに原因があるのは皆わかるはずなのに誰も止めることができない。クローン技術も含めた安易な遺伝子組み換えなどの意図的なコントロールにも問題がある。自然界に良い影響を与えるはずがない。

 われわれ患者は治療法の解明と確立を願って少しでも明るいニュースを待ち、毎日を暮らしているのに現実の世界は地球全体がもはや末期的症状である。治療法どころでないのが悲しい。以前、"治療法が見つかる頃には確実に周りがクローンやロボットで溢れているに違いない。"とどこかで書いたが、現実にあふれているのは訳のわからない病原体である。現在の状況は序の口でこれから異常気象も含めてもっともっと深刻化・凶暴化する。そう、これはプロローグに過ぎないのだと思いながら、新型ウィルスのニュースを聞いている。(やけくそで今日も燃える豚肉を食ってしまった。)



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2005/12/09 掲載