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●府中競馬場を訪れて


 久しぶりに府中競馬場(東京競馬場)を訪れた。その日の午前中に急に出かける気になったのだが、特別な日であるとは途中で知った。入場する際、チケットをみるとエンペラーズカップ100年記念とあった。たしか、今年になってはじめての競馬場での観戦と思っていたが、調べてみると1月に出かけていることがわかった。メモ帳に簡単な日記をつけているのだが「メロメロヘロヘロ」と書かれていた。

 一時期、この近くに住んでいたことがある。目が急に悪くなるころだった。ちゃりんこで開催中はこの府中へ毎週のように訪れていた。もっとも馬キチにとって、場所は関係なく、どっからでも府中だろうが中山だろうが通うけど、府中には特別な思いれがある。まずは駅近くのビル地下街にある中華料理店で腹ごしらえをすることにした。ここでのお気に入りは幕の内弁当であった。府中を訪れれば必ず食べるというわけではないが、長年食べており、女将(おかみ)かどうか知らないがわたしが好きだとは知っている。その日、「お久しぶりですね」と声を掛けてもらったように聞こえた。以前、「また幕の内ですか?」と言われたことがあるくらい好きなのだ。いろんな中華の種類というか具があって、お値段的にお得なのが気に入っている。

 さて、競馬場というと鉄火場というイメージを抱かれるかたもいるかもしれないが、そんなことはない。スタンドが改修されてから実にきれいになった。(ゴミは出るけど・・・)多くのグリル風のファストフード店やコンビニができて便利になった。特にコンビニができてから軽食や飲料水・新聞紙が売り出されているのでとても便利である。また、雰囲気も社交的で昔と比べれば良くなったと思う。混雑には閉口するが多分に自分の目のせいもあるであろう。

 下の写真の撮影位置はゴールしたあとの最初のカーブ付近である。(距離2000メートルの場合、スタート地点は撮影方向のバック方向になる。)馬券を買い、どの馬が先にゴールするかと思いながらその場所にいたのだが、返し馬のときに何頭か馬が通り過ぎていったが、その中に騎手が騎乗していない馬がいた。ゼッケンを見ると14番の馬であることに気が付いた。自分が狙っている馬である。手綱を引かれているので放馬ではないが、騎手があとから追いかけてきた。その顔を見るとそうはくというか、心なしか緊張しているようにも見えた。こりゃ、ダメだなと思った。でもほかの馬の馬券も買っており、楽観的だった。さて、それからレースがはじまり、真っ先にゴールに飛び込んできたのは牝馬は牝馬でも別の牝馬であった。1番人気の牡馬は2着にきたものの3着にも人気のないほうの牝馬が入着してあぜんとしてしまった。

※粗相があるといけないので無難な写真を一枚だけ添えます。広大な雰囲気や熱気をお伝えできないのが残念。(この日はステータスの高いかたを招いてのメモリアルデーでした。)

発走前のゴール付近の写真。真っ先に飛び込んでくるのはどの馬か。

 最近、無敗の3冠馬が出た。考えてみれば、己の競馬歴の中で4頭もの3冠馬に遭遇しているのだから幸運だと思う。牝馬のメジロラモーヌとスティルインラブも入れるとなんと6頭である。牝馬であれ、牡馬であれ、3冠目というのは淀のコースである。つまり京都競馬場だ。残念ながら京都競馬場は訪れたことがない。従って、瞬間を見たわけではないがそれでもミスターシービーやシンボリルドルフなど実際に見た馬もいる。ナリタブライアンのころは以前ほどやらなくなってきたので見たという記憶はない。でも競馬ファンとしては恵まれていると思う。

 最近、競馬ファン同士でメールのやりとりをしている。少人数だがすべて視覚障害者同士だ。自然とそういう流れになった。自分の場合は2歳馬を除く、G1レース中心なのでそのときだけ参加する。そのなかでやはり知識があるというか能書きが豊富な?自分が中心に投稿している。この日、勝った馬はもちろん、3着の牝馬もいらないとまでは書かなかったが、無理筋みたいなことは書いた。(競馬関係者には失礼)このレースは昨年も3着まで牝馬が2頭入ったが、それ以前は牝馬苦戦のデータが長い間続いていたレースである。女性が強くなったのは馬の世界も同じだと思った日だったが(またまた失礼)、キーワードは女性であることに気が付いた。そう、この日の優勝は牝馬でなければダメだったのであると気が付いたときは手遅れだった。(意味は推理してくださいね・・・。)



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2005/11/01 掲載