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The Bootleg Series Vol.1-3

The Bootleg Series Vol.1-3

【Released:1991.3.26】

ディランの30年に及ぶレコーディング・キャリアにおいて公式に発表されなかった曲は数多くある。さらには数え切れないくらいのディランのライブ・パフォーマンスのほとんどがファンの手によって録音され、非公式な市場で流通している。このアルバムは、これまでブートレッグでしか聴くことの出来なかった曲や、ブートレッグの世界にも登場したことのないスタジオ録音のアウト・テイクだけを集めたものだ。はじめてこのアルバムを洋楽レコードの専門店で見かけたときは、新しいブートレッグが出回ったのかと思ったが、レーベルをよく見たらコロンビア・レコードのものだった。ファンにとっては待望のアルバムだが、はたして問題はこれが本当にシリーズ化されるかどうかだ。
このアルバムの構成は1961年から1989年までの間に録音された貴重な音源をほぼ録音日順に並べたもので、公式に発表されたテイクとの比較を通してディランの曲の生成過程を知ることが出来る。とりあえずこのアルバムの登場によってファンとしては感激しながらも、新たな欲求が沸いてくる。たとえば個人的には、1976年5月23日のフォート・コリンズのコンサートの全貌を収録したアルバムを早く出してほしいと願ってやまない。

1.Hard Tomes In New York Town

1曲目は1961年12月22日、ミネアポリスのミネソタ・ホテルで録音されたものだ。どういったシチュエーションで録音されたものかわからないが、ブートレッグの世界ではいわゆる「ミネソタ・テープ」として広くその存在は知られていた。なお、この時点ですでにディランはファースト・アルバムの録音を終えていた。

2.He Was A Friend Of Mine

この曲は1961年11月20日にファースト・アルバムのセッションで録音されアウト・テイクとなった曲だ。当時はまだディランのオリジナル曲は数少なく、ディランは自作曲と古いフォーク・ソングやブルースなどをいくつか歌い、その中からプロデューサーのジョン・ハモンドが適当にピック・アップしてアルバムの収録曲としたようだ。ディランの抑えた歌いぶりが印象的。

3.Man On The Street

この曲は1961年11月22日、ファースト・アルバムの2回目のセッションで録音されたものだ。ディランのオリジナル曲ではあるが、まだまだ借り物の域を出ていない感じがする。

4.No More Auction Block

この曲は1962年の終わりにニューヨークのガスライト・カフェで録音されたものだ。誰かの手によってこのような音源が録音されていたことに感謝する。ディラン独特の節回しが聴ける曲。

5.House Carpenter

この曲は1962年3月19日、2枚目のアルバム《The Freewheelin' Bob Dylan》のために録音されたものだ。ファースト・アルバムの録音からわずか4ヶ月しかたっていないが、この頃からディランはものすごい勢いでオリジナル曲を作り始めており、新しい歌ができるとすぐそれを録音していたのだろう。結果的にアルバムには収録されなかったが、ディランの中ではアルバムの発表時点ではすでに陳腐化してしまっていたのかもしれない。

6.Talkin' Bear Mountain Picnic Massacre Blues

この曲は1962年4月25日に録音された。ディランの典型的なトーキング・ブルース。歌の題材は実際に起こった事件をもとに書かれている。

7.Let Me Die In My Footsteps

この曲も1962年4月25日に録音された。本来はアルバム収録曲としてアルバム・ジャケットの印刷も済んでいたらしいが、最終段階でカットされた。

8.Rambling,Gambling Willie

この曲は1962年4月24日に録音された。典型的なフォーク・ソング・スタイルの曲。軽やかに歌われていく。この曲も最終的にアルバムからカットされた。

9.Talkin' Hava Negeilah Blues

この曲は1962年4月25日に録音された。まったくわけのわからない曲だが、なぜか正式に録音されていたのが面白い。ディランのヨーデルを聴くことができる。

10.Quit Your Low Down Ways

この曲は1962年7月9日に録音された。ディランのギターがすばらしい。さらにボーカルがすばらしい。

11.Worries Blues

この曲も1962年7月9日に録音された。ディランのすばらしいフィンガー・ピッキング奏法が聴かれる。丁寧な歌いぶりにも感動する。

12.Kingsport Town

この曲は1962年11月14日に録音された。ディランのギターとは別にセカンド・ギターが聴かれるが、誰が弾いているかは不明である。この曲も典型的なフォーク・ソング・スタイルだが、改めてこうした曲を聴いてみるとディランの曲作りにおけるシンプルだが美しいメロディーのルーツが窺い知れる。

13.Walkin' Down The Line

この曲は1963年にニューヨークのウィットマーク・スタジオで録音されたものだ。すなわち正式なセッションではなく、曲の著作権登録を目的として録音されたものだ。こうした録音テープは多数あり、しかも正式なアルバムには収録されていない曲も多いことから、ブートレッグの世界でも広く出回っていた。

14.Walls Of Red Wing

この曲は1963年4月24日に録音された。歌詩は刑務所を題材にして書かれている。ディランは淡々と歌っている。

15.Paths Of Victory

この曲は1963年8月12日に録音された。3枚目のアルバム《The Times They are A-Changin'》のセッションのアウト・テイク。リハーサルか何かかわからないが、ディランはピアノを弾きながら歌っている。本来はギターで歌うための曲と思うのだが。ちなみにこの曲からレコーディング・プロデューサーはトム・ウィルソンが担当している。

16.Talkin' John Birch Paranoid Blues

この曲は1963年10月26日にニューヨークのカーネギーホールで録音されたものだ。そもそもこの日のコンサートはライブ・アルバムとして発表するため、コロンビア・レコードが録音していたものだ。したがって、この日のコンサートの全曲を収録をしたテープは広くブートレッグの世界で出回っていた。この曲はいわくつきの曲で、かの有名なCBSテレビの「エド・サリバン・ショー」に出演して歌われる予定の曲であったが、歌われている内容に問題ありとしたプロデューサーから収録直前にこの曲を歌うことを止められたため、ディランはショーへの出演そのものを取りやめてしまった。

17.Who Killed Davey Moore?

この曲も1963年10月26日のカーネギーホール・コンサートでの録音。ボクサーの死亡事故を題材とした曲。曲の構成はラップ・スタイル。まさにディランはあふれんばかりに詩を書いていたが、曲の方が間に合わなかったのだろう。

18.Only A Hobo

この曲は1963年8月12日に録音された。3枚目のアルバム《The Times They are A-Changin'》のセッションでのアウト・テイク。風来坊をテーマにした曲だが、この時点でのディランの曲としては取るに足らない曲。

19.Moonshiner

この曲も1963年8月12日の録音。古いバラッド曲。ディランのフィンガー・ピッキング・ギターとハーモニカが最高の出来。やはりディランはギターがうまい。

20.When The Ship Comes In

アルバム・クレジットによればこの曲は1962年の録音となっている。ここではディランはピアノを弾きながら歌っているが、正式に発表されたテイク《The Times They are A-Changin'》では軽快なフラット・ピッキング・ギターによる伴奏となっている。

21.The Times They Are A-Changin'

この曲は1963年にウィットマーク・スタジオでの録音となっている。著作権登録のための録音で、ピアノを弾きながら歌われている。デモ録音ならではだが、ところどころでコード進行のおかしなところがある。

22.Last Thoughts On Woody Guthrie

この曲は1963年4月12日、ニューヨークのタウンホールで開かれたコンサートで録音されたものだ。この日のコンサートもコロンビア・レコードによるライブ・レコーディングが行われており、ブートレッグではすべての模様を聴くことができる。この曲だが、メロディーはない。いわゆるポエム・リーディングというもので、書かれた詩を朗読するものだ。おそらくディランはこの詩を書いたメモを読み上げていると思われるが、それにしても滑らかな語り口調だ。歌っているときのディランとは微妙に声質が違い、低くぼそぼそとしたしゃべり方だ。

23.Seven Curses

この曲は1963年8月6日に録音された。《The Times They are A-Changin'》のセッションでのアウト・テイク。ディランのフィンガー・ピッキング・ギターがすばらしい。独特の弦の響きが聴かれるが、これは当時の録音装置のおかげだろう。  

24.Eternal Circle

この曲は1963年10月24日に録音された。《The Times They are A-Changin'》のセッションでのアウト・テイク。

25.Suze(The Cough Song)

この曲も1963年10月24日に録音されたもの。ディランのフィンガー・ピッキング・ギターとハーモニカによるめずらしいインストルメンタル・ナンバー。もっとも単なる即効演奏で正式な曲なのかわからない。途中でディランは咳き込み演奏は中断。スタジオの中に笑い声が響いて終わる。

26.Mama,You Been On My Mind

この曲は1964年6月9日、4枚目のアルバム《Another Side of Bob Dylan》のたった1日だけのセッションでのアウト・テイク。当時のコンサートではディランとジョーン・バエズのデュエット曲としてたびたび取り上げられていた。ディランが歌うとなぜかメロディーが崩れてしまうが、美しいメロディー。演奏はかなりラフといえよう。

27.Farewell,Angelina

この曲は1965年1月13日に録音された。5枚目のアルバム《Bringing It All Back Home》のセッションのアウト・テイク。この曲もジョーン・バエズが歌っていたが、ディランのオリジナルも負けず劣らず美しいメロディーを保っている。

28.Subterranean Homesick Blues

この曲も1965年1月13日に録音された。アルバムに収録されたテイクはバック・ミュージシャンが加わったロック・バージョンだが、こちらはアコースティック・ギターとハーモニカだけの演奏。曲の出だしのコメントから明らかにテイク・ワンという事がわかる。その後いくつテイクが重ねられたか知らないが、このテイクは曲としてすでに固まっていたことを示している。

29.If You Gotta Go,Go Now(Or Else You Got To Stay All Night)

この曲は1965年1月15日の録音。フル・メンバーによるバック演奏がついている。曲のできも演奏状態も申し分なく、アルバムに収録されても決しておかしくない曲だが、長いことブートレッグでしか聴けなかった。

30.Sitting On A Barbed Wire Fence

この曲は1965年6月15日の録音。この日のセッションは<Like A Rolling Stone>が録音されたことで有名だ。この曲はなんともバタ臭いブルース曲だが、いかにもディランらしい感じがする。

31.Like A Rolling Stone

この曲は1965年6月15日の録音。ディランにとってもっとも有名な曲のアウトテイク。このアルバムが発表されるまでまったく聴いたことのないテイクだ。CD-ROM《Highway61 Interacyive》では残りのテイクのいくつかも聴くことができるが、それにしてもはじめて聴いたときには感動とともに驚きを感じた。このテイクを聴くためだけにこのアルバムを買ってもいいと思った。まさかこの曲のルーツがワルツだったとは。結果的にアルバムに収録されたテイクがこの曲の完成形だったのだろうが、ディランの曲作りの過程がはじめて解明されたような気がする。

32.It Takes A Lot To Laugh,It Takes A Train To Cry

この曲も1965年6月15日の録音。これも結果論だが、最終的にアルバムに収録されたテイクとの比較が楽しみな曲。アルバム・テイクはブギ・ウギ・スタイルのブルース曲に仕上がっていたが、こちらはアップ・テンポのロックン・ロール。

33.I'll Keep It With Mine

この曲は1966年1月27日、ニューヨークでの録音。アルバム《Blonde On Blonde》のセッションでのアウト・テイク。ここでプロデューサーがボブ・ジョンストンに交代している。この曲はニコが歌って有名な曲であり、すでに《Biograph》にピアノ・バージョンが収録されディランの録音としても公式に知られていた曲だが、この1966年テイクの存在は知らなかった。曲の出来そのものがいいのでディランは何とかアルバムに入れようとしていたのだろう。

34.She's Your Lover Now

この曲は1966年1月21日、ナッシュビルでの録音。ただし解説ではニューヨーク録音とも書かれている。バックがザ・ホークスとすればニューヨーク録音が正解だろう。軽やかなメロディーでいかにもディランらしいスタイルに仕上がっている。ただし、曲の最後でディランは歌を間違え、演奏は途中で終わってしまっている。

35.I Shall Be Releast

この曲は1967年秋のいわゆるベースメント・セッションで録音されたもの。もともと自家用のテープ・レコーダーで録音されたため音質はよくないが、この有名なセッションの全貌が明らかになる日を待ちたい。曲について特段のコメントはないが、やはりオリジナルから完成された曲といえよう。

36.Santa-Fe

この曲もベースメント・セッションでの録音。他愛のないポップな曲だが、妙に印象に残る曲。ただひたすらディランの幅の広さに敬服する。

37.If Not For You

この曲は1970年5月1日に録音された。ジョージ・ハリスンとのセッションだが、この二人が本当に1枚のアルバムを作ろうとしていたのかはわからない。ハリスンの典型的なスライド・ギターが入っているが、なんとも下手くそでいい。このあとハリスンは自分のソロ・アルバムでこの曲を歌っている。

38.Wallflower

この曲は1971年11月4日の録音。のちにダグ・ザームのアルバムで取り上げられた曲で、ディラン自身もコーラスやバック・サウンドを担当している。この日のセッションではシングル〈George Jackson〉も録音されている。

39.Nobody 'Cept You

この曲は1973年11月2日にロサンゼルスでザ・バンドとともに録音されたもので、アルバム《Planet Waves》のアウト・テイク。ザ・バンドとの唯一まとまったアルバム・セッションでは数多くのアウト・テイクが残されている模様だが、いまだにブートレッグの世界でも聴いたことがないので、この曲は貴重な存在だ。ここでの演奏自体はリハーサルっぽいので、もともとアルバムへの収録は予定していなかったのかもしれない。

40.Tangled Up In Blue

この曲は1974年9月16日、ニューヨークで録音された。アルバム《Blood On The Tracks》の有名なアウト・テイクの一つ。いわゆるアコースティック・バージョンだが、今考えてもどちらがよかったのかわからない。すべてアコースティック・バージョンだったらあまりにもセンチメンタルなアルバムになっていただろう。ディランのボーカルの微妙なニュアンスを味わいたい曲。

41.Call Letter Blues

この曲も1974年9月16日の録音。結果的にはアルバムに収録された<Meet Me In The Morning>ときわめて類似したブルース曲。

42.Idiot Wind

この曲は1974年9月19日の録音。これも差し替えられたテイクの一つ。同じアコースティック・バージョンでの別テイクもブートレッグでは出回っている。この曲も静的な迫力を持っているが、センチメンタルすぎる。結果的にはアルバム・バージョンが良かったのかもしれない。

43.If You See Her,Say Hello

この曲は1974年9月16日の録音。これも差し替えられたテイクだが、アルバム・バージョンと甲乙つけがたい。ここでのディランのボーカルはたとえようもないくらいすばらしい。

44.Golden Loom

この曲は1975年7月30日の録音。《Desire》のアウト・テイク。演奏の完成度は申し分なく、ただ単にアルバム全体の雰囲気にそぐわないためにはずされたのだろう。それだけの理由でこうした曲が未発表曲として眠ってしまうのがディランならでは。

45.Catfish

この曲は1975年7月28日に録音された。なんともむっつりとした暗い感じのブルース曲。ハーモニカを吹いているのはディランではなくシュガーブルー。これは明らかに《Desire》のイメージではない。

46.Seven Days

この曲は1976年4月21日、フロリダのタンパでのライブ録音。ローリング・サンダー・レヴュー・ツアーでのディランはライブ・パフォーマーとして最高のステージを繰り広げていた。この曲はスタジオでの録音がなく、まさにライブ音源しか残されていないことで貴重といえるが、エンディングのかっこよさを聴くだけでも価値がある1曲だろう。

47.Ye Shall Be Changed

この曲は1979年5月2日の録音、《Slow Train Coming》のアウト・テイク。かなりアップ・テンポな曲で、今考えてもアルバムには不釣合いな曲調である。ただし歌われている内容には違和感がない。

48.Every Grain Of Sand

この曲は1980年9月23日の録音。のちに《Shot Of Love》に収録された曲のデモ・バージョン。ディランのピアノのほかにサイド・ギター、バック・コーラスが添えられている。アルバム・バージョンに比べると少々アップ・テンポに演奏されている。デモとはいえディランのピアノも歌いぶりもすばらしい。

49.You Changed My Life

この曲は1981年4月23日に録音された。《Shot Of Love》のアウト・テイク。なんともいえぬ軽やかなメロディーだが、ディラン流の神への賛歌。

50.Need A Woman

この曲は1981年5月4日に録音された。《Shot Of Love》のアウト・テイク。ややブラックっぽい曲。かなり凝った曲に仕上がっているが、ディラン自身が満足出来なかったのだろう。その後のコンサートでも2度と演奏されたことがない。

51.Angelina

この曲も1981年5月4日に録音された。アウト・テイクにしてはもったいない感じのする曲。かなりメロディアスで、しかもディランらしからぬサビには驚いてしまう。いずれにしてもこうして正式に発表されて聴くことが出来たのだから、まずはディランに感謝しよう。

52.Someone's Got A Hld Of My Heart

この曲は1983年4月25日にニューヨークのパワーステーション・スタジオで録音された。アルバム《Infidels》のための一連のセッションで以下の曲もそのときのものだ。この曲は結果的に歌詩が書き直されて次のアルバム《Empire Burlesque》の1曲目に収録されたが、曲自体はこの時点で完成されていた。

53.Tell Me

この曲は1983年4月21日に録音された。軽やかで他愛のない曲。よく出来た曲だと思うが、なんとなく聴いていて恥ずかしくなる感じがする。

54.Lord Protect My Child

この曲は1983年5月3日に録音された。なかなか渋いブルースに仕上がっている。アウト・テイクにされたのは惜しいが、やはりアルバムの雰囲気にはそぐわなかったのだろう。

55.Foot Of Pride

この曲は1983年4月25日の録音。この曲も渋いブルース曲に仕上がっている。ディランの30周年コンサートではルー・リードがこの曲を取り上げたが、かなり難しそうに歌っていたのが印象的だ。

56.Blind Willie McTell

この曲は1983年5月5日の録音。この曲をディランの傑作だと評する人は多い。確かになぜアルバムに収録されなかったかが不思議な曲だ。ここではディランがピアノを弾きながら歌っている。そしてマーク・ノップラーがギターを弾いている。ディランのボーカルもいいし、後半のディランのピアノ・ソロもいい。むしろこの二人だけで演奏されたことに感動を覚える曲だ。

57.When The Night Comes Falling From The Sky

この曲は1985年2月19日の録音。アルバム《Empire Burlesque》のセッションでのアウト・テイクだが、アルバムに収録されたものとはまったく別の曲になっている。不思議なバージョン。

58.Series Of Dreams

この曲は1989年3月23日の録音。アルバム《Oh Mercy》のセッションでのアウト・テイク。プロデューサーのダニエル・ラノアはこの曲を絶対アルバムに入れるべきだといったそうだが、最終的にはディラン自身の判断で削られた。ディランらしくない曲だが、疾走感のあふれるリズムに乗せてディラン独特のイメージの世界が展開されている。

執筆:2000.10.3


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