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Pat Garrett&Billy The Kid

Pat Garrett&Billy The Kid

【Released:1973.7.13】

ディラン14枚目のアルバムは、サム・ペキンパー監督の西部劇のサウンド・トラック。どうした風の吹き回しか、ディラン自身もクリス・クリストファーソンやジェームズ・コバーンとともに映画に出演した。音楽活動自体は沈滞ムードが漂っていたが、映画音楽としてはそれなりに楽しめるアルバムに仕上がっている。しかしなんといっても、映画の中のディランに興味がそそられてしまう。ディランが馬に乗ったり、メガネをかけたりするところは初めて見たし、ディランがこんなに背の低い人だったとは思わなかった。

1.Main Title Theme(Billy)

文字通り映画のタイトル・ナンバーだが、実際に映画で使われているものとは別テイクのような気がする。全編インストルメント。

2.Cantina Theme

単調な曲だが、映画の中では効果的に使われていた。 

3.Billy1

1曲目に歌のついたもの。このアルバムのレコーディング中、ディランは結構酒を飲んでいたらしいが、声そのものは結構澄んでいる。

4.Bunkhouse Theme

良くできたインストルメンタル・ナンバー。メロディー・メーカーのディランらしく、美しい曲に仕上がっている。

5.River Theme

たしか主人公のビリーが保安官事務所から脱走する場面で使われていた。

6.Turkey Chase

カントリーそのもの。映画の中ではまさに七面鳥狩りの場面で使われていた。ディランが軽快に馬を乗りこなしているのには少々驚いた。

7.Knockin' on Heaven's Door

ディランの代表曲のひとつ。シンプルだがいい曲だ。ディランのボーカルも丁寧だ。映画の中では長いインストルメンタルのテイクも使われていた。

8.Final Theme

〈Knockin' on Heaven's Door〉を下書きにアレンジしたような曲。

9.Billy4

このトラックは映画の中では使われていなかったような気がする。〈Billy1〉とは詩も違っている。

10Billy7

このトラックも映画の中では使われていない。妙に低いキーで息苦しそうに歌っている。

執筆:1999.1.29

Bob Dylan's Greatest Hits Vol.2 Dylan