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 元々飛行機好きになったのが、S44年に全日空が導入したBOEING737-200を見たのがきっかけだったこともあり、自由自在に飛び回る戦闘機や自分で操縦するようになったグライダーを知った今でも、旅客機を見るのも、撮るのも、乗客として乗るのも大好きです!このところ、727やDC-8のような個性的な機体が減って、殆どの機体がA300モドキになってしまいましたが、A340やら777-300、更にはA380等々、再び個性のある機体が増えつつあるのは喜ばしいことです。

 被写体としての旅客機は、塗装が綺麗なことに加えて、特にローカル空港などでは色々な場所から撮れるので、絵作りを計算して撮れる楽しみがあります。ここでは、737-200を切り口に色々な旅客機を紹介していきます。


favorite plane

 先にも書きましたが、BOEING737-200が一番好きな機体です。ずんぐりむっくりな機体という意見が一般的ですが、私が727-100の次に見たジェット旅客機なので、ここら辺の機体が頭の中に”基準”として刷り込まれており、そうした感覚は全然ありません(笑)。また、ANAが最初にセルリアン・ブルーの(当時としては)大胆なカラーリングを取り入れた機体のため、自分の中では737=青の印象が強いのと、707の血を引く初期のBOEING系の顔が好きです。引退が迫ったこの機体を撮りたいがために、長靴はいて伊丹から米子までYSで飛び、雪の中で1日粘って撮影したり、社内発表会のリハーサルをさぼって(?)奄美まで最終便に乗りに行ったりと、色々と思い出も多い機体です。ANA系のオペレーターだったANKの機体は、2000年10月31日奄美−鹿児島便を最後に日本の空から引退してしまいました。(→737-200のページ)


737を継ぐもの1 A320

     

米子空港・エプロン西側 CanonT90+FD300mmF4L、RVP
 

1999/1 福岡空港・滑走路南公園 CanonT90+FD200mmF4、RVP
 

鳥取空港・滑走路西側 CanonT90+FD50mmF1.8、RVP
 

鳥取空港・フィンガー CanonT90+FD50mmF1.8、RVP

 737に代表されるように、ばかでかい飛行機より、100〜200人乗りぐらいの機体の方が好きです。737-200(以下B3)の後継機としてANAが導入したのがAirbusA320。ヨーロッパ系の端正な顔立ちと、すらりと伸びた脚で、正面からみた姿が好きです。320でB3が駆逐されてしまうのかと思ったら、結局320の後継に決まったのが、737の新型700シリーズ。航空不況や構造改革など世の中の流れが変わったとはいえ、ヒコーキの世界も何がどうなるのかわからんものです。伝え聞いた話によると、機体自体や整備性云々の前に、スペアの操縦桿一個でも、巨大な木の箱に梱包されていたりするヨーロッパの職人的発想が、アメリカの合理的なシステムで育った日本の慣習に会わなかったのかも???


平成のCV880?

 

1997 鳥取空港・フィンガー CanonT90+FD300mmF4L、RVP

2005/8 福岡空港・滑走路南端 CanonT90+FD300mmF4L、RDP3

 登場した折には、機体の横に就航各地の名勝の写真を貼って、それなりに話題となったA321ですが、320とエンジンの互換性もなく、機体サイズの中途半端なところも手伝って、早々に引退することになってしまいました、うーん。日本の空では久々のスマートな機体で結構好きだったのですが、スマート・中途半端・短命、と...私は密かに「平成のコンベア880」と呼ぶ。


737を継ぐもの2 スーパードルフィン(737-500)

     

福岡空港・滑走路北側 CanonT90+FD300mmF4L、RVP
 

1998/12 宮崎空港・フィンガー CanonT90+FD300mmF4L、RVP

 

1998/12 宮崎空港・フィンガー CanonT90+FD3000mmF4L、RVP
 

1999/1 福岡空港・滑走路南公園 CanonT90+FD200mmF3.5、RVP

  B3の後継機に320を選択したANAでしたが、傘下のエアーニッポンは後継機に、高バイパス比エンジンCFM56-3に換装した737の新型3種(-300,-400,-500)の中から、一番胴体の短い737-500を選択、エンジンナセルにイルカのマスコットを描き込み、「スーパードルフィイン」と名付けてて、日本のローカル空港を結んでいます。この新型は、「737 new generation」と呼ばれ、先述の直径の大きなエンジンが地面に干渉しないように正面から見るとおむすび型のエンジンナセルを採用し、方向安定性を稼ぐためにドーサル・フィンが追加されたのが大きな特徴となっています。重いエンジンを前方にせり出したせいで頭下げモーメントが大きいのか、-500型は-200型に比べ、より機首を引き起こしてアプローチしてくるように見えますが気のせいか?


スーパードルフィンの亜種

 

737-300 2005/8 福岡空港・滑走路南端 

CanonT90+FD300mmF4L、RDP3

737-400 2005/8 福岡空港・滑走路南端

CanonT90+FD300mmF4L、RDP3

 「737 New Generation」 と呼ばれる系列は、胴体が標準長の-300、一番長い-400、そして一番短い-500 の3機種です。これらに対して、-100、-200は、「737 Classic」 、また、翼の全面改良やコックピットのグラス化など殆ど改設計機に近い最新型の-600〜-900は、「737 Next Generation」と呼ばれていたのですが...。-600〜900の生産が本格化した今、これらの機体が「New Generation」、-300〜500が「Classic」、と呼ばれ、-100&200に至っては 「737 ジュラシック!(Jurassic)」(笑)と呼ばれている...らしい。

 今で言うClassicの個人的な感想としては、でかいエンジンをむりやり変な角度でとって付けたせいで前後間のバランスが崩れ、更に前脚のセッティングが変わったせいで、ジュラシックの突進するような姿勢が無くなり、どうも737らしさが無くなってしまったような気がします。特に-400に至っては、胴体を伸ばしたせいで、垂直尾翼が小さく見えて更に全体のバランスが悪くなり、むしろ嫌いな飛行機になってしまいました。それに対して全翼が拡張された結果になった-600〜900は、また737"らしさ"が復活し、これからの登場を楽しみに、ジェミニヘルパを買いあさる日が続いています(笑)。


737の元ライバルDC-9

     

出雲空港・滑走路南東側 CanonT90+FD300mmF4L、RVP
 

伊丹空港・○場ポイント CanonT90+FD300mmF4L、RVP

 

出雲空港・滑走路南東側 CanonT90+FD300mmF4L、RVP
 

出雲空港・滑走路南東側 CanonT90+FD300mmF4L、RVP

 737のライバルと称されていたのが、マクダネル・ダグラスDC-9。私が中高生の頃、当時は737より売れていたことと、ダグラス系の鼻の垂れた顔が好きになれず、むしろ嫌いな機体だったのですが、近年の個性のない機体だらけの中では、リアジェット+T字尾翼のこの機体は貴重なわけで、今はバッチリ好きです(笑)。名前こそ、伝統無視のわけのわからんMD-90になりましたが、高バイパス比エンジンのV2500に換装したこの新型は、この太いエンジンが仲々サマになっていて、特に正面から見るとカッコイイ機体です。当時のJASが黒澤監督デザインの7人の侍と銘打って、日本の空に導入したわけですが、やっぱり1号機のパターンが秀逸で、うーんと思うのが5号機かな。


ちょっと一休み...ヒコーキのいる風景

     

出雲空港・実りの秋 CanonT90+FD35-70mmF3.5-4.5、RVP
 

鳥取空港・茜 CanonT90+FD300mmF4L、RVP

 

 釧路空港・残雪 CanonT90+FD3000mmF4L、RVP
 

鳥取空港・彩雲 CanonT90+FD50mmF1.8、RVP


737の弟達1:やっぱりジャンボっすか

 

1999/1 福岡空港・滑走路南端 CanonT90+FD300mmF4L、RVP

福岡空港・滑走路北端 CanonT90+FD300mmF4L、RVP

 今や旅客機の代名詞的存在になったBOEING747:ジャンボジェット。その存在を初めて知ったのは、この年になっては懐かしい「科学」と「学習」の「1年の科学」に見開きで載ってたロールアウトの写真、頬に沢山張られた航空会社のマークが印象的でした。特徴的な「コブ」は、SST全盛の世の中が来たら貨物機に転用するためと書いてあったが、TV電話や宇宙ステーションは気がつけば実用化しているのに、21世紀になった今もジャンボは頑張ってる。環境云々はともかく、コンコルドや2707の2世が飛び回るのはいつの日か...とりあえずサウンドバリアーは超えられたけど、マネーバリアーは破られぬまま、っちゅうわけやね。そういえば大阪万博で21世紀の新幹線とPRしてたリニアモーターカーも未だ実験線のままだなぁ。どうでもいいけど、ジャンボには鶴丸が似合うと思うのは私だけだろーか?


737の弟達2:丸鼻系ボーイングフェイスS

 707,727,737系列がみんな同じ顔だったのに対して、それ以降に開発された757,767,777の系列もまた別の同じ顔。なんだけど、これらの機体はみんな胴体径が違うせいか印象が異なり、意外と同じ顔と気づかないことが多いかもしれませんね。

 

B757 2005/8 福岡空港・滑走路南端 CanonT90+FD300mmF4L、RDP3

B767 福岡空港・滑走路南端 CanonT90+FD300mmF4L、RVP [Large]

BOEING 757 : 日本で使われてなかったし、機体の性格上国際線で飛んでくるのも少なかったので、実は最近まで757って見たことがなかった。が、この夏久々に福岡空港へ撮影に行ったら、偶然757に初遭遇したという次第。正面から見たB5は、細長い胴体に細長い足、垂れた鼻に平板チックなウィンドシールドと、意外と機首を下げて迫ってくるコンコルドを髣髴させるような機体だった。にしても、この塗装、ぶっちゃけBAのぱくりではないかと思うのだが...。

BOEING 767 : 空飛ぶカローラというコトバが、外にも内にもまさにピッタリのこの機体、あまりに特徴が無いので、正直これを撮りに空港に行きたいという人は少ないんじゃないだろうか(自分もそうだが...)? ただ、沢山飛んでる分、フォトジェニックなシーンに居合わせる確率は高い機体かもしれない。左の写真は、偶然福岡空港の南の方で寒冷前線が停滞し、空港は晴れているのに、南の大野城市は1日中雷雨という特異な日に撮影したもの。機体だけに光が当たって浮き上がり、バックは思いっきり沈むという滅多に撮れない写真が撮れた!

 

長崎空港・フィンガー CanonT90+FD300mmF4L、RVP

2003/12 福岡空港・滑走路南端 CanonT90+FD300mmF4L、RVP

2007/8 福岡空港・滑走路南端 CanonT90+FD50mmF1.8、RDP3

2007/8 福岡空港・南東グラウンド CanonT90+FD300mmF4L、RDP3

BOEING 777(-200) : こいつはデカイ、とにかくデカイ。胴体もそうだけど、737と殆ど同じ径と言うあのエンジンがやっぱり迫力を増している。でも、ちょっと離れて正面から見ると、767なのか777なのかさっぱり分からない。


最近のトレンドはlong^2

 

A340-300 2003/1 福岡空港・南端 CanonT90+FD300mmF4L、RVP

777-300 2005/8 福岡空港・南端 CanonT90+FD300mmF4L、RVP

 一時期の無個性化の時代から、ようやく個性的な飛行機が出現しだした。最近のトレンドは長胴化、代表的なのは、やっぱりA340と777-300でしょう。特にA340はカッコイイ、遠くから見ると剛性を感じさせる主翼がピンと張っていて、中央の主脚がワンポイント。こいつが遠くで旋回している姿は、丹頂鶴が舞ってるような印象を与え、明らかに他の機体と一線を画しています。写真は、2003年の1月に福岡で撮ったA340-300、ノーマルのもカッコイイけど、あの最長胴型の-600も一度見てみたいな。

 もう一方の雄は777-300、これはやったら胴体が長い割に、ポイントとなる構造物が胴体中央部に集中して、しかもエンジンが2つだけなので、真横から撮ると長さは表現できるものの、上下がやたら空いてしまうし、斜め前から撮ると特徴であるなっが〜い胴体が上手く表現できず、ホントにカメラマン泣かせの機体。なんとかカッコヨク撮りたいんだけど、ヤッパリイマイチだなぁ。


あしたのビースリー:737-800

 

BRISBANE,Australia 2003/12 CanonT90+FD50mmF1.4、RVP

BRISBANE,Australia 2003/12 CanonT90+FD300mmF4L、RVP

ADELAIDE,Australia 2003/12 CanonT90+FD50mmF1.4、RVP

B3-800's winglet 2003/12 CanonT90+FD50mmF1.4、RVP

 先述したように、ANAのA320の後継機として、いよいよ next generation の「737-700」が日本の空へやってきます。私は2003年の12月に、オーストラリアにグライダーの遠征旅行に行ってきたのですが、そこでQANTASが一足先に導入していた、ちょっと長胴型の「737-800」に遭遇し、実際に搭乗する機会にも恵まれました。一言で言うと、-800は、全体のバランスがよく、ウィングレットがピン!と立っていて、とにかくカッコイイ!!!塗ってあるQANTASのカンガルーマークもカッコイイしねー。聞く所によると、ANAの機体もウィングレット付だとか、今から登場が楽しみです。それと、ANAのB3って意外と、スキームの変更期に関係している(モヒカン時はB32から、今のトリトンもL10を2機塗装後の次がB32だったはず)ので、新登場の折にはもしかしたら!と思っていたら...↓


そして...-700とゴールドジェット

 (上からの続き...)CI、とまではいかなかったけど、最近の1号機はスペシャルマーキングで差別化!の前例にならい、ANAも-700の導入に伴いやってくれました。本来ブルーツートンのANAリバティをゴールド一色にしたその名もゴールドジェット!

 

2007/4 那覇空港・フィンガー CanonT90+FD300mmF4L、KR

2007/4 那覇空港・フィンガー CanonT90+FD300mmF4L、KR

2007/8 福岡空港・滑走路南端 CanonT90+FD300mmF4L、RDP3

2007/8 福岡空港・南東グラウンド CanonT90+FD300mmF4L、RDP3

2007/9/30 下地島・滑走路北西 CanonT90+FD300mmF4L、fortia-SP

2007/9/30 下地島・滑走路北西 CanonT90+FD300mmF4L、fortia-SP

伝え聞く、美しい珊瑚礁のエメラルドグリーンの機体への映り込みと、晴天下でずっと取り損ねてたGOLD JETを求めて、沖縄の下地島訓練空港まで遠征した、「project下地島」の成果はこちら!→[CLICK!]

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