The starting point −私の原点− My 1st Ektachrome 64
1978 MIYAZAKI AIR PORT, AKAE, MIYAZAKI
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| 上4枚はいずれもフィンガーから撮影、当時の宮崎空港のフィンガーはオープンテラスの2階位置にあり、人と飛行機を間近で見ることができた。但し、位置が位置だけに、回れ右した727のブラストをまともに食らうことも... | ||
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東亜国内航空!のDC-9-40、RED&GREENが今となっては新鮮! |
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これは北側の砂丘から撮った滑走路上のB3、逆光だったが気に入っている一枚 |
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| 737-200のT/Oシークエンス、この737は全日空が追加購入したJA845X番台機の一機であるJA8452。丁度導入された頃で下面のベアメタルが光り輝く。 | ||
使用機材 : CanonAE-1+FD300mmF5.6,FD135mmF3.5,FD50mmF1.8、EPR
僕は子供の頃から、妙に化学実験というものに憧れを持っていた。
そんな自分だったから、赤色ライト下で徐々に印画紙に像が浮かび上がってくる"化学実験"にも並々ならぬ関心を寄せていた。「写真の現像をやってみたい!」、そう思ってタンクやら試薬やら色々買い込んだが、現像をするには何かを撮らなくてはならない。そこで元々好きだった飛行機が被写体となっていったのは、ある意味自然の成り行きであったと言える。そうして、中学から高校にかけて、自転車の荷台にアルミバックをくくりつけ、毎週のように赤江にある宮崎空港への行脚が始まった。
幸いなことに、家の近くには宮崎という土地柄にしては奇跡的(?)に近い、コダックのフィルムを各種取りそろえている小さなカメラ屋さんがあった。高校の頃はプラスXに燃えた。それまで使っていた国産のフィルムに比べて、軽金属が軽金属の質感で写るプラスXにすっかり惚れ込み、コダック製フィルムの信奉者になっていたのだ。
その一方で、航空雑誌では航空機撮影におけるコダック系スライドフィルムの優位性が誌面を賑わせていた。「一体どんな写真が撮れるんだろう?」 カメラ屋さんにには黄色地に赤のコダクロームと青のエクタクロームが並べてあったが、1本\900+現像代\1,200、親のすね囓っている当時の高校生には馬鹿にならない金額だった。買った経緯は正直憶えていない、ただ、自分の常としてどうしても試してみたくなったのだろう。当時は外式と内式の違いも知らなかったから、エクタを選んだのは、ただ単にパッケージ色の青と赤で青の方が好きだから...に違いない(苦笑)。上がったポジを見た時は本当に驚いた、いわゆるカラープリントとは比べものにならない深い青を初めとする鮮やかな色彩、その時からカラーのコダックにもすっかり魅せられてしまった。
以来、数十余年、自分の使う素材もコダクロームからベルビアを経て、デジタルにも少しずつ足を踏み入れ始めている。このサイト自身、フィルムとデジタルの過渡的象徴の感もあるが、少なくとも市場にフィルムが残っている限りは、フィルムの色の深さにこだわって構成していきたいと考えている。そんな思いもあり、以前から掲載してみたいと思っていた色々な企画を少しずつ具体化しているのだが、ようやくスライドフィルム使用第1号の掲載にたどりついた。プラスチックの収納BOXにカビシャットと共に保管してあったエクタクローム64は、30年近く前に現像された色調を殆ど失うこともなく当時の機体を記録しており、更にはあの場所で感じた自分の五感までをも呼びさまさせてくれた。
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これら2コマは2本目のエクタクロームより(ロット的に1本目より不良だった...) |
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