2 東洋ラン

1 洋ラン

洋ランはアフリカ、南アメリカ、東南アジアなど熱帯や亜熱帯地方に野生しているランを西洋で美しい花を咲かせるように品種改良して出来たラン科植物である。洋ランの多くは着生ランで樹木の幹や枝、岩などに付着して成長する。着生ランの根は空気中に露出した状態でスコールや夜明けの露から短時間に水分を吸収してすぐに乾燥します。従って鉢植えされた鉢の中がいつもぬれていたのでは性質に合わないので出来るだけ小さい鉢に植えて早く乾く様にする。冬は水をやりすぎると根腐れしやすいので乾燥ぎみにすると良い。 代表的な洋ランはファレノプシス(胡蝶蘭)、カトレア、デンファレ、デンドロビウム、セロジネ、エピデンドラム、シンビジウム、バンダ、パフィオペディルムなど多くの種類がある。

東洋ランは日本、韓国、中国、台湾、東南アジアの一部地域に自生する野生ランのシュンラン (春蘭)、 カンラン(寒蘭)、ホウサイラン(報才蘭)、スルガラン(駿河蘭)、フウラン(風蘭)、フウキラン(富貴蘭)、などがある。これらの東洋ランは洋ランのシンビジウムの仲間である。東洋ランは花だけではなく葉に現れる微妙な模様も葉芸として珍重され、高級感のある瀬戸物鉢と合わせ三位一体として鑑賞される。

3 日本ラン

日本ランはアツモリソウ(敦盛草)、イワチドリ(岩千鳥)、ウチョウラン(羽蝶蘭)、エビネ(海老根)、カキラン(柿蘭)、クマガイソウ(熊谷草)、コクラン、サギソウ(鷺草)、シュスラン、スズムシソウ(鈴虫草)、セッコク(デンドロビウムの仲間、長生蘭)、ネジバナ(,捩花・モジズリ)、オサラン、カヤラン、ガンゼキラン、サイハイラン、シラン(紫蘭)、トキソウ(朱鷺草)、ナゴラン(名護蘭)、ボウラン、ムカデラン、ムギラン、など日本の野生ランである。

ランは洋ラン、東洋ラン、日本ランに分けられているが、厳密には種類によってラップしているランもある。ランはかならずしも○○○○○ランとは呼ばないことが多いので名前を見ても、聞きなれない名前ではランであることがわからないことも多い。また逆にラン科植物でないのに○○○○ランと呼ばれている花もある。                    

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4 ラン科植物で無いランの付く花

スズラン(鈴蘭・ユリ科の宿根草)、クンシラン(君子蘭・ヒガンバナ科の宿根草)、イヌサフラン=コルチカム(ユリ科の球根)、サフラン(アヤメ科の球根)、           ヤブラン(藪蘭・ユリ科の宿根草)、ハラン(葉蘭・ユリ科の宿根草)、ヤナギラン(アカバナ科の多年草)、カイラン(芥藍・アブラナ科の一年草)、ショウキラン(リコリス・ヒガンバナ科の球根)などは花の名前にランとつくがラン科植物ではない。

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ランの家族(ラン科植物)
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