現代仏教学を再生するためのホームページ

大乗仏教の悟りとは如何なる事態を言うのか

大乗仏教の言う真如とは何を意味しているのか

 現代仏教学は、半世紀ほど前から悟り・真如に対する関心を急速に失いつつあるように見える。
 しかし考えてみれば、釈尊成道以来、インド・中国・朝鮮半島・日本の仏教学徒は2,500年もの間、ひたすら悟り・真如の内実を探求し続けたと言っても過言ではないであろう。現代日本の仏教学においてこの関心が急速に衰えてきた原因は定かではないが、社会一般を見れば少なからざる<若者達、及び定年退職後の第二の人生を送りつつある年配者たち>が、この問題に引き続き強い関心を持ち続けていることははっきりしている。しかし彼らが現代仏教学にその解答を求めずに、新宗教またはチベット学僧へと向かっていくケースが、しばしば見受けられるのも事実である。将来、たとえそれが50年後・100年後であったとしても、彼らの多くが再び現代仏教学にその解答を求めるようになることは、大いにありうることであろう。その時、彼らの学問のスタートに多少なりとも資するために、浅学なる筆者がその非才をも省みずに、悟り・真如に関して長年研究してきた諸論文をここに発表することとした。大方のご批判を賜れば幸甚である。


(初心者の方は、下記論文を理解するには、<大心の説法>→<論文要旨>→<論文本文>の順で読めば、決して難解ではなく、容易に理解可能である。)

 尚論文中のサンスクリットはソフトの関係上正しく綴られていないので、注意されたい。正しい綴りは、掲載学術誌または原文に当たられたい。

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法蔵『大乗起信論義記』現代語訳発刊のお知らせ

高野山出版社にて平成24年3月に出版されました。ご興味のある方は、同社(Tel.0736-56-2724 及び同社ホームページ)にご照会ください。


――――――――論文目次――――――――

  1. 「『八千頌般若経』における能所・識別作用の止滅、と空性の意味――空(性)は相資相依のことではない――」(2000/04/01 島村 a と略称)
    大心の説法コーナー その1 大心の説法コーナー その2



  2. 「「初発心時便成正覚」の論理構造と本覚思想――無明はそのままで直ちに明である(無明即明)――」(2000/04/01 島村 b と略称)
    大心の説法コーナー その3



  3. 「唯識思想における真理の意味――三性説は、般若空思想における能所識の止滅、と、真如空の実有を説いたもの――」(2000/04/01 島村 c と略称)
    大心の説法コーナー その4 大心の説法コーナー その5



  4. 「唯識思想成立の根拠と染浄二分の依他性・転依」(2000/04/01 島村 d と略称)
    大心の説法コーナー その6 大心の説法コーナー その7



  5. 「『大乗起信論』における真如の意味」(2004/04/01 島村 e と略称)



  6. 「『釈摩訶衍論』の説く「一行者成正覚=一切衆生成正覚」の意味」(2007/11/4 島村 f と略称)
    大心の説法コーナー その8



  7. 「「無明即明」の論理構造――『釈摩訶衍論』による理解」(2000/04/01 島村 g と略称)
    大心の説法コーナー その9



  8. 「『釈摩訶衍論』の「無念・正念」「雑乱」「微塵で見ず」の意味内容」(2006/11/25 島村 h と略称)
    大心の説法コーナー その10



  9. 「『釈摩訶衍論』における「無明即明」「六無明」「真如についての先行研究」の意味」(2006/11/25 島村 i と略称)
    大心の説法コーナー その11



  10. 「『釈摩訶衍論』に説かれる「不二摩訶衍」の意味」(2000/04/ 島村 j と略称)
    大心の説法コーナー その12



  11. 「『金剛般若経』の般若即非の論理構造」(2000/04/01 島村 k と略称)



  12. 「大乗仏教の発見した真理の内実 ― 一つの公理と四つの真理命題と六つの定理 ― その1,その2」(2004/07/31 島村 l と略称)



  13. 研究ノート その1:声聞・独覚の悟りと大乗の悟り ―『勝鬘経』における記述(2004/06/26島村 m と略称)



  14. 「般若心経の説く空・真如の意味――『八千頌般若経』による解読―― 」(2004/11/04島村 n と略称)



  15. 研究ノート その2:二分依他性と如来蔵 [草稿](2004/12/11島村 o と略称)



  16. 「『五経章』の説く究極の真理(=円教・別教一乗)の内実」(2006/11/25島村 p と略称)



  17. 「大乗の諸経論における<仏が悟った時、一切衆生も同時に悟る>との記述の認識論的理解」(2006/11/25島村 q と略称)



  18. 「如来蔵の意味内容」(2007/4/25島村 r と略称)



  19. 「『釈摩訶衍論』の説く四覚・二真如・二虚空の内実」(2007/11/4 島村 s と略称)



  20. 『釈摩訶衍論』が説く「二種の本法」と「真如門・生滅門」の意味内容(2009/1/12 島村 t と略称)



  21. 『釈摩訶衍論』の説く四覚・二真如・二虚空の内実(2009/1/12 島村 u と略称)



  22. 中国仏教における非情成仏説の真意について(2010/2/28 島村 v と略称、『密教学』種智院大学 第四十四号)



  23. 華嚴遊心 法界記現代語試訳(2009/1/12 島村 w と略称)



  24. 華厳『五教章』における「真如随縁」の意味(2009/1/12 島村 x と略称)



  25. 『妄尽還源観』に説かれる海印三昧と真理の内実(2009/1/12 島村 y と略称)



  26. 『智光明荘厳経』の説く三身説(2009/1/12 島村 z と略称)



  27. 『智光明荘厳経』に説かれる真理の内実(2009/1/12 島村 あ と略称)



  28. 法界無差別論疏現代語訳(2009/1/12 島村 い と略称)



  29. 真如熏習の真意――主として法蔵による理解(2010/2/28 島村 う と略称、『印仏研』第五十八巻第二号および『豊山教学大会紀要』第三十八号に掲載)



  30. 『法華経』「方便品」に説かれる「小善成仏」についての智の理解 ――通大乗からの理解(2010/2/28 島村 え と略称、『密教学』種智院大学 第46号に掲載)



  31. 『釈摩訶衍論』における真如熏習の意味(2010/2/28 島村 お と略称、『智山学報』第五十九輯に掲載)



  32. 「復禮の六難」(眞妄偈)の認識論的解明(2010/11/14 島村 か と略称、『智山学報』第六〇輯に掲載)



  33. 華厳教学における「真如随縁」の意味内容(2010/11/14 島村 き と略称、『善通寺教学振興会紀要』第15号に掲載)



  34. 天台「如来性悪説」の真意――新しい視点からの解明――(2010/11/14 島村 く と略称、『印仏研』2010年印仏研大会発表および『豊山教学大会紀要』第三十九号に掲載)



 尚、研究者がここに掲載した論文を引用するに際しては、学者生命を奪うことになる剽窃から自分自身を守るために、引用論文名、作成者名(島村大心)、論文作成日(本ホームページ作成日または学術誌掲載日)を明記することをお勧めする。

島村大心 <simadaisin@yahoo.co.jp>


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